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建築家の拠点について

ぶっちゃけた話、遠方の建築家に設計を依頼するって、どう思いますか?
ちなみに私が家を建てる場所は兵庫県西宮市ですが、例えば東京を拠点にする建築家に設計を依頼すると、どういったデメリットがあるのでしょう?簡単に思いつくのは、交通費を負担しなくてはいけないことや、現場管理がおろそかになるといったことですが、他にはどんな事を覚悟しなくてはいけないのでしょう?
逆に、そんなことはデメリットになり得ないという力強い意見があれば、ぜひ聞かせてください。具体的な事例を交えて。


専門家の回答

19件

2014年 3月31日
yukihal様

はじめまして。
祐建築設計室の吉田と申します。

遠方の建築家に依頼した時のデメリットですが、やはり交通費の負担や、打ち合わせ、監理が難しいという面があります。建築家によってはこまめに現場に出向きますし、交通費も設計料に含んでいる方もいますので、一概には言えませんが。
メリットについてはそれ程あるとは思いません。しかし、そのデメリットを補って余りある設計能力を持った建築家がいれば、その方にお願いするのも良いのではないでしょうか。

ぜひ、参考にしていただければと思います。
宜しくお願い致します。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
 祐建築設計室 一級建築士事務所
 代表 吉田 祐介
 TEL.FAX:*****
 E-mail:yu.archi*****.com
HP: http://yu-architects.jimdo.com/
 FacebookPage:www.facebook.com/yu.architects
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
矢印
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2014年 3月31日
遠方の建築家に設計を依頼するというのはお客様の立場から考えると不安になるのは当然かと思います。反対に依頼を受ける側も同じでお客様のご要望の期待に添える設計監理、対応ができるか不安を抱えます。要は人と人として信頼関係が保てれる関係になれるかどうかだと思います。お互いに信頼関係を築くのに多少、距離感により対応がおそくなったり、うまく要望が伝わなかったり、不快な思い等あるかもしれませんがあまり距離は関係ないかと思います。近くにいても信頼関係がうまくいかないとご要望の住まい、いい設計もできなくなります。交通費等の負担等は考えられますが負担を互いに軽減するためにメールや電話連絡にて密にコミュニケーションを図り、ポイントごとにお会いして不安事項、検討事項等を解決していけばいいかと思います。受ける側としても交通費を負担してでも依頼してくださるというのは、大変ありがたく、期待に添えるよう一生懸命、コストダウンや設計工夫、業者交渉に力をそそぐ気持ちになるかと思います。弊社もそういった方針ですのでHP等ご覧頂き、ご興味を持って頂ければ幸いです。住まいのご相談等ございましたらお気軽にお声かけください。
矢印
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矢印
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2014年 4月 1日
はじめまして。
東京で活動しております、豊田設計室と申します。

ぶっちゃけた話、ですね。
何でも言えることですが、yukihalさんの思い描くイメージを
汲み取れる建築家に出会えれば、近い方が絶対いいです。

交通費はもちろん、スケジュールの調整や急な時の対応などのことがあります。
とはいえ、私自身、現在有馬温泉でいくつか仕事をしており、それほど問題は
なく進めることが出来ています。
また、一昨年は宮崎で新築の住宅をやっていました。
竣工後もいろいろ対応する必要がありましたが、信頼できる工務店や監督を
しっかりと選んでいたので、問題なく対処できています。

遠い場合は、工務店をしっかりと考えることが重要です。
何社も見積をとって、安い金額の業者にするような方法ではなく
何社も会って話を聞き、信頼できるところが見つかったら、最終の金額に向けた
仕様の決定をする。

そういうやり方で、遠方地はやらせていただいております。
矢印
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2014年 4月 3日
初めまして。TOSAKAの冨永と申します。
現場がどこにあろうとも、依頼があれば仕事をするのが、建築家というものです。
まだ東京では仕事の機会がありませんが(大阪在住)、仕事の受注があれば、都内に事務所を借り、営業したいと考えています。
矢印
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2014年 4月 4日
yukihalさま

はじめまして。
大阪・堺市の『Studio REI』 嶽下と申します。

家づくりの計画、楽しみですね♪

単純に、遠方の建築家の場合、おっしゃる通り交通費の負担や工事監理の頻度などデメリットが多いと思います。昔と違い、E-Mailなどで昼夜問わずにコミュニケーションできる時代とは言え、何か問題が起こった時に、すぐに現場に来れない等、タイムリーに対応してもらいにくいと思います。また、住宅に関して言えば、やはり顔を頻繁に合せて打合せしなければ、伝わるものも伝わらないと考えます。Mailはあくまでも、コミュニケーションツールのひとつです。
これを考えると設計打合せにも、相当の時間を費やします。
せめて片道2時間程度の範囲がお互いにストレスなく進めていけるのではないかと…

設計と工事に相当の期間をとり、必ずお会いするタイミングでなければ物事を進めないという強い意志がなければ、遠方での設計監理は難しいと考えます。


矢印
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2014年 4月 7日
Yukihalさまへ

建築家に依頼する意味について

医者や弁護士のように、建築家がどういうものか一般的に知られていませんので、建築家の依頼人の中には、応々にして建築の専門家を自分の夢の実現のために利用する便利な道具位に思っている方も居られます。

建築家は依頼人の要望を聞き、持てる技量を用いてその実現(使命)のために働きます。
そのためには、最小限度の経費で最高の満足を請け合うために確かな努力をし、そのプロジェクトに参加して働くすべての人たちに最大限の公正な対応をしようとします。
この公正な対応の中に、あなたの求めるメリットがあると思います。

建築家への依頼に躊躇する際は、対象の相手に幾つか質問をぶつけてみて下さい。
その応答の中に、公正な対応のできるひとどうかで、あなたが求める人材か判断できるのでは?

依頼人には、建築家との業務内容について不明な所や不安な部分を質問して確認し、納得して欲しいのです。
相互の信頼関係の中では、諸要件や条件も解決されていくと思います。

くろふね建築研究所 杉原 生広
矢印
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2014年 4月 8日
デメリットもありますが、メリットもあると思います。

デメリットはおっしゃるように、やはり交通費を余分にお願いするようになります。
工事監理に入ると、最低でも週一回分は通うことにはなると思いますので、工事が終るまでの15回から20回の往復は必要かと。
あとは竣工後のお付合いが、近くの方よりも疎遠になりがちでしょうね。

打合せ等は今はインターネット時代で、メールやFacebook、Line等で連絡は密に出来ます。
LibneカメラやFacetimeでもTVカメラでの、現場やりとりも可能です。

メリットは、近くないが為に逆に打合せや工事監理と真剣に向き合うようになります。
そうでないと、見落としで折り返し跳んで行くには...と。
近いから疎かになるというのではありませんが、
いつでも行けるという安心感は確かにありますからね。

それと、地域の違った空気間や風習に囚われない、独創的な発想も生まれる可能性はおおいにありますよ。
そこがデメリットでもあり、メリットでもあります。
矢印
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2014年 4月 8日
yukihal 様


はじめまして、bw-architects(ビーダブリュアーキテクツ)の
岩成と申します。

中には交通費の負担も必要ありません。デメリットはまったくありませんという
方もいらっしゃるかもしれませんが、、、、。
実際の所は、交通費の負担が必要ないのではなく元々の金額に遠距離の交通費が
含まれているということで、近距離のお客様にとっては無駄なコストを支払うということに
なります。言い換えると、遠方の場合は交通費が割り増しになるということは一見すると
支払う金額が多くなるためデメリットと捉えられる方も多くいらっしゃいますがむしろ
コストの透明性という視点で見ればコストの透明性が確保されるためデメリットにはならない
と思います。
あえてデメリットをあげるとすれば肌理の細かいアフターサービスができないことでしょうか。
家は建ててしまえばそれでお終いではなく建ててからの方がお付き合いは長くなりますので
これは大きいかもしれません。
2014年 4月 8日
yukihalさん

新宿で設計監理をしているマックスネット・コンサルタントの片瀬です。

遠方地での依頼では、デメリットが無いと言うと、嘘になります。
距離的ものは、精神的不安感を抱かせます。
遠距離恋愛が難しいのと同じです。

しかし、距離的なものから来る不安感以外は、問題ありません。
メール、Webカメラ等で、なんとかなります。
公共施設、大型施設などの設計監理では、ほとんど、これにを利用します。
TV会議も多いので、慣れてくると、不安感もなくなりますね。

問題は、その人を信頼できるかどうかですよ!
矢印
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矢印
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2014年 4月 8日
交通費を負担しなければいけない会社もあれば設計料に込みという会社もありますので興味のある会社にといわせるのが良いかと思います。弊社は現在長野、静岡、埼玉、千葉、東京、神奈川で住宅を設計していますが特に別途交通費などは頂いていませんし。現場監理がおろそかになったら大変な事なのでちゃんとした会社に頼めば遠くてもしっかりやると思います。お気に入りの会社を複数絞り問い合わせするのが良いかと思います。
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2014年 4月 8日
はじめまして。
オデッセイ オブ イスカの、みぞぶちと申します

私達は東京の神宮外苑(以前は表参道)にある建築の設計事務所ですが、これまで東京近郊以外に、札幌、ニセコ、山形、金沢、つくば、磐田、名古屋、大阪、姫路、岡山、ソウル、ハワイで仕事をしてきました。
こうした経験から述べますと、金額的には確かに少し増えます(完成引渡し時に設計監理報告書を提出し、交通費およびホテル代の実費をいただいています。場所にもよりますが、兵庫であれば40万程度だと思います)
遠隔地へは、現場の調査、役所との打合せ、施主との打合せ、現場監理に入ると墨出し・配筋検査・上棟・構造&設備のチェック・中間検査・仕上(ホテル住まいになる)・最終検査・ダメ工事・竣工引渡しなどで出張いたします。
つまり、工事の重要なポイント毎には毎回必ず現地で確認いたします。が、それ以外は今日おこなった工事内容の写真をメイルで送ってもらい、毎回チェックするようにしています。
このようにすることで、設計監理に支障を来さないようにしています。

設計という仕事は最初の段階で(極端に言えば、設計者の選定段階で)大きく異なってしまいます。3000万円がその倍くらいの価値になることもあれば、どぶにお金を捨てたようになってしまうこともあります。
自分の好みにあった設計者、設計事務所を選べるというのは、ある意味たいへん贅沢なことだと思います。こうしたことができる国はたぶん日本だけではないでしょうか。
(ヨーロッパやアメリカの建築家は設計料が日本よりずっと高いので、普通の住宅は設計しない)

http://www7a.biglobe.ne.jp/~odysseyofiska/
矢印
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2014年 4月 8日
はじめまして、庄司といいます。ご質問の文面に興味を持ちましたので、個人的な意見としてお答えします。(力強い意見ではありません。。。)
 もし自分が頼むことになれば、余程惚れ込まなければ遠方の方は避けるでしょう。
 設計者の立場で言えば、設計や監理の期間は多少遠方でも大きなデメリットにはならないと思っています。むしろ、気になるのはメンテナンスの対応やその後の付き合いになります。
 プロジェクトが進む間はお互い無理をしてもコミュニケーションを取りますが、終わった後はないがしろにする気持ちが決して無くても、進行形のものに比重が大きくなりますから時間的にも物理的にも負担が掛かってきます。
 たまたま近くでやらせて頂いた物件で、1年後に給湯器のトラブルがありました。お風呂に入れないので施主さんもお困りです。連絡頂いたその夜に伺って、問題点を確認しながらメーカーに連絡を取り、施工した工務店とも対処の段取りをやり取りできました。これが離れていると、工務店に連絡を取って様子を聞くだけになってしまうかもしれません。トラブルに遭遇した施主さんはどこに連絡を取れば良いのかから迷われるものです。話を聞きながら対処できただけでも、安心感はあったのではないかと思います。
 また、こうしたトラブルで無くてもその後の相談に乗りやすい面があるのは否めません。
 住まいづくりは、人付き合いのスタートのようなところがあります。密になる事が良しとも限りませんが、末長い住まいづくりの要素として心に留めておいて損はないかと思います。
 と書きましたが正直、信頼もしくは納得さえできるならいくら遠くても良いと思います。
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[退会した専門家]
2014年 4月 9日
やはり、現場から距離があればある程、リスクは高くなると考えられます。
現場と設計事務所が遠方の場合、現場近くの意思疎通のとれるブレーンを確保されていれば問題無いと思います。
私は、遠方で計画を行う場合は、そのようなチーム体制に重点を置いて編成しています。
リスクは、主にコミュニケーションが原因になります
施主/現場/役所/設計のコミュニケーションが、円滑に進められるかでしょうね。
2014年 4月 9日
yukihalさん、はじめまして。

ヨコイツトム建築設計事務所の横井と申します。


お好みの建築家が遠方の場合についてですが、メリットとしてはyukihalさんの好みにぴったりとあった建物が建てられるということですね。またその建築家さんの建物に住んでいるという気持ちでしょうか。


デメリットについては、yukihalさんのお考えの通り交通費がコストを圧迫するかと思います。現場監理についての問題も少しはあるかと思います。

ただ一般的に現場監理と言いますと想像されるのは、現場でどれだけ見ているかというイメージが強いかと思います。
現場に出て監理すること(建物の性能や品質のチェック、図面との相違のチェック)も必要ですが、イメージ通りに建てるために細かい部分の図面での検討や品質管理のための図面のチェックなども行います。
現場に出ていない時でも監理はされております。

間違いがあった時や問題が起きた時に、時間に関係なく現場に来るということが難しいということが現場監理の一番の問題ではないでしょうか。

例えば、クライアントが現場を見学されて違っている部分を発見した時、屋根が完成していない時に雨がどこかから侵入してしまって断熱材が濡れてしまった時など、クライアントの心配事をいち早く解決するため、現場を確認し監督さんとお話して直す指示を出すなどでしょうか。


品質の管理につきましては、工務店さんの質も大きく関わります。
基本的には、地元の工務店さんで建てられることになるかと思います。
工務店さんの選定が、現場監理の質の向上につながります。


個人的には、憧れの建築家さんがいらっしゃって、どうしてもその方にお願いしたいと思うのでしたら是非そちらにお願いされることをおすすめ致します。

ただそこまで熱望するということでなく、こういう感じの空間や建物が好きだということでしたら、地元やその周辺でそのような空間を作っている建築家さんにお話を伺って、yukihalさんと相性が良さそうな建築家さんにご依頼されることをおすすめ致します。
建築家さんとのお付き合いとしましては、ご依頼から完成まで約一年はかかります。長引けば何年もお付き合いすることになりますので、気兼ねなくお話できることが重要になると思います。

yukihalさんの理想とする住宅が、建ちますことをお祈りしております。


ヨコイツトム建築設計事務所  横井 努
矢印
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矢印
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2014年 4月 9日
はじめまして.

大阪で設計活動をしております,水谷です.
どんなことでも,お気軽にご相談して下さい.

経験豊富で,数多くの住まいを手がけております.
大改造!! 劇的ビフォーアフターに「匠」としても,出演(2009年)いたしました.

建築家の拠点ですが,やはり近いにこしたことはありません.
打ち合わせにしても,現場に行くにしても,時間と費用が遠方ではかさみます.

兵庫県西宮市だそうですが,私の住まいは,兵庫県伊丹市で,事務所は大阪市内です.
お近くですので,もし良ければご連絡下さい.


ご連絡お待ちしております.

では,よろしくお願いします.


水谷嘉信

水谷嘉信建築設計事務所

〒532-0011
大阪市淀川区西中島1-9-16、ストロングビル801
TEL:***** 
FAX:*****
miz*****.com
http://www3.ocn.ne.jp/~archm/
http://www.archm.com
矢印
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2014年 4月 9日
僕が施主だったら近くの人を選ぶと思います。

理由は現在は電話があったりネットが充実してますから前より打ち合わせ環境はよくなりましたが、やはり、アナログ人間(笑) 何かあった時に会って話が出来ますので気遣いが減りますね。

ただ、気に入った人がいない場合は、遠くの人を選ぶしかありません。

デメリットについて、工事監理については現場監督などがしっかりしている工務店を選べば問題ないと思います。
矢印
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2014年 4月 9日
yukihal様。
こんにちわ。
*****します。

当事務所は分離発注方式=施主直営工法=オープンシステムで建物創りをしますので
監理のウエイトが高くなりますので、遠方での仕事は難しいと判断しています。
設計は可能ですね。
監理も月2回程度なら可能なのでは(合計10回程度)
当事務所で分離発注の場合は、週に3日は通いますので、難しいです。

頻繁に現場にいきますと、アイデアもいろいろわいてきますし、
現場での手戻りが少なくなりますので安心かと。

施主支給もありですし、当事務所からの発注も多くなりますので、コストダウンにもなります。

ご興味あれば、当事務所のホームページをご覧ください。
よろしくおねがいします。
矢印
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2014年 4月11日
施工会社がしっかりした対応をして、建築家との連携もきちんとできていれば大丈夫だと思いますが、しっかりしていない場合は、ご苦労されると思います。
けっきょく施工会社の対応が悪いとお施主さんが相談する相手は担当した建築家になります。そのときは距離と対応は近い方にくらべると遠い方のほうがやはり不安を感じる場合が多いと思います。かんたんな回答ですみません。
矢印
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2014年 4月12日
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
はっきりと言って、遠いより近い方が良いのは仕方ありません。それは、緊急時に現場や建て主さんの所に行く事が容易ですし、建設地の気候や風土等への理解がそもそも建て主さんと共有出来ているからです。
しかし、私は初めての家づくりが遠隔地であった事もあり、またまちづくり(都市計画)の仕事も行うので、地方の仕事は多く、抵抗もありません。
その場合の良い点とは言わないまでも、遠隔地ならではの特徴として次の様な事があります。(これはまちづくりをする際には当たり前の事として教育されてきました)
1、自分の知らない土地に行く際には、事前にその地気候風土や文脈をきちんと調べる。
2、現地に行く事が限られているので、現地では、五感をフルに活かして現地を調べる。
3、同上の理由で、直接会って話すことを大切にする。建て主さんとの文化や生活が違う前提でその感覚を共有する事に努める、(郷に入っては郷に、的に)
4、現場監理は、通常毎週の定例現場監理が隔週になることも多く、その分、施工会社も事前の準備や計画を大切にする事で、かえって工事工程がスムーズになる事もある。
私の経験としては、前述の通り、大学を出て初めて担当した住宅が、和歌山県新宮市で当時日帰りが出来ませんでしたので、隔週で一人で1泊で現場に行っていましたので、逆に建て主さんとも現場の担当者とも、より親密な関係が出来、今でも連絡を取り合っています。
その後も、岩手県で共同の建替え住宅、福島県で2件の個人住宅、長野や伊豆の別荘、福島でのまちづくりなど、毎年の様に地方の仕事があります。
これらは建築家個人の経験や考え方によって大きく違いのある所だと思いますので、yukihalさんにとっての良い出会いを求めて、東京の建築家に視野を広げる事は、悪くないと思います。
アーキネットデザイン 市川均
E-Mail:*****o-net.ne.jp
矢印
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