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家づくり相談

日当たり

北西角地です。
南側、東側にも隣接して2階建の戸建てが建っております。
南側を庭にし、5メートルほどあけております。
1階の日当たりはほぼないと思いますか?
吹き抜け等をするほうが日当たり確保できるのはわかりますが、予算的にも主人が夜勤勤務もあり音が気になることから吹き抜けは希望しませんでした。
天窓等なら日当たり確保可能だと思いますか?
ご意見頂ければと思います。
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専門家の回答

3件

2019年 2月26日
はじめまして。
南側を5m開けているのでしたら、内部の明るさは採光によって十分に
取れると思いますが、冬季(11月〜4月)は日当たり(日照)は期待で
きないと思います。
明るさ(採光)は光の乱反射によって地盤以外の全方位から入っていま
す。
日当たり(日照=直射日光)は冬季は太陽高度が低い為に、周りの建物
によって遮られてしまいます。
明かすさ(採光)だけを求めるのでしたら問題はないと思いますよ。

天窓等は夏季の家の「温室化」を招きます。
北国並の断熱の無い「吹き抜け」は冬に寒々として辛い思いをします。
また「大きな吹き抜け」は耐震性能を落すことになりますので、しっかり
とした断熱と構造計画の元に取り付けて下さい。

アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣(ワシズ)
矢印
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2019年 2月26日
マイホーム計画様
お疲れ様です、井手内と申します。

陽当りに関して。

建築計画時に出てくる言葉で「南中高度角度」と言う文言があります。
太陽が最も高い時間である「正午」の、水平面からの角度の事です。

当然季節によって変わり、
・夏至 78.4°
・冬至 31.6°
・春分秋分 55.0°
になります。

最も陽射しが欲しい真冬の冬至の日では、31.6°と言う、結構低い高さまでしか、太陽は上がってくれません。
更にこれは一番高い位置ですから、その前後はそれより低いです。

今回、南側の燐家が2階建てと言う事ですので、その屋根面から、31.6°の角度で斜線をイメージされれば、1階に陽射しを入れようと思うと、相当建物をセットバックしなければならない事が、感覚的に掴めるかと思います。
また、冬至に限らず、春分秋分の時期前後まで、直射日光は厳しいかと思います。

前の方が書かれている様に、直射日光では無く、乱反射の光に期待する事になると思います。


もしどうしても直射日光に拘られるのであれば・・・

どうでしょう、私でしたら、
西側に道路があるので、敷地の西側を南北に細長い庭にして、まずは、陽射しが当たり、日向ぼっこが出来る様な、明るい庭にしたいところです。

その場合、1階への陽射しは、記載されている様に、トップライトからでないと、確保出来ないと思っており、例えば、リビングを思い切って北側に配置し、その上部を吹抜けとし、南側のてっぺんから斜めに陽射しが入る様なトップサイドライトを計画するかと思います。


ちなみに、プランを拝見しててちょっと気になった事を一点。
玄関に関するスペースが、パティオも含めて、少しアンバランスに広い印象を受けました。
パティオを、建築範囲内では無く外に出す事で、施工床面積分を、もっと有効に使えるのでは・・・と思いました。

それでは、頑張って下さい。
矢印
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