東京の八王子でビルダーをしています、ヒーロートレーディングの広瀬と申します。輸入住宅の定義とは??大変面白いご質問でしたので、連絡させて頂きました。
弊社の建物もどちらかと言うと輸入建材を多く取り入れております。しかし、その外観は様々であります。
輸入建材を使う関係で、アメリカ、カナダの会社と付き合いがございます。また、弊社のドライウォーラー(室内壁の職人さん)はカナダの方であり、北米の家には精通しております。
彼らの家と日本の家の徹底的な違いを申し上げますと室内壁です。アメリカのドラマでお父さんがローラーで室内壁をペイントしている光景をご覧になった事があると思います。彼らの家の室内壁には色が付いてますよね。あの室内壁です。ドライウォールと言います。
北米の家の90%いや、100%と言っても過言ではないと思いすが、室内壁はドライウォールです。正確には下地処理をドライウォール工法と呼び、その下地の上にペイントまたは、本当の壁紙を貼るのもドライウォールです。気密、耐震、メンテナンス性に優れた室内壁工法です。その色も2000色以上あるので、色を楽しむ文化も日本とは違います。
北米の家にビニールクロスはありません。私の北米の取引先の人が日本に来ると、皮肉を言います。"日本人はビニールを被って生活している"
ビニールクロスを燃やした事ありますか??お暇な時に弊社のホームページをご覧ください。真っ黒な煙を放ち、直ぐに燃えてしまいます。北米の住宅関係者たちは、危険なクロスの家に住む日本人がとても不思議なのです。火災時に直ぐに燃えてしまうビニールが壁と天井に貼ってるのですからそう思うのでしょう。
また、彼らには自分の家は自身でメンテナンスをしてその価値を高める習慣があります。実際に古くてキレイな家は高く売れます。築40年50年なんて築浅物件です。日本とは違いますね。よって自分でも手軽に塗れる室内壁ドライウォールが主流なのです。
まとめますね。
日本で輸入住宅をして販売しているのは、外観のみでなんちゃって輸入住宅です。もし、輸入住宅にご興味があるのでしたら北米の方達の家に対する考え方のように、手軽にメンテナンスが出来て経年と共に美しくなる家をお考えください。ご家族の為にもビニールクロスは使わないでください。
本当の輸入住宅とは、フィートモジュール2×4または2×6工法で且つドライウォールの家です。
弊社ホームページ
http://hti-hero.com/