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家づくり相談

屋根形状について

木造2階建を建築予定です。

屋根の形を三角屋根で厚みがなく薄い見た目を検討してます。(添付画像のような)
いろいろネットを見ると、このようなデザインにすると構造的に雨漏りするとありました。

こういった見た目を雨漏りリスクなく実現も可能なのでしょうか。

また、最近は木造でもキューブ型(陸屋根?)なども多く見かけますが
それと比較した場合はどうなのでしょうか。
よろしくお願いします。




  • 屋根形状について

専門家の回答

6件

2021年 9月 5日
出来ますよ。
でも一般的な納まりでは出来無いので、キチンと詳細図で工事指示出来る事が前提ですし、費用も掛かります。
普通に一般的な工事ばかりを手掛けてる工事業者さんでは出来無いかも知れません、というか嫌がられると思います。
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ユーザーの返答

2021年09月05日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
方法あり実現可能なのですね。
業者選定も考慮する必要があるのですね。

2021年 9月 5日
こんにちは。屋根形状に関する相談を拝見しましtあ。
軒の出が大きい形状よりも軒の出のない形状の方が安価で施工できる、建物形状が外部に現れモダンに見えるということから採用される事例が多いです。半面、懸念されているように雨漏りリスクは高まります。特に庇の出がないから安価に施工できるという理由で採用される場合が多い建売系やローコストハウスメーカーなどの事例で雨漏りの報告例が多いようです。

さて、事例写真のような形状の屋根が雨漏りなく実現できるか?という質問の回答としては「可能です」というお答えになります。軒の出がないため強風時に劇面から逆流した雨水が壁裏に入り込むリスクが高まります。この逆流を防ぎながら通気も促す通気部材を採用し、なおかつ逆流してしまった場合でも壁の中に絶邸に入らないような納まりを採用することで実現しできます。

もう一つ、軒の出が大きな屋根は壁面に対しても雨の影響を軽願する効果がありましたが軒の出がない形状の場合はこの効果がありません。壁面の仕上げ選びも注意が必要です。暴風雨時の壁面からの雨漏りがないような壁面構成納まりとする必要がございます。

現在施工中の「小さくて広い家」は参考写真のような形状です。足場が外れた現場写真をホームページにUPしているのでご覧ください。

当事務所は、快適性や心地よさを第一に考えたバウビオロギー住宅をご提案しています。平面断面プランや造形デザインの検討では敷地周囲の隣家や樹木の影響を考慮した室温シュミレーションや窓換気性能シュミレーションを使って快適な住空間を設計しています。構造材や仕様も住人の健康に配慮した建材を選定しています。

具体的な相談が必要でしたらお気軽にご連絡ください。


HP : https://kanlabono.com/
メール:kanlabo*****.com
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一級建築士事務所 感共ラボの森
代表 森健一郎
TEL:*****
横浜市中区海岸通4-22-302
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ユーザーの返答

2021年09月05日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
リスクはあるが
対策を講じれば実現可能なのですね。

2021年 9月 5日
mizutaさん

初めましてアトリエシーユーの竹石と申します。
大田区の設計事務所です。

ご質問の件ですが、お写真の屋根は都心の狭小住宅ではよく見る形状ですし一般的な納まりだと思います。私もこのようのデザインはします。
しかしながら懸念点はあります。

弊社で委託されるリノベーションのお仕事の中には、内部のリノベーションと合わせて外部改修の相談もいただくことがあります。
その際に雨漏れ跡を発見することがありますが、その多くがこのような軒先ゼロ納まりや陸屋根です。
最近の異常な強い雨、長い雨は、数十年前の設計基準に合わなくなっていることがありますので、一概に悪いということではありませんが、これからは異常気象を意識して設計をしなければならない時代になりました。
最近は軒ゼロのための商材も増え、安全な納まりでこのようなデザインが実現できるようになりましたが、私は二重三重の対策は長くお住まいになっていただく中で安心材料になるのではと考えます。そのような意識を設計者様と共有されると良いかもしれません。

住まい手にとって、デザインはとても大切ですが、長くお住まいになられる中で雨漏れは精神的に辛い問題です。

株式会社アトリエシーユー
竹石 明弘
https://ateliercu.jp
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ユーザーの返答

2021年09月05日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
方法あり実現可能なのですね。
確かに近年の気象状況を考えると
きちんと対策してが必須ですね。

2021年 9月 5日
二重構造で雨漏りしても二重の弁当箱構造でもった雨水を出してしまうデティールを使ってます。全く木造には見えません。
https://sumika.me/p/works/0f887fd32c2c0dc87e5b0a6af54a11b64f20f243
気が向くようでしたらどうぞ!
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2021年09月05日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
方法あり実現可能なのですね。
url詳しく拝見させて頂きます

2021年 9月 6日
はじめまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。雨漏りリスクなく実現する事は不可能です。多くの方が見落としているのは、何れ地震や台風、紫外線劣化によりこの部分に亀裂が入ります。また、この場所はそもそも物理的に風当たりが強くリスクは高いのです。それでもこのようなデザインを採用する事はありますが、それは建て主さんがリスクを承知した上で設計も工事も最善の対処をしているという場合です。またここで忘れてはならない重要な事は、施工後は定期的なメンテナンスが必要である事です。
まとめると、
1、どんな対策をしてもリスクはゼロにはならない事。
2、雨漏りに対してもっとも大切な事はメンテナンスである事。
3、メンテナンスの負担の大小は設計次第なのでそれを新築時にきちんと認識する事。
以上をアドバイスさせていただきます。
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2021年09月06日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
確かに実現方法と合わせて、定期メンテナンスも考える必要があるのですね。
どういったメンテナンスがどの程度のサイクルで必要になるかも重要なんですね。

2021年 9月 6日
こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。
京都を中心に全国で活動している設計事務所です。

画像を拝見しました。
すっきりしていて素敵なデザインですよね!
現実的にも可能な形状ですが、デメリットがあるとすると、外壁から屋根が出ていないので、外壁が汚れやすいというところでしょうか。
ただ、外壁材を工夫すれば解決することなので、設計事務所等とご相談されると良いかと思います。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
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ユーザーの返答

2021年09月06日

mizutaのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。
軒がないと外壁への影響もありますね。
外壁材選定時に考慮したいと思います。

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