建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

新築戸建て平屋

回答 

8件

役にたった回答 

8件

坪単価の値上げについて

 散文失礼致します。

 新築計画中で、基本設計完了前です。
 設計事務所にお世話になっていたのですが、依頼当初からと前月の打ち合わせには坪単価を80万だと言われていて、そのつもりで今まで予算も含めて考えてきました。
ただ、今月の上旬に打ち合わせをしたところ、坪単価100万だと跳ね上げられてしまいました。
あまりの予算オーバーにパニックになりもう喉も通らず眠りにつくこともできません。
 理由を聞くと、ウッドショックやロシアのウクライナ侵攻のせいだと言われました。
しかし前々月の打ち合わせでは、ウッドショックも落ち着いてきたと話されていたばかりなのですが…。

 1ヶ月で坪単価がそんなに上がることがあるんでしょうか。
 私がいろいろと提案していて、設計士はそれが煩わしくなり跳ね上げ、もう契約を終わらせたがっているのでしょうか。

 その20万円は何か内装材、断熱材などのグレードを下げれば取り戻せるのでしょうか。

 1ヶ月でこんなに変わってしまったので、このまま更に計画が進行するとまた予算が跳ね上がりそうで恐ろしいです。怖いです。。今でも既に首が回りません。
 当初の予算と価格が大幅にオーバーした場合は、契約の解除はできますか。また、設計未完了ですが、基本設計料の半分を中間払いとして請求されました。当初の予算額と大分変わる上に中間払いがあるなんて契約書にも書かれていないし、模型も資料も全くないのにそんなに払わないといけないのでしょうか。

専門家の回答

8件

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
坪単価についてはだいぶ前から値上げになっています。むしろ今までは上がらないようにいろいろ工夫しようとされていたのかもしれません。

その20万円は何か内装材、断熱材などのグレードを下げれば取り戻せるのでしょうか。
→これは計画の内容や予算にもよりますよね。
普通に考えれば厳しいと思います。

契約の解除はもちろんできると思いますが、解除する場合、ここまで作業を頼んだ分の設計料の支払いは当然必要です。

ただ、いきなり半分を中間払い、とか、
視力も何もないとか、何だか怪しい雰囲気もありますが…

矢印
この専門家のプロフィールを見る

ユーザーの返答

2022年03月07日

こたのプロフィール写真

迅速な対応ありがとうございます。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
午後1ヶ月で値上がりはありません。ウッドショックは落ち着きました。ウクライナ情勢による値上がりがあるとしたら経路これからです。それにしても坪20万円はありません。

坪単価上昇の発言は他に理由があると想像します。
・当初の仕様からのグレートUP
・打合せがスムーズに進まずやる気がなくなった
・先方の経営状態がよくない
などが考えられます。

坪単価上昇の発言で無条件の即契約解除はできません。そこまでかかった費用を支払いしての契約解除はできます。まずは坪単価を80万に戻す方法を提案してもらうのが第一です。契約書に記載のない金銭を払う必要はありません。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月07日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
他にも不審な点が多々あり、もう心が折れました。

ご回答は為になりました。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
少し情報が少ないので、回答が適切な内容になるか不安ですが。

コロナが流行する前に坪単価80万円だったものは現在では100万円に
なる可能性は十分有ります。私は体験しました。
それまで仕事をしてきて、歩掛を想定して、イメージで80万円程度だろう
と思って設計したものを請け負い先に見積もりを依頼して帰ってきた
ものが正に坪単価100万円でした。

もしも依頼された設計事務所さんが、仕事の量が少なくて、市況を
見誤っていた場合は、今回のようなことが起こるかもしれません。
少々安請け合いだったかもしれません。
しかし設計の行為そのものは適切に行われている訳ですから、
設計事務所の責任までは追及できないでしょう。

そもそも建材の価格が安すぎた感もありますし、コロナ騒ぎが
収束しても以前のような価格までは下がりきらないと思います。
しかし従前どおりのものが2割以上も高騰したままということは
考えにくいです。

素人の方は設計についての理解が、ほぼありません。特に日本では
建築設計について軽く扱われます。
設計契約のときに「成果物」が何なのかを明確に記載しておく必要が
あります。普通は記載します。
支払いについても何に対して、いくら払うという相互の理解が必要です。

素人の方は「形」に拘りますが、設計は「調査」や「検討」が占める
割合が非常に大きいです。敷地の調査や建材の選択など、
プランニングをすることなど、最終的な形になるまでに費やす時間は
設計をやったことがない方には理解できないかもしれません。

この件と似たような事案で裁判が行われました。判決が分かれた事件が
2件あります。東京高裁での判決では、予算オーバーの設計は設計とは
認められないという内容です。しかしこの事件では3500万円以上も
予算を超過していました。
更に大阪地裁での判決では予算オーバーは施主の要望であり、
それまで働いた分は設計者に支払いの義務があると出されました。

やはり契約書の内容が明示されていないので明確に回答できませんが、
お話を伺った限りでは法的にも質問者様が不利になるでしょう。

更に話が前後しますが、市況が落ち着くまで建築工事を待つことを
検討に入れるべきです。設計図を書く事が設計者の仕事なので、
工事価格については責任がありません。請負では有りませんから。
市況が1ヶ月で、ここまで大幅に変わってしまうことは稀でしか
ありません。しかし無いことではないのです。

「資料」というものが何なのか分かりかねますが、模型は必ず作る
ものではないです。契約書に記載があれば作る必要がありますが、
設計料は模型の製作代金ではないのです。
建築設計を勘違いされているように感じます。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月07日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
それは嘘です。5%いないならばまだしも未熟が原因です。事前に融資も5%の予備費を余裕みておくのが常識です。それからいくと通常の25%ハズレで単なるキャリア不足です。何のためにきhp
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月07日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
全くそう思います。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
今私が設計して工務店に見積もってもらってる住宅ですが、昨年10月の見積り時に「ウッドショックが落ち着いて待てば値が下がる」と話があったので、待ちましたが結局は下がらず、合板、鉄、型枠等の値が上がり、見積り額が上がってしまいました。
この4月から色んな物の値が上がりますからご注意下さい。
参考まで。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月07日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございました。
最後のアドバイスはとても為になりました。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
建築費については、この1ヶ月ではありませんが、昨年の初頭から比べると確かに全体的に2割ほど増して来ています。ウッドショックは落ち着きましたが、落ち着いた=値上がりが落ち着いたの意で、価格は高止まりしています。
またこの4月からは、建材から食料品に至るまで物資全般の大幅値上げが予定されています。
むしろ坪80万という当初の見込みが甘かったのであり、坪100万というコスト感が法外だとは思いません。
基本設計段階ということですので、そもそも細かい仕様を決めた上での価格ではないと思います。ですので、この段階で仕様を下げてもあまり意味がありません。規模を2割縮小するのが有効な減額手段だと思います。
また、設計未完了で基本設計料の半分というのは取り決めがないのであれば、つっぱねて良いと思います。

ただ、上記のような状況は皆同様に経験しており、その中でもなんとか乗り切るケースと瓦解するケースに分かれますね。
現在の状況は社会状況の反映なので、設計者を変えても全体的なコスト感はあまり変わらないと思いますが、設計者さんとの信頼関係が崩れているならこのまま継続するのはかなり苦痛だと思います。
信頼関係が崩れたことを理由に契約解除は可能ですが、通常は契約解除の際にはそこまで従事した分の報酬が必要になります。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月08日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
ご回答を読んだことで、冷静に判断することができそうです。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 6日
基本設計の段階で坪単価を云々しても、あまり意味がありません。設計事務所が坪単価を算出できるわけではなく、施工会社に見積もりを依頼しないと話は進みません。建築の見積もりは時価みたいなところがあって、社会情勢や施工会社の状況によっても変わってきます。基本設計を基に概算見積もりを複数の施工会社にお願いされて、その結果やはり坪単価が100万円を超えるのかどうかを確認されてから、方針を検討されるのが良いと思います。概算見積もりを徴収するのに設計事務所が抵抗する場合は、その事務所はちょっと問題かもしれません。特定の工務店と繋がっている可能性もあります。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月08日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
自分達の知識の無さが招いたことでもあると反省しています。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 3月 7日
はじめまして、アーキネットッデザインLLC代表の市川均と申します。こた様、これをご覧のこれから家を建てようとする方に誤解があってはならないと思い、回答します。
確かに設計業務は委託業務でありますので、工事費に対する直接的な責任はないかもしれません。ましてや建築士は魔法を使えるわけではないですので、建設費を理由もなく安くすることはできません。ただし、コストをマネジメントすることは委託業務に含まれるものだと思います。弊社では、昨年来のウッドショックも30坪の家で100万円以内のコストアップで乗り切りました。確かに木材費はまだ高止まり傾向ですが、弊社であれば坪80万円の設計提案はできます。ただし、それができない建築士が多いのもまた事実のようです。
今の建築士さんは、コストマネジメントには長けていないように思いますので、解約し、別の建築士に再度依頼することをお勧めします。実は、弊社では同様のケースで委託されたことが2度あります。ハウスメーカからの乗り換えられたケースも数件あります。残念ですが、このうようなケースは稀ではありませんので、ぜひ心折れずに頑張ってください。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト

ユーザーの返答

2022年03月08日

こたのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
励ましの言葉をバネにして頑張ります。

この家づくり相談「坪単価の値上げについて」をfacebookでシェアする

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

同じカテゴリーの他の相談

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら