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新築戸建て耐震補強

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住宅性能評価

新築で国の住宅性能評価を受ける予定です。建築のいくつかの段階に分けて、第三者機関が現場で検査した上で評価書が発行されるため、品質に一定の安心感があり、別途インスペクションを入れなくても施工不良なども防げるという理解で正しいのでしょうか?
住宅性能評価制度の実際が分からないので教えてください。よろしくお願いいたします。



専門家の回答

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星マーク
相談者が役に立った
2024年11月30日
回答者がいないようなので・・・

住宅性能評価を受ける予定であれば、
まずは、工事予定先の工務店・建築会社にお聞きになるのが良いでしょう。
ご希望の性能評価を行ってくれるところを見つけて、まずは話を聞いてみては。

住宅性能評価は『設計住宅性能評価』と『建設住宅性能評価』の2種類がありますね。
これらの単語で調べると良いでしょう。

建築工事中の検査は、『建設~』に含まれます。
性能が確保されているかという視点で確認します。
施工不良があるかどうかは、検査項目については、この視点で見つけることは
可能ですが、
それ以外の箇所などはくまなく見るわけではありません。
性能についての一定の品質を確保する、という意味合いです。

『インスペクションを入れなくても施工不要は防げるか?』
インスペクションとは正確には、どのようなことを差してますか?
おおまかなイメージで話をされても、
ここではおおまかにしか答えられません。
(打合せでのやりとりとは異なるのです)

ホームインスペクションの中で、
新築時に行うインスペクションがありますね。
不良個所を見つける視点で行うようで、検査項目は
専用の会社にお尋ね頂くのが確実です。

インスペクションでの検査で不具合を発見した場合、
それを是正してほしいと、工事を行った工務店(建築会社)にお願いした場合、
基本的には是正してくれますが
(そうしないと引き渡しを受けない、最終金を払わない、とお客様は言うので)
第三者が入るということを予め(工事請負契約前に)
了解をもらうようにしましょう。
工事完了間際になって、第三者を入れて、是正の指摘をするのは
トラブルになる場合が多いです。
(どんな仕事もそうですが、あとから入ったヒトから指摘されて
直しを命じられると、たとえそれが正しいことであっても
気分を害されるものです。言い方に気を付けたり、工事のタイミングもあり、
簡単に直せる話でない場合もあります。なぜ工事中に見に来ない、と言われる。
工事する側も人間です。
気持ちよく工事をしてもらうことが、施工不良を防ぐことにも繋がります)

住宅性能評価もインスペクションも任意です。
逆にいうと是正についての強制力は工事側と予め取り決めをしていないと
是正してくれません。(是正の義務は無い)

では施工不良を防ぐにはどうすれば?
建築士はそのためにいます。設計から工事・施工監理まで行うが建築士です。

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ユーザーの返答

2024年12月04日

北風小僧のプロフィール写真

回答ありがとうございます。たくさんの人の手を借りて出来上がるので、施主としてどのように対策するのがいいのかわからずお聞きしました。建築士の先生が施工管理まできちんとして下さるものなんですね。そういう事はハウスメーカーはしないので、やはり建築士の方に頼む安心感があると思いました。大変参考になりました。ありがとうございます。

星マーク
相談者が役に立った
2024年12月 2日
補足として
 住宅性能評価は品確法に基づくもので、等級1が最低限の品質で建築確認のレベルに相当します。品質が良くなれば数は増えていきます。断熱等級のように将来、品質向上とともに数が増えるためです。基本的に、書類作成が複雑なため一般の工務店、設計事務所は住宅性能評価を行いません。主にシステム化された、大企業のHMが主体です。

 設計性能評価と建設評性能価は一対のようなものです。建設性能評価だけで審査することはできません。設計性能評価の審査を合格したもののみ建設性能評価を受けることができます。設計性能評価だけも可能です。建設性能評価は設計性能評価に基づき現場で検査します。3階の建物の場合、認証を除き4回検査を行います。検査で設計性能評価の図書と違っていれば、是正するか変更申請をしなければ合格になりません。また、基礎のようにコンクリートが打設された後の検査は無効となり、建設性能評価は不合格となります。

 現場で図面通りに施工されているかの確認は、瑕疵担保保険でも行いますが、担当者によりいい加減な場合もあります。建設性能評価は品確法に基づき、性能評価員が行うので、厳格な現場検査となります。よくある指摘事項は、現場での書類不備、図面との不整合です。たまに下屋(外接床)に断熱が施工されていない場合もあります。

 施主によって、建設性能評価の他、インスペクションも行われる場合がありますが、インスペクションまで行う必要もないかと思います。一般的にHMのデザインはそれほどでもありませんが、部品が工場で生産されるため、部材の品質は保証されていると思います。
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ユーザーの返答

2024年12月04日

北風小僧のプロフィール写真

回答ありがとうございます。制度の運用実態や、設計事務所等では行わないことなど、知りませんでした。施工に関して、施主としてやるべきことがあるかをいろいろ調べていたなかで質問させていただきました。大変勉強になりました。ご教示ありがとうございました。

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