柱の数ですか...
違いますね。
木造の場合の工法には、よく聞く「在来工法」ってのが一般的ですね。
他にも「ラーメン構造」の大断面集成材を使った木造もあります。
とても高価で、よほどの理由が無ければ、わざわざ木造でラーメンに
するよりは鉄骨(重量鉄骨)でラーメンにした方が安上がりです。
今申し上げたように構造に使う材料と言うよりも「工法」で変わりますよ。
もちろん在来工法で使う「間柱」まで入れたら、そりゃ木造の在来工法が
柱の数チャンピョンですが。専門的な話になるので、こんなところで
本気で答えていると私の方が変人扱いされそうですが(笑)
ちなみに軽量鉄骨造ですけど、口の悪い私が本音で言えば、ろくなもんじゃ
ないです。鉄も薄く防錆の点からもHMの規格ものでしか使われなくなりました。鉄骨造には、ブレース構造とラーメン構造とトラス構造というものがあります。
ブレース構造は木造の筋違みたいなものです。圧縮の力には耐えられないので
ばってんに入れて引っ張りに耐えるように配置します。軽量鉄骨造は普通は
ブレース構造で作ります。従って重量鉄骨を用いたラーメン構造のように
柱の間隔(スパン)を大きく採る事は出来ません。在来工法のように
バランスよくブレースを配置しなければなりません。
大手のHMのいう「ボックスラーメン」とかってのは商標です。ラーメン構造では
ありますが、柱と梁の接合は溶接のみで行います。高力ボルトと溶接を用いた
接合に比べれば弱いと言わざるを得ません。従って重量鉄骨の経済スパンと
呼ばれる6m~8mの柱間隔など出来るはずも無く、主だった柱の間にも
壁を作る為の軽量鉄骨が沢山入ります。木造の在来工法とビックリするほど
変わりが無いだけ柱が入りますよ。
そんな訳で、何をお知りになりたかったのか、あまり理解できていない
のでこの程度の情報しかお答えできませんが。
早い話が「壁の長さに比例して柱は必要になる」ってことでしょうか。
RC造だけですね。ラーメンで作れば他に柱が要らないのは。
壁式ならゼロですから、これがチャンピョンで決定です!!