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住宅性能表示制度利用について

お世話になります。
現在設計士と基本設計中です。今日の打ち合わせで、住宅性能表示制度を利用したい旨を伝えました。実は1ヶ月前にも同じ旨を伝えたところ、そのことについては後日調べてまた連絡する、ということで終わっていました。
で、1ヶ月たっても返事がなかったので今日再度聞いた所、これを利用すると、私は使ったことがないので外部発注することになる、と言われました。
そうなると外部への料金も発生し、私自身にも設計料が別途発生する、と言われてました。
この制度を利用することで外部?にお金が発生するのはしょうがいないと思いますが、また設計士さんにお金が発生するのがよくわかりません。。
聞いたところ、普通の業務と違ってこの制度用に書類を何枚も書かなきゃいけなくなるから、という返答でした。そりゃそうでしょうけど、この制度もこの設計士さんの目的もいい家を建てること、だろうから、なんで別料金発生するのかあまり納得いっていません。。
私がこの制度を利用したいのは第三者機関へお願いすることによるさらなる安心です。保険と似ているかもしれません。
で、とにかく外部と当設計士さんの2個の見積もりをお願いしました。
ですが、現在この設計士さんには管理も含め400万の設計料の契約済みです。(建物外溝諸々全部合計2500予定)
この他にこの制度のメリットデメリット等説明も聞きたかったのに聞けずじまいにおわってしまいました。
出来れば、この制度を何故使わないのか、自分の趣旨に合わないなら合わない理由を聞きたかったし、この制度がよくないと思っているならそれを述べるべきではないでしょうか。。
皆様どう思われますでしょうか。ご教授お願いします。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

3件

2013年 5月 7日
 りえ様
 拝啓
 現在一級建築士制度以外にCPD制度というのがございます。新しい技術を習得した内容を登録し技術力を持つ建築家か否かを知ることができます。単純にこのようなキャリアを持たない建築家なのだと思います。
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22362
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22361
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22360
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22038
http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22039

 一級建築士免許以外に新技術を習得した建築家は多くの登録ライセンスを所有しています。

 耐震改修は現行法の1.5倍の強度確保を国が進めています。東北沖地震以後、国が定めた法律は既に現在不充分の域と認識を国家が持っている状況です。弊社におきましては自主規制で建築基準法以上(住宅性能表示制度以上)を前々からおこなって親族の安全性を高い基準でキープしています。
 工場と兼2世帯用住宅は2時間耐火(ビル並み)や断熱性はログハウス1m分で4スター建材もみとめないノンケミカル住宅=漆喰の家。このような高スペックの住居を手に入れるため、建設費有効利用の実施の為、建築家への設計料の件につきましては、工務店なしの分離発注方式をとったり、また弊社が業者専門卸屋をご紹介し直接購入する。それにより設備や什器が40%以下ぐらいで仕入れ現物支給することができます。質を落とさずに工事費をトータル的に押さえることができます。それによりお金の使いでを向上させ高スペックの家つくりを実践しています。つまり根拠の無い減額は質の低下につながります。安くなっても質的に高いものを買わされては本末転倒に至ってしまいます。根拠のある減額以外に信頼性はありません。
 弊社はすべて3D図面なので普通の図面による打ち合わせよりとっても解りやすいです。その場で角度をかえて確かめられるから特に女性の方には納得のいく家造りの為の打ち合わせをおこなっています。図面が読めなくて解らないまま工事が進んで、なんだこうだったのとがっかりする事がありません。実際の敷地の東経北緯をコンピューターにいれ南側側の家ばかりでなく隣接地の建物ボリュームを入れそれぞれの日影影響を反映し、実際の四季折々の日差しをしらべ、確保可能なベスト環境案を探索シュミレーション設計しお客様にビジュアル化して解りやすい説明で家の設計をしています。環境状況や図面や模型では解らないものを3Dビジュアルでプレゼンテーションをしています。出来上がるものとのギャップを生じさせません。

 住宅性能表示制度は品格法の延長でそれぼど難しいレベルの仕事内容ではありません。また気になるのが設計料です。工事費の16%にあたります。計画は高度な構造設計を要するRC造もしくは鉄骨造でしょうか。木造では10〜12(有名な作家)%が普通です。もしくはコンストラクションマネージメント=分離発注方式を取られ特殊な設計契約をしているのでしょうか?なにかしら理由が他にありますでしょうか。

 基本的に住宅性能表示制度程度でつまずく程度の建築家はその他の部門でも技術力が不足していると判断するのが妥当性が高いと思います。構造的にも昔からやってきた古いやり方で進めているのではと懸念が残ります。

 どうしても心配が残るようでしたら、以下メールアドレスにご連絡くださいませ。
 それではりえ様御機嫌よう!
      敬具
       佐山慎英
[FUTURE STUDIO:渋谷アトリエ]
〒150-0011東京都渋谷区東4-4-6 THE SCAPE R
APEC Architect 佐山慎英 + FUTURE STUDIO (特殊設計部門)
(佐山慎英:さやま のりひで:同じ読みで本名は佐山憲秀)
mobile-1 :*****(for Soft Bank)
mobile-2 :*****(for AU)
fax :*****
phone:*****
from*****om
MAP http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/221
 
 
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2013年 5月 7日
りえさん

高田馬場せ設計事務所を主宰しているマックスネット・コンサルタントの片瀬です。

りえさんが、欲しているのは、第三者チェックではないでしょうか。

住宅性能評価とは、分譲マンションなどの、住宅を商品として考えた
場合の各機能のランクを示すものです。
構造・火災・劣化・維持管理・熱環境・空気環境・バリアフリー・防犯に
関する評価を数値化したものです。

建築設計は、それだけ満足すれば、問題ない訳ではありません。
その他の各部の設計や、納まりに至るまで、全てにおいてチェック
しなければなりません。

その意味で、第三者チェックがあるのですが、非常にばかげたシステムです。
建築設計とは、正解がないものの組み合わせです。
指摘しようとすれば、全てにおいて指摘できます。
時間とコストの単なる浪費になると思いますよ。

一度、信頼して設計契約したのですから、最後まで信じることが大事だと
思いますが、信用できないのであれば、設計解約すべきでしょうね。

極端な話ではなく、それほどばかげたチェックがはいりますよ。
チェックするのは、仕事が無い事務所か若手が大半です。
正解が無い設計において、何でも指摘できますよ。若手でもね。

熟慮して進めることを願います。

土地探しからの注文住宅を建築家と建てる:http://www.maxnet-g.co.jp/
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ユーザーの返答

2013年05月07日

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おっしゃるとおりです。
この制度がどんな実態であるかは、サブ要素です。
とにかくこの設計士がどういう考えなのかが聞きたかったのです。
素人がネットでこの制度について検索すれば、ある程度は出てきます。ただ、私が知りたかったのはネットでの制度把握ではなく、あなたはこの制度をどう捉えていますか?と、きいていたんです。なのに、制度はよくしらない。労力がかかる、お金が2重だけの回答では、あまりにもずさんで。。
信用したいのに、信頼できなくて辛い状況です。お察しいただき、助かります。
おっしゃるように、この制度が実際は、天下りや関係者によるずさんチェック体制も否めない現状があるようです。ただ、当設計士がどう捉え、どう対応していくつもりがあるのか意向を聞いていたんですが、どうもあまり伝わらず、残念でしかたありません。で、他の設計士さんはどう捉えているのか、それぞれお考えを聞いてみようと質問させていただきました。ご回答くださり、深く感謝申し上げます。

星マーク
相談者が役に立った
2013年 5月 8日
はじめまして、アーキネットデザインの市川均と申します。
私は以前、補助金を得る必要の為、性能表示を取得した経験があります。確かに手続き上の書類はたくさん必要になります。しかし、りえさんのおっしゃるように、建築家が建て主さんと建物の性能について話し合う際の目安にするのには役立ちます。ですので、私の事務所では、性能表示の内容を『住宅性能チェックリスト』として簡単にまとめ、建て主さんへの説明資料にしています。これにより、私は耐震等級は1、5くらいにしたい、とか、省エネ等級は4くらいにしたいとか、実際にも申請はしないのですが、建て主さんが家に対して何を求めているのかを、知る為の手段として活用しています。特に、耐震等級に対しては、耐震以外にも、偏心率という建物のバランスが大切ですよとか、柔構造として接合部が大切ですよとか、耐久性の為にはこの金物は良くないですよとか、私の考えを説明するきっかけに利用しています。つまりこの制度だけで建物を判断するのではなく、これをきっかけとして、丈夫で、安全で、安心な建物のあり方を建築家が建て主さんに説明することこそが大切だと思います。
いろいろコメントを見させていただくと、大分不安が募っておられるようですね、このままでは不信感が募る一方のようにも感じられます。一度リセットすることも視野に入れても良いのかもしれませんね。
少しでも参考になれば幸いです。
アーキネットデザイン 市川均
E-Mail:*****o-net.ne.jp
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ユーザーの返答

2013年05月08日

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市川様 忙しいのに貴重なご自身のご体験をお話いただき深く感謝致します。
そうですね。きっかけになるといいですね。お互い良い家を造るいいツールとしてお互いの距離が近くなるよう目指す目標歩調合わせてすすめるきっかけなることを望みます。
市川様のおかげでそういう風に話をもってってみようかな、と明るい安堵がちょと見えてきました。
大変素晴らしい対応されているんですね。私の設計士さんもそんな感じになれるよう今回の良い機会をいただいたんでやってみます!!
本当有難うございます!!

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