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新築戸建て耐震補強

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6件

構造について

いつも皆様の回答でお勉強させていただいております。

この度新築を検討して居て、工法、構造についてわからないことが多々ありましたので質問させてください。

地震の際、形を保ってくれる家
火事の際、逃げる時間を作ってくれる家
防犯の面で、安心できる家


これが理想です。

在来工法ではなかなかどれも難しいような印象を受けましたが、コスト面から在来工法を検討もしております。
工務店でSE工法や2×4などもお話を聞いたのですが、そもそもコストを気にしなかった場合どの工法が一番良いのか教えていただきたいです。

よろしくお願いいたします。

専門家の回答

8件

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 3日
①構造計算により、構造基準の何倍か(1倍以上)の検討
 但し、自然が相手なので想定外のこともあります。

②火災対策には、防火構造、準耐火構造などが、あります。その場合、通常、地域によ り決まりますが、木造住宅の場合の質問に回答すすならば準耐火構造とするのが良  さそうです。

③考えられるところでは、開口部サッシを防犯ガラスにする、外構で、塀を高くしない、 防犯用の照明、カメラの設置、警備会社との契約などがあります。さらに、近所との 連携もありではないかと思います。

以上ですが、詳細の質問については、メッセージ下さい。
鶴崎より

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ユーザーの返答

2017年09月03日

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ありがとうございます!参考にさせていただきます。

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 3日
地震や風力などに対応するため構造計算を全棟すべきですが、現在木造の住宅にはその義務がありません。全棟構造計算をしているのはSE構法ですが、在来でも2×4でも構造計算すればいいだけですので、優位性はないかと思います。ただし、SE構法の基礎は、鉄骨造の旭化成と同様な地中梁基礎など通常の木造構法よりより強固な作りとなっています。SE構法は基礎まで構造計算しているためです。なにせ阪神淡路大震災の教訓から生まれた工法ですから。
ただし、在来や2×4でも同様な仕様にすることはできます。間取りに制限をうけますが。どの工法でもご希望の建物を作るのは、比較的容易だと思います。より低価格で実現させようとするなら在来工法です。次に2×4、そしてSE構法になります。ただし、耐震だけでなく最近は制振ダンパーを装着している住宅も増えてます。効果もはっきり出ていますので、そちらもご検討ください。

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ユーザーの返答

2017年09月03日

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ありがとうございます!すごく勉強になりました。

2017年 9月 3日
はに様

先程の質問にも回答しました関口です。

ご質問にあります地震・火事・防犯についても
どの工法でも可能ですが,それぞれにメリット・デメリットがあります。

個人的な連絡先や詳細などお話するのに、
以下弊所アドレスまではに様のご連絡先ご連絡いただけますでしょうか。

*****.com

よろしくお願いいたします。

関口
——————————————————————
関口太樹+知子建築設計事務所
〒530-0035 大阪府大阪市北区同心1-8-25-401
Tel ***** Fax *****
Mail *****.com
URL www.hts-a.com
——————————————————————
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ユーザーの返答

2017年09月03日

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メッセージ送らせていただきました!ありがとうございます!

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 3日
コストを気にしなければ鉄筋コンクリート造が一番良いです。
次が重量鉄骨造ですね。木造でも「しっかりした家」は作れます。
火災が起きて避難するまでの時間を稼げれば良いように、
設計すれば良いだけです。地震や突風、竜巻なども、在来工法
でも耐えるように作る事は出来ます。

どのような工法でも開口部や建物の形状に影響されますから、
それを無視しては作ることが出来ません。これは防犯についても
同じことが言えます。
建築、それも住宅のような用途のものの場合、堅牢なだけでは
満足な建築には、なりません。「住みやすさ」も大切だからです。
人によっては、堅牢だったりすることよりも、そちらを重視する
方も多くいらっしゃいます。

2×4工法のような「面材」を多用してしまうと、箱鳴りして、
家の中が、うるさいと感じる方もいます。湿気の問題も有ります。
エンジニアリングウッドの強度についても、まだまだ疑問視する
方も多いです。出始めの頃は接着強度は木材の繊維よりも強いという
触れ込みでしたが、剥がれてしまったものを多く見たことがあります。

昔からの土壁の工法や筋違を使わない「貫」を使った工法でも
十分に堅牢であることを研究チームが実証しています。
はにさんが質問された、3点については、「計画」をしっかり立てる、
検討するという設計の基本に由来する部分が圧倒的です。

良い出会いこそが、それらの不安を取り除いてくれるということでしょうね。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com
054-206-4343
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ユーザーの返答

2017年09月03日

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ありがとうございます。たしかに、いい出会いで納得のいく形をご提案いただけるのが一番安心です。住みやすさや箱鳴など、すごく参考になりました。ありがとうございます!

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 3日
初めまして、愛知県で木造住宅の意匠設計と構造設計の両方を手掛けています
吉村紳 一級建築士事務所の吉村 紳と申します。
在来軸組工法であっても、2×4であっても、SE工法であっても目標とする構造強度は可能です。もちろんSE工法は間口方向にも大開口をとれるメリットはありますが、一般的な住宅であれば在来工法でも耐震性に劣ることはありません。
耐震等級1、耐震等級2、耐震等級3のいずれかの等級を目標にするかによって耐震性は変わってきます。
耐震等級1
数100年に一度発生する地震(震度6~7程度)に対して倒壊・崩壊せず
数10年に一度発生する地震(震度5強程度)に対して損傷しない程度
耐震等級2
数100年に一度発生する地震の1.25倍の地震力に対して倒壊・崩壊せず
数10年に一度発生する地震の1.25倍の地震に対して損傷しない程度
耐震等級3
数100年に一度発生する地震の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊せず
数10年に一度発生する地震の1.5倍の地震に対して損傷しない程度
以上のように耐震性の違いがあります。

当事務所では通常行うことのない木造2階建ての住宅でも自社で手掛けている物件は全て構造計算により安全の確認を行っています。
最低でも耐震等級は2でやっており、できるだけ耐震等級3を目指しています。
耐震等級が上がることによるコストアップは家全体で考えればそれほど大きなコストアップにはつながりません、せいぜい上がっても数十万円程度です。但しプランの制約は出てきますので、間取り・デザイン・使い勝手等含めてトータルで構造の検討をする必要はあります。
使用材料に関しても杉・桧・米松などの製材や集成材などどのような材料であっても構造計算により強度確認をいたしますので、在来工法だから弱いということはありません。制震ダンバーや接合金物、仕口の金物工法など大手ハウスメーカにしかできないということはありません。全て構造計算により大手ハウスメーカーと同等もしくはそれ以上の性能にすることも可能です。

耐火性、防犯性に関しては構造というよりも間取りやデザインなどプランニングや内・外装の仕様によって変わりますので、この辺りはコストに大きく影響してきます。

=***=***=***=***=***=***=***=
建築設計・監理
吉村紳 一級建築士事務所
愛知県津島市橘町2丁目68番の2
TEL:0567-55-7728
FAX:0567-55-7738
e-mail:shin-arch*****lpha-web.ne.jp
URL:http://www.shin-architect.com
=***=***=***=***=***=***=***=
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ユーザーの返答

2017年09月04日

はにのプロフィール写真

耐震について詳しく教えてくださり、ありがとうございました!
在来工法でもSE工法と同じくらい強い構造をつくることができるのですね!
調べていてもその意見はなかったのでとても参考になりました!
ありがとうございます!

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 3日
はにさん

日本は数十年に一度震度6程度の地震が起こる地域が多く、
大きな地震があっても簡単に崩壊しない構造を試行錯誤して作り出しました。
それが「伝統工法」と言われる木造の構造です。

これは貫という部材を使います。
はしご状に組み合わせた柱と貫は簡単に倒壊しません。
というか倒壊させるのがかなり大変です。

通し貫を使った家づくりをHPでも公開しています
http://www.syotaku.jp/kigumi/

伝統工法は身近にある素材で作る技術なので壁は粘土を使っていました。
土壁という古民家の壁と同じものです。
粘土を使った土壁は震度5程度の地震でひび割れしやすく。
震度7だと土壁がはがれてきます。

壁がはがれるのも防ぐには土壁の代わりに構造合板など耐力面材を使います。
貫などにビス止めして構造に強い木造をつくます。
こういう構造を構造計算により検証して設計をまとめて
工事に使う設計図を作ります。

構造計算や設計図の作成に費用が掛かりますが地震には強い木造が造れます。

火災時の逃げる時間
現在新築に建っている建物であれば建物は逃げる時間を確保できています。
部屋から外に逃げる通路を守るにはドアを無垢の板の扉とするのが効果的です。
ただし、受託火災で亡くなる原因は火災時の煙による窒息が一番多いです。
この煙を防ぐにはドアの気密性能を上げるため工夫が必要です。

防犯対策
防犯対策はシャッターと面格子を効果的に使うのが一番効果高いいです。
防犯ガラスも焼き破り被害が増えているので万全とは言えません。
センサー付きのライトで不審者の侵入を防ぐのと防犯カメラの設置も効果あります。

以上急いで書いてますが参考になれば幸いです。

一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB: http://www.syotaku.jp/
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ユーザーの返答

2017年09月04日

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ありがとうございます!
伝統工法とても気になっておりました。木造に関して心配なこともありましたので、検討させていただきます。
とても参考になりました!

星マーク
相談者が役に立った
2017年 9月 4日
壁式鉄筋コンクリート住宅を強くおススメいたします。
災害に対する実績の面で、木造住宅はもちろん、鉄骨住宅をも圧倒します。
価格帯は木造住宅と同価格帯で施工可能です。
詳しくは当社のHPや、壁式鉄筋コンクリート住宅について解説している動画があるので、そちらを閲覧下さい。

ご来社頂ければ、詳しく説明させていただく事も可能です。
ご予約下さい。

株式会社RC design studio
富山市婦中町下条5519-1

HPをご覧ください
http://rc-ds.jp

ユーチューブ動画
http://rc-ds.jp/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%96/


矢印
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2017年09月04日

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動画すべて拝見させていただきました。とても参考になります。
資料請求させていただきます!
よろしくお願いいたします。

2017年 9月 5日
はに様
別の質問にも回答させて頂きました、HAKの秋田です。
地震、火事、防犯には、どの工法も対応可能と考えます。
強いて、コストを気にしない場合は、やはりRC造をお勧めします。
弊社は、全てに対応可能です。
因みに、富山市石坂の竣工物件は、RC造です。
神奈川県在住で、時間が、合えばお越し頂けるとのこと、ありがとうございます。
土日も対応できますので、お気軽に連絡のほど、宜しくお願い申し上げます。
HAK 秋田
O44-888-4447
*****
*****eb.com
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