建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

木造3階建て

ご意見をお聞かせ願います。
東京都江戸川区にて親を呼んでの二世帯住宅を考えています。
3階建ての屋上ありで考えているのですが、工務店で木造で建てても
大きな地震が何回かきても(余震とか)大丈夫なものなんでしょうか?
なんとなく工務店では木造の2階建てというイメージがあり、
ハウスメーカーの軽量鉄骨と安全面で不安があるような気がします。
また、メンテナンスをしていても20年ぐらいで建て替えないといけないような気がして悩んでおります。
宜しく御願い致します。

専門家の回答

10件

2017年10月 2日
設計施工も出来る、3階建てでも問題の無い、技術のしっかりした工務店さん、江戸川区近辺だといくつかありますよ(あくまでもローコストではないので、ご了承下さい)。

・田中工務店(西小岩)
https://www.tanaka-kinoie.co.jp
・中野工務店(市川)
http://www.nakano-komuten.co.jp
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2017年10月 2日
くま様

はじめまして。
祐建築設計室の吉田と申します。

基本的にはハウスメーカーだろうと工務店だろうと耐震の面では変わりません。
木造の3階建ては構造計算が必須になりますので、計算の数値を良くすればそれだけ構造が強くなります。
木造の3階建ては都内では一般的ですので、しっかり計画をすれば耐震の問題はありませんが、どうしても不安というのであれば、軽量鉄骨ではなく重量鉄骨造、鉄筋コンクリート造をお勧めします。

江戸川区では、三世帯住宅の木造3階建てを計画したことがありますので、なにかありましたらお気軽にご相談下さい。
よろしくお願いいたします。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
祐建築設計室 一級建築士事務所
代表 吉田 祐介
TEL.FAX:*****
E-mail:yu.archi*****.com
HP:http://yu-architects.jimdo.com/
FacebookPage:https://www.facebook.com/yu.architects
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2017年10月 2日
くま様
初めましてアース・アーキテクツの鷲巣(ワシズ)といいます。
木造3階建ては構造計算が義務付けられています。「地震力に対
する強さ」を数値で表しますから、構造計算をしていない2階建
てより安心感があるかもしれませんよ。

少しお高いですが、繰り返す地震(熊本地震のような)にも安心
な筋違金物もありますので、下記にURLを添付いたします。
http://earth-architect.sblo.jp/article/179610254.html

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2017年10月 2日
(笑)大丈夫ですよ!!
ただ、こういった、ご質問を拝見しましますと、上手いこと
HMのCMは、レトリックとプロパガンダを載せてるんだなぁと
関心致します。でもやはり設計が大事ですね。
耐震強度については、構造計算を行いますので、パソコンというか、
ソフト頼みなところがありますが、細部の施工精度が大切です。
耐震以外にも防水なども建物の寿命を決定する大切な要素ですから、
やはりしっかりとした工務店を見つけることが肝要ですね。

※当方では建築に関するあらゆる御質問に随時無料でお答えしております。
どうぞお気軽にお問合せください。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com
054-206-4343
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2017年10月 2日
くまさん
はじめまして、渋谷で設計事務所を運営しております日比生寛史建築計画研究所の日比生と申します。賃貸集合住宅や敷地条件の厳しい個性的な住宅など数多く手掛けております。
「渡辺篤史の建もの探訪」や「完成!ドリームハウス」には度々出演しており、余談ですが、二年前に終了しましたフジテレビの月9ドラマ「恋仲」の模型や図面の資料提供、建築関連のアドバイザーも努めておりました。

お問い合わせの件ですが、木造3階建ては構造計算が求められますので充分安心な住宅が可能です。耐震性が最優先事項であれば、それ相応の強度を高めることも出来ます。予算次第では鉄骨造、RC造という選択肢もあります。
ハウスメーカーは単に独自の材料・工法を使用するというだけで、安全上や耐震性については工務店に比べて特に強度が高いとか性能が良いというわけではありません。

創意工夫のデザインに特化した建築が得意ですので、もし手掛けた建築の事例に興味をもって頂きましたら、是非ともご連絡下さい。
長年に渡り愛され続ける建築を創り出したいと思っておりますので、是非、微力ながら長いお付き合いと夢のお手伝いが出来ることを願っております。

日比生 寛史/日比生寛史建築計画研究所
hiroshi hibio architects
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷1-3-18ヴィラ・モデルナA-303
tel/fax:*****
mobile:*****
hir*****ocn.ne.jp
http://hha.bz/
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2017年10月 2日
くま 様

はじめまして
フォレスト建築研究所の小椋(オグラ)と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。

構造的には、ほかの方の意見とほぼ同様ですが、
追加で具体的に注意点をコメントさせていただきます。

3階建てなら、耐震等級 3 を確保すると良いと思います。
基本的事項ですが、
・必要な、耐震用の壁量に余力をもたせること
・耐力壁(地震に耐える壁)のバランスを取った配置
・上下階の体力壁を揃える

※江戸川区なら、以前設計事例がありますが、地盤の弱いところ、地下水位が高いところがあります。

工事費が増えて予算計画が狂わないよう、計画の際、早めに「地盤調査」を行ない、建物とともに、見えない地面下の基礎対策を検討されると良いと思います。 

当事務所は、住み始めてからの”生活をデザインする”こと、”家族の幸福な時間と空間をデザインすること”を基本に建物と庭などの住環境を一体的にザインすることを心がけています。 また、住まう方のライフスタイルやライフサイクルにも配慮し、長きにわたり愛着のわく、「ひとを幸福にする住まいづくり」を理念に設計を行っています。

何かあれば、ご連絡いただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

小椋 祥司(オグラ ショウシ)
フォレスト建築研究所
(工学院大学建築学部非常勤講師)
TEL 042(808)9785
FAX 042(553)7905
携帯 080(4812)8584
https://dql06367.wixsite.com/forest
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2017年10月 2日
くまさん

建物の安全性は「鉄骨」や「木造」それに「ハウスメーカー」と「工務店」という違いで優劣が付くものではありません。

建物を設計して構造計算を行ったことで安全性を確認します。
木造であれ鉄骨であれ構造計算の内容で地震での安全性が変わります。

地震の安全性は耐震等級という基準で比較できます。
耐震等級は1から3までの3段階になっています。

耐震等級1の鉄骨より耐震等級3の木造のほうが
耐震性が高いことが構造計算から解ります。

地震の安全性が気になるならその点を注意してください。

ただし3階建ては想定外の地震で転倒倒壊の恐れも起きやすいので、
制振性能を高めて転倒を防ぐのことお薦めします。

耐久性にも不安をお持ちのようですが
文化財で残っている江戸時代やそれ以前の建物は木造です。
メンテナンスをしていればそれだけ持つのが木造です。

建売のような造りだと骨組みより先に外壁がもたなくなりますが
外壁を張り替えるのは50年以上たってからでしょうね。

一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB: http://www.syotaku.jp/
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2017年10月 3日
はじめまして。

当方は、意匠設計もしてますが、どちらかといえば、木造構造設計を主として仕事をしております。構造の大枠 基本的なことは 先に回答されている方の通りです。(一応)
実務をしている当方としては、全部正解とも限りませんが
意匠設計者の方の案件を構造設計してみると、「耐震性」というのは 単純に 等級をとっていれば大丈夫という事でもありません。
形態的に、アンバランスだったりすることも耐震性を損なう原因です。
単純に吹き抜けが多かったり、南側の開口が大きかったりとするだけで、かなり不利となります。意匠設計者さんたちも 一応、一級建築士ですが、構造設計は丸投げで、当方 時々、できませんよ ということもリアルにあります。
鉄骨 RC と単純に頑丈だともいえますが、こられは、建物重量が大きいため、この重さに耐える耐震性を備えるための構造の費用が大きく、結局、値段だけだと、木造に落ち着きます。

当方が提案したいのは、等級3を取り、かつ、「制振装置」を付加する ことじゃないかと思います。
自分が知る中で、意匠設計者で構造の「あたり」を付けながら設計できる方は ほとんどおりません。意匠設計しながら 構造設計できないからです。
設計者をお選びになる時点で 構造設計も同時に行うくらいじゃないと 耐震考慮した住宅は 非常に難しいと あえて 厳しいことを申しておきます。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2017年10月 3日
くまさん

多くの皆さんが解答しており、敢えて言う必要はありませんが、少しコメントしておきます。

木造三階建ては地震力より風圧力のほうが支配的です。また、構造計算されていても絶対安全とは言い切れません。
なぜなら、木造三階建てはえてして一階は耐力壁だらけになり、プランによっては余力を持たせようと思っても壁が少なく難しい場合があります。それだけシビアな設計や施工が要求されます。防火規定においても二階建てとは雲泥の差で、全てコストに跳ね返ってきます。

建坪が狭小で細長い建物であったり、斜線でセットバックしていたり、一階にビルトインガレージを設けたりといった構造上の欠点があったり、それを成り立たせるために無理をして計算上ギリギリ成り立つようにしている建物はたくさんあると思います。

そういった「余力の無い」建物は、一回目の揺れで耐えても熊本地震のような本震が数回くるような場合は倒壊するかもしれません。三階建ては一階にかかる引抜力が非常に大きいだけに脆性的なダメージを受けると倒壊はあっという間に起こる可能性があります。

これはハウスメーカーでも工務店でもどこでも共通することです。結論として、どれだけ「余力をみるか」ということが重要です。適切に余力のある建物であれば、軽量鉄骨も木造も性能上あまり変わりません。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2017年10月12日
くま 様
初めまして、日本伝統木構造の会 正会員の森林力の家(設計)の代表 松橋 健と申します。
ご質問について回答させて戴きます。
①地震に大丈夫か?
基本的に森林力の家では極太のヒノキ無垢材の柱は5寸(15cm)角を標準にし、大黒柱は8寸(24cm)角です。梁はヒノキ・松の4.5寸(13.5cm)幅が標準です。工法的に、金属金物・ネジ類は使用せず、梁と柱は長ホゾ.込み栓(18mm径 樫材)で緊結致します。梁と梁は切欠きの少ない渡り腮(アゴ)で緊結します。更に通し柱は採用せず、管柱にして将来の巨大地震にも対応しています。近年の熊本地震では最新の耐震基準に適合した木造住宅が通し柱が折損してしまい、かなりの棟数倒壊しています。
しかも、一般的な木造住宅は長年の大工さんの習慣で、柱は3寸(9cm)~3.5寸(10.5cm)、梁幅も3寸~3.5寸程度の構造材を金属金物・ネジで固定して、筋交いも入れているから心配無いと言う状態が現実です。
この様な住宅を強い地震が襲いますと先程の様に倒壊してしまいます。
②軽量鉄骨のメーカー住宅
構造的には心配ないですが、基本的に壁・天井の下地の石膏ボード(12mm厚)にビニール・クロス仕上げが標準仕様ですから、10年以上経過しますと、「変色・カビ・結露」等に悩まされます。しかも、高気密・高断熱が理想の様に説明されていますが実態は、結果として「変色・カビ・結露」に悩まされるお住まいになっています。
③理想の住宅とは
調湿・蓄熱が人工的では無く自然に可能で、夏涼しく・冬暖かい事と、ビニール・クロスや接着剤の臭いでは無く、ヒノキ・杉から自然に発生する気持ちの良い匂いが漂うお住まいで暖冷房時間も短縮されます。
森林力の家は柱・梁は室内に表す構造(真壁)の為、上記の事が可能となり、構造材(柱・梁)も呼吸出来る為に一般的な大壁(柱を壁の中に隠す)構造に比較して桁違いに長寿命になり、100年以上も可能です。
最後に森林力の家は設計事務所になりますので、大工さん・工務店さんは建築地の近くの日本伝統木構造の会の会員さんに見積りして戴き、どこにお願いするかは建築主様が決定して戴きます。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
この家づくり相談「木造3階建て」をfacebookでシェアする

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

同じカテゴリーの他の相談

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら