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無垢の床材の施工について

以前もここで質問させていただきました。

無垢のフローリングをはり
現在、床の突き上げのレベルが3mmあります。
床鳴りも30分〜1時間おきくらいにパキパキなります。
床材メーカーに問い合わせたところ、3ミリの反りは聞いたことがない。
との回答があり、施工に疑いを持っています。

床は無塗装で施工してもらい、自分で塗装しました。

塗装に使ったのは自然塗料のオスモのフロア用
反らない。と謂われているものです。


床の塗装をするのに、床養生を剝がしてみてみると、完璧に床の目地が詰まった状態でした。
このことから施工会社に写真を送り問い合わせると
問題ない施工。
そして、塗装に至りました。
しかし、入居してから数週間で、3月末には床が反り始め、現在3ミリ突き上げが起きています。(施工会社の計測)

合板24mmで、防湿コンクリートでべた基礎工法の場合、防湿シートをはらないと言うのが一般的のようですが、
私の家は基礎が樹脂の気密パッキンと言うものを使用しており、床下が完璧に密閉された状態です。
通常の通気がある基礎パッキンの場合は、基礎内に外気が入ってくるので、大引にはめ込む断熱材や、合板を貼る前の大引の上にしく断熱材があるので、防湿シートが必要ないと言われていると思っています。

私の家の場合、24時間換気システムがついて、初めて床下が換気されるものです。つまり、入居する前後です。
このことから、季節的にも空気中は乾燥しておりますし、床養生されていることから、空気中から湿気を吸い、目地を取ったスペーサーの埋めるくらい膨張したとは考えられません。
このことを床材メーカーに問い合わせると、
私の言うことが間違っていないのと、施工に使ったボンド、ステープル、使用した塗料に問題ないことから、防湿シートを敷き込んでいれば防げた。
写真を見て、床養生を剝してすぐ、ここまで水分を吸っているのは考えにくい。
と回答を頂きました。

説明書にも、べた基礎の場合、床下コンクリートの場合は必ず防湿シートを敷いてください。と記載されていますし、湿気の多い場合同様記載されています。

冬季でコンクリートの乾燥が遅いというのもありますし、上に書いたとおり、こうなっているのは建築中の床下の湿気が原因だとしか思えませんが、
施工会社は他メーカーも貼っていない。といいます。

床材の説明書は全国ほぼ同じことが書かれているそうですが、大手メーカーで販売されているものは違うようです。
例えば、ウッドワン、ピアノースですと、冬季の基礎は4週間以上乾燥させて、コンクリート含水率10%以下になってから施工すること。
ウッドワンには防水シートの件は書かれていませんが、防湿処理目的での乾燥について具体的に書かれています。
そして、ピアノースの場合、ウラ面防虫しょりがなされていることから、ウラ面も何らかの塗装がされて湿気を吸い込みづらくしている可能性もあります。(現在メーカーに確認中)
四週間以上の乾燥期間も守られていません。

無垢の床材では防湿処理に具体的な記載がされていても、しなくていいものなのでしょうか?


特に、私の家の場合のように、写真に残っているのですが、床養生を剥した時点での水分の吸い方が普通ではない場合でも、防湿処理を何もしなくていいというのが建築業界では当たり前なのでしょうか?

この床が干渉していると思われるのは
開き戸のストッパーがぶつかり機能しない、
引き戸が斜めに収まっている。(2箇所)
床鳴り
玄関框の留め部の空き、水平の上下のズレ共に3mm
このことにより框の新建材が湿気を吸い、ボコボコになってきています。
巾木も同様です。

この状態が当たり前だと思えません。
施工会社とのやり取りにすごく困っています。
どうかよろしくお願いします。


専門家の回答

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星マーク
相談者が役に立った
2017年10月21日
不動様
はじめましてアース・アーキテクツの鷲巣(ワシズ)といいます。
ご相談の内容からすると、大変な思いをされているようですね。
無垢板の材種や幅が分からないので何とも言えませんが、3mmの
反りは一般で生活する上に置いては、とても不便を感じると思い
ます。
ただ「乾燥」をとても気にしているようですが、建物が湿気を防ぐ
構造形式を採用していても、人間が生活するだけで湿気は発生し
ます。またこのところの長雨などによる湿気も無視できません。
床下の湿気が原因でしたら、一度床下の湿気取り用の炭が売って
いますので、試してみる価値はあると思います。
 
無垢材は合板と違って「生き物」と同じです。湿気を吸って膨ら
んで、湿気を放出して収縮します。その乾燥収縮の微妙な段階の
時に床鳴りなどが起こります。また材種によっても反りの頻度は
異なります。柔らかい杉などは堅木(ナラ材等)に比べれば反り
やすい材種だと思います。

以上のような無垢材の特性はありますが、ご相談の内容は少し酷
いように思われます。
反りに関しては最悪削ってもらう事も出来ます。他の不都合な所
は全て早いうちに無償で工務店に直して頂いた方がいいでしょう。
良心的な工務店でしたら当たり前に直してくれるはずですよ。
言い続けることが重要です。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣
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星マーク
相談者が役に立った
2017年10月21日
一度、画像を撮って投稿してみては、如何でしょう?

床が鳴くのも、なんだか解せないですね。捨て張りが有って、
床用ボンドで施工しているなら滅多に鳴かないです。
一般の木工用ボンドですと硬化して鳴きます。
それからフローリングの「樹種」も明記された方が良いです。

やはり現場を見ていないので明言は厳しいですね。
材木屋にも電話で問い合わせているだけなので、材木屋の答えも
信憑性に乏しいです。
ほかの建築士さんや工務店さんが何と答えるかは分かりませんが、
私は無垢のフローリングを施工するときに特段の防湿対策はしません。

投稿の記事の中に気になる記載が、いくつかあるのですが、
「新建材の框」と有りますが、框が集成材で、その上に張物がしてある
というものでしょうかね?集成材は余程のことがない限り湿気を吸って
変形するということは無いと思います。
もしも框が薄いタイプで、巾木も波を打っている状態ですと、
それは、もう床が反っているとかいう問題ではなく壁の中にも湿気ではなく
「水」が廻っているような状態だと思います。

下手をしたら家全体が傾いていることだって考えられます。
やはり、おかしいと感じる箇所を画像で投稿した方が建築士も的確に
回答が出来ると思います。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多 信章
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com
054-206-4343

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