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漆喰外壁の下地

漆喰の外壁は100年もつとか言われてるくらい耐用年数が長いですが透湿防水シートや下地の耐用年数は短いので結局はすぐに漆喰を剥がしてやり直さないといけないのではないのでしょうか。

専門家の回答

4件

2023年 7月 4日
庇か長くて雨かかりしにくくしてメンテナンスは必要です。ノーメンテナンスでは持ちません。土壁漆喰のことですか?モルタルな上に左官する気テスカ?
矢印
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矢印
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2023年 7月 4日
「すぐに」という表現が抽象的ですが、一般的な感覚で言えば「漆喰が仕上げ材として丈夫」という感覚に対して下地次第だとなるでしょう。そんなの当たり前じゃないですか?
がるバリュウムだって、窯業系サイディングだって、構造が駄目になったら終わりでしょ?

防水シートや胴縁など「漏水」がなければ、腐朽する心配は100年ありません。
矢印
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矢印
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2023年 7月 4日
中々幅広い質問ですね。

まず漆喰は10~20年でカビ・ヒビが生じたり、剥がれ落ち始める可能性が高いです。
そこで姫路城のように、漆喰を定期的に塗りなおせば永遠にもつと言えます。

一方で木材でできている下地は、環境が良ければ50~100年はもちます。
透湿防水シートの劣化はそれより早いでしょうが、
漆喰・下地でも防水しているので気にしないという手もあります。
予算と状況によりますね。

これらを考慮し、定期的に漆喰を塗りなおすついでに下地の劣化をチェックして、
必要であれば更新するなどメンテナンス計画を建てておくのが良いかと思います。
矢印
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矢印
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2023年 7月 4日
初めまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。私は漆喰などの左官仕上げが好きでほとんどの家で使用しています。ですのでちょっと専門的にお答えします。まず漆喰という言葉が正確に使われていません。日本のいわゆる漆喰は、柔らかい下地の上に塗らなければ割れてしまいますので原則は土壁の上に塗ります。また、外壁に合板を使用する現在の家の建て方の場合、モルタルなど水を使って塗る仕上げの下地には水を通さないアスファルトフェルトという防水紙を使います。以上の事から、弊社では現代的な土壁でない下地の場合は、かきりしんなどのモルタル下地に塗れる左官材料を調合して塗るようにしています。ただし合板下地だと継ぎ目が割れやすいのでラス板張りという下地が良いです。そうすることで、土壁に漆喰塗るよりメンテナンスは楽になり100年くらいは大丈夫です。もちろん左官屋さんの技術力があってのことですが。最近は、、、、?。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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