建物の配置については、ちょっとググれば、分かりやすい
画像つきの解説が見つかると思いますよ!
隣地境界線から建物の外壁面までを50センチ空けるというのは
「民法」ですね。建築基準法上は、ゼロでも構いません。
用途地域という規定があって、建設地が一般的な住居系地域
ならば、近隣との友好関係も考慮して、50センチは最低空けておく
方が良いでしょうね。
そもそも建築をするのに50センチは最低空けておかないと足場が
設置できません。単管パイプで行う場合も有りますが、好ましく
ありませんね。危険です。
それから素人の方は間取りだけで配置を考えてしまうのですが、
屋根の形状も、しっかり把握しておかなければなりません。
陸屋根であれば問題ありませんが、陸屋根でも軒先があったり、
一般的な片流れや合掌屋根であれば、軒、妻の出がゼロだったとしても
「樋」が有るものです。
隣地からの距離は民法では壁ですが、建築基準法では樋の先端です。
従って、軒の出を40センチにして100㎜程度の樋をかければ、必然的に
隣地境界線から外壁は50センチくらいは後退するのです。
前面道路に関しては「道路斜線制限」という規制をクリアすれば、道路
境界線一杯に配置することも可能です。それよりも大切なのは居室の
「有効採光」を確保するために隣地から建物を離す必要が出てくるのです。
これは、建築士に直接聞いた方が良いです。これらの専門的なことを
考慮して建築士は配置計画を決めます。
アスファルトを剥がす工事は大した金額は掛かりません。
ただ、剥がしたアスファルトの処分料が高いです。剥がして捨てるのに
1㎡あたり2万円近く掛かると思っておいた方が良いでしょう。
※当アトリエでは建築に関する、あらゆるご質問に随時無料で、お答えしています。
どうぞ、お気軽に御問い合わせください。
URBAN GEAR / アーバンギア 本多
at*****geardesign.com
http://www.urbangeardesign.com054-206-4343