規模とコストと仕様は密接に関係しております。
規模を変えずに仕様を上げるなら当然コストがあがるわけです。
それが出来ないのなら、ご自分で仰られているように構造用合板と同仕様レベルであるボロな無垢板とすることになります。(規模とコストは同じなら、仕様を下げる。)
同じ意味で、仕様間の調整⇒住宅設備のグレードダウンも有効です。
プライオリティが仕上材(仕様)にあり、予算(コスト)を変えられないなら、規模を縮小すれば、30坪まで位は単純に建築実現の可能性は比例いたします。
なので、例えば、標準とされる仕様の工事坪単価に内壁の木材なら25,000円/坪×2.5倍(平均壁倍率)=62,500円/坪に加えた坪単価で総コストで割った坪数で計画・設計すれば、板張りのグレードも下げることなくよりご自分のプライオリティの高い住宅が簡単に実現する事になります。
敷地に対する防火規定はございませんか?
どんなご要望も遵法する事が前提となります。
防火規定がかかる住宅の外壁は、外張り部分だけでなく外壁内側も不燃材張りが要求されます。また、木造で1階キッチンがガスコンロならキッチンの壁仕上げは無垢材張りとすることはできません。(不燃化とは燃えないことではなく、火が留まらない事、
cf.厚さが薄い方がよい、×ビニル壁紙〇紙壁紙etc)
特に設計監理専業業者では無い場合はお気をつけ下さいませ。
Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
=豊かな空間創造、幸福な時間=