株式会社ヨシダデザインワークショップの吉田です。回答いたします。
大変な敷地ですが、現在の広島県のような状況が予想される地域ですね。ご心配お察しいたします。
結論としてこのような住宅は可能です。
ピロティ(床下の柱の空間)となりますが技術的には十分可能です!。
庭が広くなったような感じになります。
玄関や浴室であれば水没もやむなし、とすればそのような部屋(構造的に荷重が重い部屋)だけ下に降ろす方法もあります。
歴史的にはモダン住宅でも1階をピロティとしている例もあり、大変美しい建物にすることも可能です。テラスを張り出せば空中庭園のような風情です。
気になるコストですが、1階部分は内外装が無いことになりますが、構造部分だけは2階分の費用がかかります。その他床下の断熱を考慮する必要がありますので2階部分の床下のコストが若干高くなります。
イメージとして2階立てとした場合で全体の床坪単価を均一としたばあい、1階面積分だけが坪単価が2階の3割程度は平屋よりもかかる感じかもしれません。
かもしれませんと申し上げたのはこれは設計してみないと正直だれにもわからないからです。(河川敷など地盤が悪い場合は基礎にお金がかかるからです。)ごめんなさい。私としては経験はあっても「これは大体いくらです・・」などといった無責任なことを言ってご迷惑をおかけするわけにいかないのです。
でも写真のイメージ・・・・洪水になっても船のように浮いていて、下は屋根のある魅力的な庭。かなり面白い住宅になりそう!!。雑誌を騒がせそう!!ワクワクしますね。
ちなみに将来ホームエレベーターを設置できるスペースを確保するようにしておくとご高齢になられた時に安心ですね。
頑張ってください。