建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

急傾斜地危険区域の土地を契約しましたが融資が通りませんでした。

急傾斜地危険区域の土地を契約しましたが、
住宅ローンの本審査に落ち、信用情報の関係上
また2ヶ月後通すことになりました。
急傾斜地危険区域と言うのは事前に調べて
知っていましたが、子供の学区と予算上
いい場所だったので契約に至りましたが、
やはりモヤモヤしていてこのまま本審査が通らなかったので契約破棄した方が良いのかと
悩んでいます。
傾斜の上に土地がある状況で木がおおい茂っているので根がはっているので大丈夫でしょうと
工務店の方はおっしゃっていて、
自分の足でも降りれそうな斜面になっているので大丈夫かなと言う安易な考えで契約してしまったのですが、案の定本審査に落ち、
再び土地を調べるうちに不安になってきました。
次回の本審査で通ればの話なのですが…
その前に違う土地を探した方が良いのかと
一旦契約してしまった以上、ローンが通りませんでしたと言うことで2回目通す前に契約破棄はできるのか?と急傾斜地危険区域に住宅を建てるとなると建築申請の時点で何かお金がかかったりするのでしょうか?
土地契約の際には法に触れるものはありませんでしたと不動産屋からは言われています。

専門家の回答

5件

2018年 8月18日
ぺこさま

急傾斜危険区域っていうのは自分の土地だけの問題ではなく、たとえば背後に山があってそこから土砂が流れ込み家が被災するリスクのある区域を指します。区域内に建築してもべつに法に触れるものではありませんし、建築確認も支障は無いですが、山側の基礎を立ち上げて土留めにするとか、敷地内の造成に費用が余計に掛かります。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2018年 8月18日
こんにちは。
「急傾斜地危険区域」とは一般的に「都道府県の崖条例」に掛ってきます。
「崖条例」にかかっている地域は基本的に「居室(人が生活・作業をする
部屋」のある建物を建築することはできませんが、崖条例の中に「解除の
条件」が記されていて、その条件は一般的には 1、崖から一定の角度以外
の場所に建築できる。 2、建物に土砂等が入り込まないような擁壁を造
る。 3、建物を鉄筋コンクリート造として、崖側の窓は小さな窓とする。
等の方法があります。
1階を鉄筋コンクリートにして、2階を木造にすれば多分問題ないと思いま
す。
一度「三重県庁またはお住まいの市町村町」に聞いてみたら如何でしょう。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣(ワシズ)
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2018年 8月18日
通常、ローン条項に銀行ローンが下りなければ無償で契約解除ができるとなっているはずです。それが契約条項になければ不動産屋の契約ミスかと思います。

今回、銀行というより保証会社の判断で、ぺこさんの収入などでアウトか、不良土地の為アウトなのが文面の内容でははっきりしません。

後者だとすれば、そもそもこの土地は資産価値が無いということになります。従って解除し、新しい土地を探されるべきと思います。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2018年 8月19日
お住まいの地域性まで分からないので、十分な回答になるか
分かりませんが、私見では少々安直だと思います。

住宅ローンの「本審査」が通らなかったとありますので、
年収の返済比率では問題が無かった可能性が高く、土地の
担保価値が低かったためと受け取るのが妥当かと想像します。
となると、そもそも何度審査をしても通らない可能性が高いと
想像できます。
私は現在、急傾斜地に隣接した土地で住宅を新築される方の
設計、監理を行っています。都市開発課の審査を通すのが
物凄く大変でした。土地を仲介した不動産屋は、大した根拠も
無く、家を建てられると言って、施主に売りました。
ですが、実際には崖条例に掛かってしまう土地で、一つ間違えば
建築が出来ないことになるばかりでした。

土地を売る、または家を「売る」ことを目的にした業者は、
ろくな調査もしないケースが多いです。売るのが目的ですから、
客が、その気になっているうちに「固めて」しまえと言わんばかりです。
土地の売買契約には一般的には「ローン特約」を付加します。
手付金を払うと思いますが、良心的な「普通の」売主ならば、
ローンが通らなければ、全額を買主に戻し、売主側の都合で契約を
破棄する場合には「倍返し」をする等の条件を記載します。

いずれにしてもローンが通らないのですから、契約は不履行となります。
学区の問題も有ろうかと思いますが、家を一旦建てれば、そこに
長年住み続けることになります。末代まで世襲する可能性も有るのです。
最近でも豪雨被害で未曾有の自然災害の脅威を我々は思い知らされた
ばかりです。予算的に厳しいのは多くの国民共通の悩みです。
どうしても住宅を取得しなければ生きていけないという理由は、滅多な
ことでは無いと思います。狭小地でも建物に工夫をすれば、単世帯が
暮らしていける家は、普通に働いていれば手に入れることが出来ます。
そういった時期が、やってくると思います。

一度、家が欲しいと思ってしまうと、中々その衝動を抑えることが
出来ないかもしれません。しかし、一度冷静になって将来の家族の
姿を想像してみてください。

急傾斜地危険区域に家を建てるには、申請費用も大変に掛かりますし、
建築そのものにも「金」も「計画の制約」も重くのしかかってきます。
今回は、ローンが通らなかったことが「幸い」だと受け取るべきだと
私は思います。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
at*****geardesign.com
054-206-4343
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2018年 8月20日
ペコ様
最近の災害のひどさを目の当たりにしておられることと思います。広島、岡山などの大半の災害は、本来人が住んでいなかったいわゆる危険地域です。それに住むようになって災害を拡大しているのです。現在は、危険地域の色分けが明示されていますが、かっては地価が下がるなどの理由で公表されなかったこともありました。危険地域には元々人は住んでいません。今後も住むべきではないと思って方が良いです。
結論から言いますと、今回審査を通らなかったのは幸運と思い解約すべきです。
例え2回目の審査を通ったとしても、工事はコストも安全性も大変なうえに、売るときなは、資産価値はゼロと思った方が良いでしょう。
不動産屋の口車にはならない方が良いでしょう。
ローン条項で契約が成立せずに、無料で解約できるはずです。
ご参考までに
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
この家づくり相談「急傾斜地危険区域の土地を契約しましたが融資が通りませんでした。」をfacebookでシェアする

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

同じカテゴリーの他の相談

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら