匿名さま
はじめまして、新宿で設計事務所を主宰している片瀬と申します。
各建築家が、様々なやり方をしているのが実情です。
弊社の場合、以下のように家づくりを進めています。
1)希望条件のヒアリングを行い、平面プランニングを出します。
2)上記平面プランニングの訂正・変更を3〜4回し、基本計画をまとめます。
3)基本計画案をベースに、各部の仕様・仕上材を決定し、基本設計をまとめます。
4)基本設計後、2〜3社程度の工務店等から工事概算書を徴集します。
5)概算が、予算よりオーバーしている場合は、各部の仕様を一部変更したりし、予算
調整をしながら実施設計を進めます。
6)実施設計終了と同時に、確認申請と工事見積要項書を作成し、3〜5社程度の工務店
に、工事入札を行います。
7)入札後、各社の見積内容の確認と、妥当性・実績等を検討して施工業者を決めます。
8)工事請負契約書の内容確認と支払い条件の確認をして契約し、現場着工します。
9)現場着工後、各材料のサンプル及び色見本等を取り寄せて、建主に確認、承認して
頂き、現場に指示します。
上記の現場に指示した時が、質感・色等の最終決定です。
それまでに、何度となく打合せを繰り返して行きますので、いつでも、こんな感じの材質
で、こんな色でと、ご希望の素材をお教えください。出来れば、実施設計中であれば、一
切問題ないのですが、人は、心変わりをするもので、現場に入っても、対応できるものは
なるべく対応しております。但し、請負契約後に変更した場合は、建物引渡し時に、増減
清算の対象となります。
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