平屋のスケルトン天井について

こんばんは。
既に相談されている建設会社がいるのであれば
その会社に何故、ムリかを聞いてみるのが一番よいのではないでしょうか

建築は様々な状況で判断が変わりますので実際の状況が掴めない中で
憶測などから申し上げることは間違いや勘違いの元になります
疑問を感じたら聞いてみる、納得が行かなければ
他の工事会社や相談する設計事務所などに聞くことが良いと思います

法律的に駄目なのか、断熱とう機能面で駄目なのか？使用用途や用途地域等の条件があいまいでは明確に答えようがありません。一体何に使いたいのですか？一階で良くて2階で駄目と言う話しで、平屋で駄目と言う事は外皮部分で駄目と解釈すれば機能面から駄目と言う可能性が高い。質問です＝折半の屋根ですか？それとも折半+コンクリート打ちの屋根スラブですか？断熱材の話はしましたか？
法的に考えると耐火被覆は要らない建築のように思えますが、実に説明が下手です。自分の頭の中と他人の頭の中は同じではありません。聴きたい最後だけを述べてそれまでの過程部分を話さないで解るわけありません。使用目的、用途地域、建築規模とうの建築条件を話さずしてこの仕上げが可能か判断できますか？という相談は＝根本的に相談の仕方を間違えています。質問の仕方自体から基本的にやり直す事が必要です。

平屋でも問題なく出来ると思いますが・・・
他に問題が有るのではないでしょうか？

URBAN GEARの本多と申します。

建設会社さんに「なんと」言って無理だと言われたのかを、
お書きになられていないので全て想像になってしまいますが。
構造的に鉄骨造を剥き出しにすることは可能ですよね。
そこが無理だと言っているとは考えにくいです。

では、構造が剥き出しだと、どんな不便が有るかと言えば、
まず火災が起きたときに鉄は熱に弱いですから、直ぐに建物が
倒壊してしまう恐れが有ります。従って、法律でも定められていて、
建物の「用途」「大きさ」「建設される場所」などに様々な
規制があります。それは非常に複雑で建築士でないと判断できない
と思います。ですから、もしかしたら、そういった法規制のため
実施が出来ないと言っているのかもしれないと思いましたが、
2階建てならば出来て平屋は駄目だという記述が有るので、どうも
法律の問題では無さそうだなと想像しました。

となると、天井に特徴的に見えている「梁」、そして「デッキ」の
組み合わせに問題があるのではと思いました。
梁は当然、掛けるので問題ないと思いますが、一般的には「床」に
用いる（合成スラブ）デッキ材が天井に露出している様子を再現
出来ないと言われたのではないでしょうか？
電気の配線も溝の中に通してしまうので、そういった「綺麗に」
納めることが出来ないという意味で言われたのではないでしょうか？

可とう管を使って配線は回せば良いので、この画像よりも、もっと
インダストリアルな雰囲気が出ますよ。
ただ梁の上にスタッドを溶接してデッキを載せるので、その上に
屋根を掛けるための構造を何かしら考えなきゃならないんです。
二重の天井になるのでコストは掛かりますね。断熱材を入れなきゃ、
とても住むことなんて出来ないでしょうし。

要は、この凸凹した天井にしたいってことならば、他にもアイデアは
有るでしょうし、このカフェの様なインテリアを御所望なら
御問合せ頂きたいくらいですが（笑）

昔、ピエール・コーニッグって建築家がいたんですけどね。
ケース・スタディ・ハウスっていう企画で2棟設計しているんです。
21番と22番。是非研究して頂きたい名作です。
住みにくいらしいですよ（笑）カッコいいですけどね。
私は、これに憧れて建築にのめりこんで行きましたけどね。

URBAN GEAR / アーバンギア　本多