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家づくり相談

地盤改良の必要性

もともと平屋が建っていた土地を購入しました。
築60年くらいです。

その土地に同じぐらいの大きさか少し小さいくらいの木造平屋を建設予定です(建坪は23坪)
スウェーデン式地盤調査を行ったところ、1.5mの杭を36本打つ必要があると言われました。調査した範囲では液状化の心配はないとのことでした。
改良方法は柱状改良で費用は60万円です。

そこで疑問なのですが、、地盤改良とは不同沈下への対策と聞きました。
60年も同様の建物が建っていた土地に、なぜ不同沈下対策が必要なのでしょうか?
設計士の方によると今まで建っていた建物よりも確実に軽くなるとも言われています。


本当に必要な費用なのかなと疑問にも思ってはいるのですが
また設計士の方と打ち合わせをするので、こんなところを注意して聞いた方がいいよとか、ここは確認すべきという項目があればアドバイス頂けると幸いです。

専門家の回答

6件

2021年 8月 4日
通常、同じ敷地に同形状の建物が建っていて、長期で沈下が起きていない場合、特別な理由がない時、地盤改良は必要ありません。特に1.5mの範囲となると木造平屋だと疑問を感じます。
特に柱状改良の費用を見るとセメントミルクによる一般的な柱状改良のような気がします。土壌汚染の原因になりますので材料についても確認した方が良いかもしれません。
場合によっては載荷試験をして地盤の強度を確認してみてはどうでしょうか?
矢印
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2021年 8月 4日
おおざっぱに言えば、もともと建物が建っていたことと地盤の強度には関係がないからです。
建物が建っていたからといって、地盤が締め固まって強くなっているということはないのです。
地盤調査の結果、所定の支持力がなければ、改良や杭で支持力を確保することが法律で定められているので、建築主の任意で改良を無くすことが出来ません。
矢印
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矢印
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2021年 8月 4日
60年前は地盤にお金をかける時代でなく、地盤自体調査しなかった時代です。
こういう時はちゃんとDataをのせると良いです。注意として地盤を読めるけんちくしはすくな いことです。
やるなら砕石を柱状にすると六角ロムの毒は出ません。セメントと土を混ぜないからです。
矢印
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矢印
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2021年 8月 4日
「こんなところを注意して聞いた方がいいよとか、ここは確認すべきという項目があればアドバイス頂けると幸いです。」

⇒この相談はセカンドオピニオンを求めておられるのですよね?いろんな建築家がいろんな回答をされると思いますが、それをそのまま、当該建築士に言わないことです。尋ねるにしても、聞き方をよくお考え下さい。

例えて言えば、あなたが病気になって病院に行ってお医者さんに診断され、その診断内容に対して、「他のお医者さんはそうではないと言ってます!」とは言えないですよね。それと同じことです。最終的に判断されるのは、あなた自身ですが、要は誰を信じるかということです。違う病院に行く権利はあなたにありますが、それが正解かどうかは分かりません。
矢印
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矢印
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2021年 8月 4日
僕が建築士なかったら、なんとなくでも、そうだなぁ~なんて、
フラスコさんの気持ちが分かるような気もしますね。

佐山さんも仰っていますが、昔は地盤調査なんてしないですよ。住宅建てるのに。
この60年の間に大きな地震が来たのかどうかは知りませんが、いずれにしても
「たまたま」今まで何とも無かっただけです。液状化の心配が無いってのは
調査した会社が言ったんですね?まぁそれなら地震の様に一瞬で掛かる力に対して
家が傾く心配は減ります。ですが、地面の表面が一様な状態に見えても土の中は
砂だったり、砂利だったり「空隙」だったりするんです。長期間の荷重に対しては
既に60年という時間が安全だと示していると考えることも出来ます。
※全く同じ基礎の形状ならね!

しかし地震によって、土中の構成要素が変形をした場合には「不同沈下」という
ものを引き起こします。起きないかもしれません。
だからこの場合、パイルを打つかどうかは「あなた」が決めるしかないんですよ。
やっておけば「安心」が手に入る。でも家が傾けば60万円程度のお金で元に戻す
ことは到底叶わないって話です。
調査会社の液状化しないってのは「地下水位が低い」または「地下水は無い」状態で
砂質層が液体のようにはならないという意味です。

データをお示しいただかないと、いくら建築士でも何も判断できません。
ちなみに住宅ローンで家を建てるなら保険は絶対です。保険会社は地盤調査結果で
地盤改良が必要と記載されていたら実施しなければ保険に入れません。
つまりお金は借りることが出来ません。そこはご注意を!

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
矢印
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矢印
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2021年 8月 4日
こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。
京都を中心に全国で活動している設計事務所です。

ご質問の件、地盤調査結果で杭を打たないといけないとの事ですが、杭が必要な理由は液状化だけではなく、支持層という、地下の固い層まで杭を差し込んで踏ん張れるようにする意味があります。

60年前と今とでは調査方法や法律が大きく変わっており、昔大丈夫だったから今も大丈夫。とはならないことがあります(これは地盤だけに言えることではありませんが・・・)。

今後、設計士さんと打合せされるとの事ですが、下記はお客様からでも効きやすいかと思います。

【質問内容】
地盤改良のセカンドオピニオンをしている業者があり、そういった機関を使えないか。
→セカンドオピニオンの費用は掛かりますが、杭以外の方法を提案してもらって費用が安くなる事があります。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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