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家づくり相談

イエローゾーン、急傾斜地崩壊危険区域に指定された土地の価値について

神奈川県鎌倉市における土地の購入にからむご相談となります。

現在、購入を検討している土地が一部レッドゾーン、主にはイエローゾーンに加え、急傾斜地崩壊危険区域に指定されております。レッドゾーンにかかるのは建物以外の部分で、敷地面積の10%ほどです。

立地、広さ、車での侵入のしやすさなどは坪単価と比べると割安感はあり、長期優良住宅の取得可否は詳細を調べる必要があるものの、複数のハウスメーカーと相談している限りでは木造住宅の建造自体は可能であろうとの見立てです。
※擁壁など不要との想定

一方、レッドゾーン、イエローゾーンによる土地の資産価値に関する影響は概要としては理解しているものの、急傾斜地崩壊危険区域にからむ影響については理解が浅い状況です。

そのような条件下にある土地について、市場においてはどのような価値試算がされうるのか、考え方などご教示いただければ幸いです。
e.g. かなりケースバイケースなのでものを見てみないとなんとも言えない、レッドゾーンよりは一般的には影響度合いが大きくなく価値の下落はそこまででもない、など

専門家の回答

3件

2023年 9月 3日
価値はないと思われた方が良いです。

地層を調べ岩盤であるか見極めて判断されてください。 

想定外が沢山がある時代ですから価値はないと腹をくくったぐらいの方が良いと思います。

あとは自己責任です。災害は何があるか解りません。軽く返事する方は責任は追いません。


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ユーザーの返答

2023年09月05日

てつおのプロフィール写真

コメントいただき、ありがとうございます。ものとしては厳しいであろうこと、理解いたしました。
確かに、このような時代ですからね。相応の情報量をもって意思決定しようと思います。

2023年 9月 5日
初めまして。クサノユカリ建築設計室と申します。
京都で活動している設計事務所です。

ご質問の件、今はイエローゾーンでも、いずれレッドゾーンになる可能性がありますので何とも言えません。

土砂災害警戒区域についておおよそ5年ごとに見直しがされ、土砂災害の可能性が高まれば区域が広がったり、土砂災害防止工事がおこなわれるなど土砂災害の可能性が下がると範囲が狭まったりします。
突然、敷地全体がレッドゾーンになるということはあり得ないと思いますが、長い目で見ると変わっていく可能性があります。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
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ユーザーの返答

2023年09月05日

てつおのプロフィール写真

コメントいただき、ありがとうございます。

確かに、土砂災害警戒区域それ自体も見直しがされ、良くも悪くも変化するものですしね。
どの程度変わるものなのか、何をもってしてこの変更の判断がされるのかなど把握していないこともありますが、その観点でも情報収集してみようと思います。

2023年 9月 5日
自分は現在自宅の建設地として千葉県の外房で土地を探していますが、
急傾斜地崩壊危険区域に関しては現在建っている家の周りを重点的に指定しているようです。
(あらゆる崖などを調査するのは大変なので)
ですので、仮に現在の敷地(元々は農地などとして使われていた)が指定されていなくても家を建てた後に調査対象に入って指定されることがあるそうです。現在、急傾斜地崩壊危険区域指定でなくても30度を超える崖が建物を建てるの場所(離隔距離を取っても)に存在するなら指定されているのと同じようになんらかの措置(コンクリート擁壁など)必要です。
てつおさんが購入しようとしている土地が急傾斜地崩壊危険区域の10%を除いて特に危険がなさそうで、さらに海の眺望が良いなど終の棲家として魅力があるのであれば問題ないのかもしれません。
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