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家づくり相談

買主が負担すべき費用なのか教えていただきたいです

購入した土地でのトラブルです。

現在造成工事中で、業者より「申請した図面通りに公共下水に繋ごうとしたが不可能だった」と連絡を受け、再申請・工事、場合によっては300万ほど追加費用がかかると言われ、本当に困っております。


購入した土地は北側と東側に道路があり、どちらの道路にも公共下水の配管が通っております。
北側・東側道路ともに歩道がついており、歩道下に水路があります。

建築申請し、市に許可をもらった図面では、土地の北側中央から真北に向けて短い線で下水を繋ぐ図面になっておりました。

市に繋げない理由を確認したところ、北側道路には東から西にかけて深くなるよう勾配のついた下水管が通っており、購入した土地は東の始点に近いので、水路に干渉してしまう為に配管を接続することは出来ないという回答でした。
土地の西側に向かって何軒か住宅があるのですが、そちらは勾配のおかげか下水にそのまま繋げているようでした。
また、水路、配管ともに古く、市にも詳細な記録が残っておらず実際に掘るまで干渉することがわからなかった為、申請に対し許可が降りたのだろうとの説明でした。

業者と話し合あった結果、以下のいずれかの方法を選ぶよう言われました。

1.宅地の位置を土地の北西側ギリギリにし、水路の干渉を少しでも減らせるよう再申請(申請費用有り)。ただしこちらも掘ってみないと水路の厚みもわからない為、繋げない可能性もある(繋げても繋げなくてもその分の費用は追加)。全部で50万程度になる可能性も。繋げなかった場合2になる。

2.東側道路にある下水に繋ぐ。ただし反対車線であること、より高度な機械、ガードマン等を必要とするため2,300万かかる。

浄化槽にしても下水道がある以上、水路を放流先にすることは認められないだろうと言われております。
そもそも浄化槽やそれだけの費用が下水にかかるとわかっていたら当然購入していない土地で、この状況が重要事項説明書にあった「直ちに利用可能な配管有り」といえるのかと不思議でなりません。
市に詳細な図面もなく、不動産屋にも市にもわからなかったことだから仕方ないです、とも言われ、費用についてそれとなく相談したところ、不動産屋は市が悪い、市はそこに繋ぐといった建築士は?と全員が自分には責任はないと言っている状態です。

こういったパターンはよくあることなのでしょうか。
またこの内容で図面を作成した建築士に責任があるなんてことは本当にあるのでしょうか?

専門家の回答

3件

2024年11月25日
はじめまして

業者さんでしょうか?
一般の方ではないようですが、不動産業者であった場合は開発、土木、建設など
それぞれを業務委託若しくは請負契約にて行いますので、どの様な契約をしているか
によります

文章では少々分かり難いですが、
下水に繋ぎ込むことができない?ということは無いと思います
行政によりますが、工事負担を何処まで出来るか、という交渉をすることに
なると思います

発注者責任ということもあるので、開発行為をする場合に発注する業者選定を
行う必要があります
(個人、法人何れも)

開発する場合は下水、上水、電気などのインフラは当然事前に確認します
それを基に開発行為を行いますので、それが出来ていないということで
スタートした場合は双方の問題だと思います

詳しくはメールにてお問合せ下さい
flat-design-house.studio.site
Fdh.Inc

矢印
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2024年11月26日
はじめまして。 
大阪のプランニング&インテリアデザインの設計事務所です。
以下、ちょっと長文ですがお伝えします。

①購入前の元の土地には下水道は通ってなかった?
 元土地は更地ですか?既存中古住宅が建っていたわけではなさそうですね。

 元土地にインフラが通ってない場合はイチからになりますので
 「直ちに利用可能な配管有り」が、宅地内まで引込み済みかどうかは
 確認が必要だったと思います。
 (現地確認、立ち合いして、ココに引き込まれているという目視)
 その確認は、誰がしておくべきだったのか。
 それは詳細状況がわかりませんので、ここでは明言は難しいと思いますが
 元土地の所有者はわかっていたのかも知れません。

②話し合った業者とは下水道をつなぐ工事業者でしょうか?
 役所に現場立ち合いしてもらって深さの目安など把握できませんか?
 
 1、2の工事前に、役所で下水道台帳など確認したり、下水道課に確認して
 必要に応じて現場確認してもらい、下水道の深さ位置を見てもらったりするのが
 普通(私のつたない経験からは)だと思いますが、
 『古くて、詳細な記録が残っていない』なら、尚更、現場に来い、というカンジがしますが、
 そういう地域ではないのでしょうか?
 (下水道を繋げることを推進しているハズですが)

➂下水道の深さや勾配が有る程度わかってから工事する。
 状況的に、2が確実なような気もしますが、
 下水道工事は役所に書類申請して許可が下りてからだと思うのですが
 そちらの地域ではそういう話は無いのでしょうか?
 1でダメなら2、っていう進め方がちょっと理解しずらいので
 アドバイスしにくいです。
 役所に相談しているんですよね? 手順を確認した方が良いです。
 申請時には現場立ち合いが必要で、それらを経て許可が下りて
 道路掘削など工事に進めることができる、はずです。
 これら申請手続きは確認申請とは別に行う必要が有る為、
 建築士か指定業者?か誰が行うかにもよりますが費用も発生します。

④確認申請時(前)にどこまで確認していたか
 確認申請前には現場確認してインフラ引込み確認などは行うのが一般的と思われますが
 引込みされていない場合、引込み申請が必要かどうかは役所にてヒアリングや確認を行っています
 (私の場合) 
 確認申請が出された時点で、役所も(今回や民間申請ではなく役所?)場所確認などするか、
 「下水道課に確認しましたか?」と聞かれたりします。

 その辺、役所も大雑把?!だったのかも知れませんし、関係各所への確認不足で(役所が)
 今回は不運が重なったようにも思われます。
 図面に記載して、それが通ってしまった場合、確認申請のどこまで何の不備に対して
 建築士が責任を負うのかは、難しいと、私は思ったりします。 
 

⑤責任の所在と費用負担 
 責任がどこにあるか、と 費用負担 を誰がするか、は別問題のようにも思われます。
 どうしてもならば弁護士案件になるかと。 
 引き込み工事が余分に発生した、わかっていたら購入しなかった、ということならば
 購入時点での情報判断になるかと思われます。 

私は、今は大阪ですが、以前は千葉や首都圏エリアで業務を行っておりました。
あちこちの役所に出向いて思うことは、本当に対応は様々です。
よって、「以前の○○ではこうだったけど、今回の件はこれでいいのか?」と
しつこいぐらい確認します。 デジタル化を進めていて、途上だったりもして
「そこは全く手をつけてないから情報は古いまま」とかも有ります。
中古住宅のリフォームでの配水管繋ぎ替えなどもあり、昔のままだった地域などは
かなりアバウトだったりします。
 
現地立ち合いを下水道課と確認して、どのようなルートでつなぐのがいいのか
再確認してみてください。 北側道路でつなげる策が何かあるかも知れません。

ご健闘をお祈りします。
矢印
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2024年11月27日
調はインフラ調査不足が原因です!今やっている計悪もそうです。事前に問題は水勾配です。ポンプアップで処理するか設計士の責任です。払う事はありません。排水工事問題ありと不動産売買の重要事項委には描かれてあるの普通です。貴方様もそれ見逃していませんか?
矢印
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