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無垢の床材の施工に

ご回答いただいた建築家の皆様、ありがとうございます。

材種はメープルで、幅は厚さ15mmで120mmだったかと思います。

框の方は何とか施工会社が直す方向になっていますが、方法は決まっていません。
凹凸は写真ではよくわかりませんが、開くだけでなく確かにボコボコしてきています。
これは最近ボコボコになってきました。
開いてきたところ付近です。なので、開いたところから湿気を吸ったものだと考えています。
框はたぶん床材を差し込むタイプなので、差し込んでいる部分は抑えられるものがない状態かと思います。
差し込んている部分の突き上げたところが框を持ち上げているのがわかる状態です。ください
なので、框は床材の反りをそのままにして、水平でズレているのだと思っています。


巾木は下のほうが若干膨れているのがわかると思いますが、触ると開いている部分の周りがが膨れているのがわかる状態です。
これも、ただ空いた部分から湿気を吸ったのだと考えています。
紛らわしいことを書いて申し訳ないです、、。

巾木を突き上げてる床材は、スカートがこれ以上持ち上がらず、巾木本体を持ち上げています。
巾木の段差は角を触ると少し段差があるとわかるくらいなので、気にするほどではありませんが、しっかりつけてある巾木を持ち上げているのは間違いありません。
全体がこのように突き上げています。
床は光が差し込んだとき、遠目で見ても波うってるのがわかります。

1箇所、凸に反っている部分がありまして、そこは大工さんがステープルのうち忘れか、ボンドのうち忘れの可能性が高いと認めていました。
しかし、張替えはしてくれない方向です、、、。


床鳴りは色んなところがパキッとなるので、合板ではなく反りによるサネのズレ?なのかと思っていますが、わかりません。
合板のキシミのような音ではなく、木が浮いていた部分がもとに戻るときなるような感じなのでしょうか?
毎回必ず同じところが鳴るわけではありませんが、決まって浮いたようになっているところもあります。

削って対処できる。というお話がありましたが、その場合、これから乾燥し痩せた場合は削ったところは凹みますか?

これは無垢材を使うことによって当たり前の状態なのでしょうか、、、?

許容範囲だから受け入れろと言われ、この前施工会社側と揉めてしまいました。
原因追求をせずに、許容範囲ですし、ほかメーカーも張っていない。
しかしながら、床を剥がす前から目地は詰まっていたのは湿気をすう状況だったわけですし、この気密パッキンは主流ではないと認識しています。

状況的には貼らなければいけないから、たったの半年でこうなったと思っていますが、どうなのでしょうか?

よろしくお願いします。
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専門家の回答

1件

2017年10月22日
長く書いた回答が消えてしまったので、かいつまんでお答えします。
この程度の「杉」のフローリングの反りで在れば普通です。
湿気のせいではありません。

玄関の框も材料や湿気のせいではなく「納め方」が悪いです。
こんなに薄い材料を留めにするならば「雇いざね」にするなどの対策を
採っておかなければ、必ず隙が開きます。

巾木も、どこでもこうやって隙が開きます。それは壁の構造がチープ
だからです。間柱も十分乾燥させた材料でも、どんどんどんどん変形します。
そしてプラスターボードを引っ張ります。そこで最近では安い住宅でも
「貫」と言われる水平材を壁に入れますが、ローコストでは難しいでしょう。
手間が掛かります。

床の反りは床下にビニールを張ってい防げるというレベルではありません。
対策としては、巾木を外して、反りに合わせて付け直す。
極端に隙が開いてしまった化粧材については木パテなどで埋木して塗装で
彩色をするなどです。
鳴きについては、床下の「束」の調整で行い、それ以上は当たり前だと
思って受け入れるしかないでしょう。無垢は「いずれ」鳴きます。
しっかり施工すれば、するほど鳴きます。だから鳴き難いボンドを使うのです。
それから杉のフローリングでも、ピンきりです。私も値段だけで決めて、
質問者様のように痛い目にあったことがあります。
現場に入れた材料を確認したときに触って分かるほど「しっとりした」ものも
有りました。しろたは、尚更反ります。
ですが㎡2万円近くするオークだって、もっと反ります。
要は、無垢のフローリングが反るものだと理解して注文し、施工することが
大切なのですね。

ビニールうんぬんといういよりも、フローリングを現場に搬入したら、
現場の湿度に十分馴染ませ、それから床に仮置きして、色目と継ぎ手位置を
確認して施工するのです。巾木は工事の最後ですから、ある程度、反った床に
合わせて隙を空けて施工することが大切なのです。


先ほどは相当に細かく回答を書いたのですが、簡単に書きました。
少々言いにくいのですが、ローコスト住宅では、この程度は普通に出ます。
昔ながらの丁寧な作りの家でも全く無いなんてことは在りません。
ですが、そうなることを知っていて、想定して対策を立てます。
それが「手間賃」に返って来てしまうのです。

いずれなる不具合ですが、今のうちなら無償で請け負いも対応してくれると
思いますので、巾木の付け直しと、建具の不具合を頼んでみてはいかがでしょう。

※当アトリエでは建築に関する、あらゆる質問に随時無料で、お子手足手います。
そうぞお気軽にお問い合わせください。

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