建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

境界内にある擁壁の将来性

解体更地の土地に木造2階建ての新築を予定しているのですが、その土地の北側には擁壁があり、下には既存の家があります。。(建物は擁壁の上に建てます。)
昭和50年代後半に丘陵地に団地としてひな壇上に作られ、1区画の擁壁の上に10軒ほど家があります。擁壁は高さ3m前後で間知ブロック積と思われます。(境界内の幅は9m弱です)
擁壁の強度についてハウスメーカーの1級建築士は、建築時は問題ないとのことです。また北側に擁壁があるため日当たりが悪く苔が生えていますが、排水もされているので検査済証はないものの、設計はしっかりされているものと伺っております。
豪雨や地震などの災害や子や孫が将来的に建替えを考えた場合不安もあり、購入すべきか悩んでいます。

質問1 購入した場合、擁壁改修、補修等の必要性が想定されるか。
質問2 必要性は将来のどの時点で発生しそうか。
質問3 改修、補修等が必要な場合どの程度の経費が想定されるか?
質問4 災害等で擁壁が崩壊した場合、連なっている擁壁すべてに影響があると思いますが、その場合どのように修理していくのでしょうか。
質問4 この他、この土地での新築にあたり、懸念される項目がありますでしょうか。

※下の土地で解体している家があり、擁壁の断面が見えたので添付させていただきます。

よろしくお願いいたします。
  • 境界内にある擁壁の将来性

専門家の回答

3件

2020年 4月20日
ご質問1、2については
検査済証などがない場合、申請上は建築士の判断による、となります。
がけ地条例などもあるので、しっかり現地見ないと判断できかねますが
改修や補修をしない前提で計画することになりと思います。

弊事務所でお受けする場合は上記によります。
板橋区内で一度経験ありです。

ご質問3については
その費用が掛からない前提で進めないと
新築の予算をかなり圧迫すると思います。

ご質問4については
本計画で責任を負わないように計画することをお勧めします。

最後のご質問ですが、
この内容のみですと、お答えが難しいです。
参考にしていただき
お手伝いできることありましたら
ご連絡くださいませ。

矢印
この専門家のプロフィールを見る
2020年 4月20日
建築条例を調べることです。多分3mだと日本中アウトのはずです。ケンチ石積みは通常安全な擁壁としての構造計算の提出がなく安全な擁壁ではないと判断します。建築士をうのみにしない方が良いです。土地400万ぐらい安くさせることです。それで工事をするとよいです。あとこうじは難しいからです
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2020年 4月20日
愛知県の崖条例はこれでしょうか。
https://www.city.ichinomiya.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/012/623/gake.pdf

悩ましいですね。
崖は地震や大雨が崩壊の原因になる事は十分に考えられます。
地震の後に大雨に見舞われるという事も。
超長期的にみれば自然崩壊する事もあるのでしょう。
役所は有資格者に責任を持たせる方法をとりますが、天災による被害は、その資格者が、地震が来ても大丈夫。と言って契約しない限り、免責となる場合がほとんどでしょう。
それがいつ起こるのか、または起きないのか、費用はいくらなのか、見当もつきません。
一団の区画で全体的に擁壁が崩壊した時は、みんなで相談しながら解決方法を模索する事になるんだと思います。
千葉のゴルフ練習場の台風による鉄柱倒壊事故がイメージしやすいと思います。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
この家づくり相談「境界内にある擁壁の将来性」をfacebookでシェアする

関連する家づくりカテゴリー

おすすめ

同じカテゴリーの他の相談

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら