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家づくり相談

暑さ寒さへの責任について

築50年の建売住宅から建て替えた新築戸建に住んで4ヵ月目の者です。
①3階の部屋が3月中でも暖かい日は28度近くまで部屋の温度が上がること、
②1階の洗面所は寒くて暖房なしには冬場はとても使えないのに洗面台以外のコンセントもないこと、
この2点についていろいろ考えています。
要するにこの2点は、設計者さんか私たちか、どちらの失敗で起こったんだろうということです。

専門家の方の意見が聞きたく、こちらにたどり着きました。
ご意見いただけるとありがたいです。

「夏涼しく、冬は暖かい家」にしたいと思い、家族の諸事情などいろいろなことが絡み合って大手ハウスメーカ―で建てることになりました。
断熱性能はカタログ値では東京で地域のZEH基準超え、気密性能は中間検査で1.6と出ました。
狭小地の木造軸組3階建てです。

設計者さんは「うちの家は夏涼しくて冬は暖かいから大丈夫」ということと、
「エアコンは畳数表示どおりのを」という方針でした。
私たちから涼しさ暖かさに直結する事項に関して提案したのは
◯高気密施工→しぶしぶ了承
◯気密測定→了承
◯窓を樹脂窓に変更→了承
◯第1種換気扇に変更→了承
◯窓の日射遮蔽用の外付け部材→スルー無視
◯天井断熱性能を上げる提案→却下
でした。
日当たりよさそうな窓に庇がないし、軒も小さいのが気になりましたが、これ以上指摘するのをあきらめてしまいました。

洗面所に関しては、10年以上洗面所のない家で暮らしていたことと、その前に住んだことのある家も無断熱と言えるような寒い家ばかりだったことが自分の判断を狂わせてました。
この家に住めば暖かいんだろう、設計者さんもあれだけ大丈夫と言っているし、暖房が必要なほど寒いなら指摘してくれて対策してるはずだし、何にも言わないから必要ないんだろうと考えてしまいました。
で、寒い洗面所が出来上がりました。

これらって、指摘し続けて反対されても押しきって希望したもの、心配したこと全てに手を打たなかった、想像しきれなかった私たちが悪いんでしょうか?

「うちで建てる家はなっても涼しくて冬暖かいから大丈夫」と連呼していたのに、暑い部屋、寒い部屋が出来上がってしまったことに設計者さんはなんの落ち度もないんでしょうか?

通常、暑さ、寒さへの対策について責任を持つのは誰なんですか?

軒が小さく庇もない窓のある日当たりのいい部屋にエアコンは畳数表示どおりを薦めていたことも、「日射遮蔽しない分夏は部屋が暑くなるから、これだけのパワーのエアコンで冷やすことが必要」という意味だったんだろうかと思ってきました。

上に書いたような断熱気密性能なら、畳数表示よりもはるかに小さなエアコンをワンシーズン自動で連続運転すると快適でエコだと思っていたのですが…。それができないという意味にも思えてきました。

3階の部屋も自分達でできる限り手は打つし、エアコンかければ大丈夫だろうし、
洗面所の寒さもドアが半開きでも他の部屋から暖房を引っ張ってきて暖めて使っているし、住めないから裁判というほどのことではないんです。

入居3ヵ月を目処に送られてきたアンケートに設計者さんの評価を記入するのに、この暑さ寒さ問題が設計者さんの対策不足なのか私たちの希望しきれなかったミスなのか分からなくなり質問しています。

専門家さんのご意見よろしくお願いいたします。
  • 暑さ寒さへの責任について

専門家の回答

6件

2021年 4月18日
畳数表示よりもはるかに小さなエアコンをワンシーズン自動で連続運転すると快適でエコだと思っていた。ご自分でも理解しているのではないのでしょうか?適切なもの使って控えめに使い、不足があった時は補える能力を持たしていないという事ではないのでしょうか?天井断熱性能を上げる提案→却下=壁から熱が入らなくても他から入ってく来るので断熱層に穴が空いてるようなもので=断熱の穴から熱気が入ってくるの当たり前です。何故均一な断熱性能の箱にしなかったんですか?魔法瓶にお湯入れて蓋しないで何故お湯が冷めやすいと言っているようにも思えますが?
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

2021年 4月18日
最近、特に、この断熱性能についてのご不満の意見を
あちこちで目にするようになりました。
ハウスメーカーの自業自得のような気がします。
ブーメランですね。あれだけ、大げさに気密性能を上げて、
断熱性能を上げると真冬でもTシャツ一枚で過ごせるし、
真夏でも扇風機すら必要ないくらいのプロパガンダで
宣伝して顧客を煽ったんですから。

実際のところ家中が、そんな夢のような環境になるはずも
ありませんし、出来ないことは無いですが、一般の住宅の
レベルで実施するには金が掛かりすぎます。
質問者様が仰るように、まず最初に考えなければならないことは、
基本的な家のディテールであり、間取りなんです。それらが
定石どおりに出来上がってから、インフィルの性能を高める
事によって、初めて効果が現れるというものです。

設計者と言っても「宮づとめ」です。会社の仕様や方針も
あるでしょう。設計事務所ではないのですから限界もあります。
現在では断熱や気密の性能を説明する義務が有りますが、その
「数値」や「温かい」「涼しい」などの「主観」による表現を
万人が共通した感覚で受け取れることは絶対に有りません。

ちなみに3階の居室や廊下は換気も通風も行わなければ、普通の
断熱材を充填した程度では40℃を軽く超える日もあります。
脱衣所のような暗くて通気も無いような場所には断熱性能だけでは
解決出来ない温度差があります。エアコンを付けるしかないです。
完璧な快適性を実現させるには「空調」を取り入れるしかないです。
それらの工事は大変な金額がかかります。構造や計画にも相当に
影響を与えます。熱交換換気などのキーワードで検索してみて下さい。

僕は、当事者でもなければ現場に居た訳では無いので、誰の責任なのか
など、決して判断できません。他の建築家の方も同意見だと思います。
ただ思うのは希望が全部叶うかと聴かれれば、必ずしもそうではない
事が世の中圧倒的ではないかということです。
上を見ればキリがないです。
今からでも「お金」さえ出せば、解決できる?「出来そうな?」設備の
導入は可能です。

折角手に入れたマイホームです。愛してあげてください。
それまでのプロセスも誇りに思ってください。間違っては居なかったと
僕は思います。合格点です。

URBAN GEAR / アーバンギア 本多
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

2021年 4月18日
こんにちは。
高断熱に関しては様々なご意見や見解があると思います。現在の断熱基準は「冬の暖房時」のエネルギー節約を主に考えて、年中エアコンを回す想定になっています。
北国には上記の基準が合っていると思いますが、関東以西の「蒸し暑い夏」や「日当たりの暖かさや風が通る気持ち良さを大切にしたい人」には少し違和感を感じるかもしれません。
3階の暑さは<窓の日射遮蔽用の外付け部材→スルー無視>によって主に窓、及び窓以外の部位から多少進入した輻射熱による熱が、高断熱仕様の為に外に逃げられずにいる為だと思います。
私の個人的な意見ですが、エアコンにばかり頼らない生活をするのであれば、高断熱には「風通し」と「日射遮蔽」は必須項目だと思います。

高断熱はHMの責任でもないし、シモダエミリさんの現在の生活スタイルに向いていないだけかもしれませんね。

参考にして下さい。
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

2021年 4月18日
小生以前に回答している2名の方の補足です。建物は熱源が無ければ温まりません。リビングなど陽当たりがある部屋は暖かくなりますが、洗面や浴室には恐らく陽当たりが無いか、少なく、そのため寒いのではないでしょうか?かと言って、洗面にエアコンを取り付けるのはもったいないですよね。小生宅も高気密、高断熱の住まいですが、ZEH基準には達していません。また、洗面や浴室には陽が当たりませんが、陽の当たる居間に通じる扉を開けっぱなしにしておくことで寒くはありません。相談の文章中にも洗面の扉を半開きと書いてありましたが、小生宅は洗面の扉を全開にしておき、必要な時だけ扉を閉めるようにしています。
恐らく、天井断熱の性能アップをしていなくてもZEH基準に達するだけの性能があるのであれば、換気や冷暖房設備を上手に使うことで快適に過ごせると思います。エアコンの温度設定、建物内の空気が循環(つながる)するよう扉を開けるなど色々と試してみてはいかがでしょうか?
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

2021年 4月18日
ご質問拝見しました。
断熱性能は一応技術的基準があるものの、最後は個人の感覚ですから争点になりやすいですよね。
3階が暑い/(おそらく北側の)洗面所が寒い、というのはごく自然な現象です。たとえ省エネ住宅であってもHMの普通のプランならそうなるだろうな、と思いますし、落ち度とまでは言えないと思います。
うちは決して高気密高断熱のような性能を売りにする設計事務所ではなく、空間性や意匠性を前面に出していますが、省エネ等級4程度は余裕でクリアしていて、住み始めてから「夏涼しくて冬暖かい、大変過ごしやすいです」と驚かれます。エアコンをワンサイズ落とすのではなく、1台(広いお家なら2台)稼働で家中が暖かい/涼しいという使い方になります。
ただしエアコンは相応の馬力のものを必要台数分必ず入れます。先に書いたように暑い寒いの感じ方はかなり個人差があることと、どんな使い方にも対応できるようにしておくこと、またエアコンを供給能力以上に働かせて負荷をかけるのはエアコンにも電気代にも良くないからです。
快適さのポイントは庇などの日射対策と通風計画です。
断熱材や窓の性能はもちろんですが、つまるところは計画です。
数値だけクリアしていても、住む環境として快適かどうかはまた別の話ですよね。

今回、メーカー側の誇大広告も良くないと思いますし、施主の要望に対する設計士の対応もあまり良くなかったと見受けますし、逆にシモダさまが高気密高断熱に過剰な期待をしてしまっていた面もあると思います。
アンケートに書く程度なら、思っていたのと違った、くらいのことは書いてもいいとは思います。
書いてスッキリしたら、今の状況自体は自然な現象だと受け入れて、せっかく建てた素敵なお家を存分に楽しんでください!
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

2021年 4月18日
こんにちは。住宅性能についての投稿を拝見しました。
当事務所の特徴は、快適性や心地よさを第一に考えたデザインと住宅性能の融合、バウビオロギー講座で得た知識を取り入れた健康住宅にあります。これらの要素を取り入れたご提案をしています。

問題点2点(3階居室室温と1階洗面室温・コンセント)は一般的に言われている高気密高断熱住宅では十分考えれれる状態です。相談者様が希望されれいた住環境を実現するには外皮平均熱貫流率Ua値0.32、気密性能C値0.5が最低室用、夏季日射取得率ηAC値1.0の性能(ZEH基準から2グレード上げた性能)になるように設計すべきでした。

結果として満足できない住環境となったことの原因が設計者にあるのか、ご相談者にあるのかは裁判でもしないと分かりません。高気密高断熱の家にしたいというような抽象的な依頼では不十分で、Ua値は○○以上、C値あは○○以上、η値は○○と実際の数値で依頼するか、室温を明示して依頼するなど具体的な表現が必要でした。最終的内には建て主の希望に真摯に向き合ってくれない会社に依頼してしまったということになります。依頼先の選定がとてもとても重要なのです。

HP : https://kanlabono.com/
メール:kanlabo*****.com
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一級建築士事務所 感共ラボの森
代表 森健一郎
TEL:*****
横浜市中区海岸通4-22-302
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2021年04月19日

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ご意見ありがとうございましたm(_ _)m

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