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設計士事務所とトラブルについて

建築設計事務所と家づくりを進めている最中に起きた問題でとても困っています。
まずはじめに、建築設計事務所との契約について、300㎡以下(ほとんどの一般住宅に該当する)の建築物設計は、書面での契約が義務付けられていないようです。これを踏まえまして質問致します。
書面での契約を交わさないまま、双方の合意のみで設計を進めてきましたが、結果的に当初の希望スケジュールの遅延の末、予算超過(工務店見積もり75%オーバー)も重なり、現在でも工務店が決まらず、着工に至っていません。
現時点まで、設計士と金額のやり取りはありません。こちらとしては、折につき契約金の支払いの意思表示や、書面での契約を取り交わしたい旨伝えて参りましたが、「お金には困ってないので、次にお会いした時でも….」などと言われ、上手くかわされてきたまま今に至ります。
スケジュール遅延については、工務店に見積もりを依頼した時点(=実施設計終了)で、既に6か月程希望より遅れていました。プランニング提示の時点で既に期日が迫っており、その後、基本設計の段階でも詳細な打ち合わせを設計士側から設けられることはなく、何も言われないままにコトが進められるのはまずいだろうと思う点について、要望を度々LINEで伝えてきました。
しかし、最終的には模型と2枚の平面図及び1枚の立面図の提示のみで実施設計へと移行し、見積もり依頼の末、予算75%オーバーだったというのが全体の流れです。
設計士の当初の説明では、遅くとも今月には竣工を迎えている予定でした。家族も、これまで期待して待ち続けてきたので、相当落胆しています。
当方としては、希望通りの期日で着工出来なかったことにより、家賃支払いの延長や、計画中に発生したウッドショック値上げによる予算増額、(希望通りに進んでいればウッドショックを回避出来た)、住宅ローン減税制度変更による減税額の減少、すまい給付金制度終了等、額にして450〜500万程度の損害が生じています。
予算超過については、提示された見積もりが75%オーバーですから、ウッドショック値上げだけでは説明がつかず、設計そのものにも問題があったことは明らかです。VE案で対応出来るレベルではなく、基本設計からやり直しとなると、いつになったら竣工を迎えられるのか全く見えない状況です。
設計士の発言からは、私から契約破棄を言い出す事を期待している感もあります。因みに、ここまでの成果報酬は要らないと言っています。
成果報酬の請求を放棄して逃げ出したい思いなのでしょう。
私としては、設計士を変えるにしても、上記損失は解消出来ませんし、家賃については最低でも先一年は延長して支払わなくてはなりません。ウッドショックが沈静化しても、木材価格は今後上げ止まり、坪+5万程度UPが定着すると言われています。
ですから、このまま今の設計士と契約を解除せず、計画を再スタートさせるにしても、損害分を設計監理費を削減することで充てて欲しいというのが正直な思いです。タダ働きでも補完出来ませんが。
これまで、設計士からは重要事項説明も受けておりませんし、解約要件の約款も確認しておりません。
金額的に解決出来る問題だけではなく、希望したスケジュールは、家族のライフプランの要素もあり、それを崩されたというやるせない思いもあります。
以上が現在私が抱えている問題です。
書面での契約を交わしていない状況で、業務不履行を理由にこちらから解約を求め、損害賠償請求は可能でしょうか。
もしくは、建築士法違反と考えられる、重要事項説明の未実施や免許不提示を盾にして、損害賠償ではなく建築審査会にかけますけどどうしますか?と言った示談交渉として進めるべきでしょうか。
現段階で、損害を限りなく減らす為に、私はどのような対応と交渉を進めていけば良いでしょうか。
お知恵をお貸しいただけるとたいへんありがたいです。宜しくお願いします。

専門家の回答

4件

星マーク
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2021年12月 6日
こんなところに相談せずに、弁護士さんに早急に相談されるべきです。
双方とも契約したいけどできていない=契約していないという認識ですと、業務を依頼していない・設計事務所が好意でやっているような状況ですので、損害賠償などは難しそうな印象ですね。

設計自体も、書かれているような作成図面の内容ですと、とても設計しているとは言えません…
矢印
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ユーザーの返答

2021年12月06日

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仰る通りですね。弁護士相談してみます。ありがとうございました。

星マーク
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2021年12月 6日
民法上では、口答でのやり取り=口約束でも成立は致します。今までのやりとり記録を整理して法律事務所に相談されてください。
かと言ってその根源の半分はルーズな貴方にも責任があるという事、ほどほどのところで気づかない=だらしない同士の問題です。
矢印
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ユーザーの返答

2021年12月06日

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ご回答ありがとうございます。
仰る通りですね。不信感を抱きつつも、期日が迫っていたこともあり、出来るという言葉を信じてここまで引きずってしまいました。
因みに設計士は、ここのサイトでも10件以上事例を掲載しておりますし、実際の物件も観にいきました。
また、そのうち何件かを手掛けた工務店が構造塾の優良工務店リストに載っていることや、気密測定技能者従事事業所にも登録(県内ではわずか21社しかありません)されており、少なくとも自分の地域では、一般的に温熱環境の知見が豊富な工務店は設計事務所の仕事を受けない傾向にありますので、最初から特命したわけではないのですが、この設計士との繋がりを重視した結果このような事態を招いてしまいました。
まずは弁護士に相談してみたいと思います。ありがとうございました。

星マーク
相談者が役に立った
2021年12月 6日
お話を聞いているだけでは、よく分からない案件ですね。建築士もやりたくなさそうな雰囲気を受けます。相手側にもなにか理由があるのでしょう。金額も、75%増なら、途中調整してないので、言われるがまま図面を書いたという感じです。
解約なら、Miroさんが感じているように、向こうは喜んで受け入れるのではないでしょうか。損害賠償を求めるのであれば、他の方もお話しされているように、建築審査会より、弁護士などの第三者を入れて、お話をした方がいいですね。ただ、状況によっては、向こうからも証拠を出されますので、結果がどうなるかは私も分かりません。
矢印
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ユーザーの返答

2021年12月06日

Miroのプロフィール写真

ご回答ありがとうございます。
他の方も仰る通り、弁護士に相談してみたいと思います。

星マーク
相談者が役に立った
2021年12月 6日
はじめまして。
損害賠償を請求される場合、実損があったかどうかが問われます。
今回の場合、設計料は支払わず、期間が過ぎて、家賃と、物価高騰による損失をどうみるかという事になります。
家賃は、実損にあたるケースは多いと思いますが、物価高騰は、不可抗力もあり実損としてみられないように感じます。
それをふまえて、設計料の支払いが無いので、設計側の実働と、家賃の損失の分を照らし合わせての解決となるように思います。信頼関係がまだあるのであれば、ご予算に合わせた計画に変更をしてもらうか、難しいようであれば、他の方に委ねる方がよろしいかと思います。
あまり時間をかけてしまいますと、来年さらに建材が上がる要素もあると聞きます。
ある程度、過ぎてしまった事は、それぞれの事情の中の責任かと思いますので、いえづくりの前進がある事を願います。
ご参考にしていただけますと、幸いです。
矢印
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