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家づくり相談

準耐火建築物で埋込防気カバーの後付け設置が可能かどうか。気密改善方法について。

準防火地域の新築を建築中です。スイッチ周りにパナソニックアドバンスシリーズを採用しておりますが、気密測定をした際にスイッチやコンセント周りから隙間風がある事が分かり、気密を改善する方法を調べていたところ、埋込防気カバーといった製品があることを知りました。

ハウスメーカーの工事監督からは、準耐火建築物なのでうちではそういったものは設置していないと伺ったのですが、やはり準耐火の場合、埋込防気カバーなどは設置できないものなのでしょうか。分電盤周りも、気密が下がるような要因となっていることが分かり、後付けとなりますが、改善する方法や製品などがあれば知りたいと考えております。

不躾なご質問で大変恐縮ですが、アドバイス頂けますと甚大に存じます。
何卒宜しくお願い致します。

専門家の回答

5件

2022年 4月13日
コンセントボックスを金属製にしたり、耐火遮音気密ボックスカバー等を使用します。表面のプレート等も簡易耐火プレートを使用します。分電盤については内壁の非耐力壁に設置することにより、気密がとれるようにします。
矢印
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2022年 4月13日
カバー裏面に気密テープ等を貼ってみてはいかがでしょうか
矢印
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矢印
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2022年 4月13日
気密シート(防気カバー)は準耐火の認定仕様次第になり、ハウスメーカーの方が無理と言うのでしたら、無理なのかも知れません。でも、確認申請受けた審査機関の主事と相談されてみたらOKになるかも知れませんので、相談してみるのが良いかと思います。
矢印
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矢印
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2022年 4月13日
初めまして、アーキネットデザインLLCの市川均と申します。まずは、気密の目的が断熱なのか壁内結露防止なのか、その上で気密層がどのように設計されているのか、を理解してください。それによって対応すべき措置は違ってきます。また、気密は壁と屋根(天井)、壁と1階床との繋ぎ箇所が重要であるのにも関わらずそこが悪いことが多いですので注意してください。なお、弊社では天井と1階床を気密層にはしないですし、気密層の壁に分電盤は付けません。コンセントやスイッチも極力気密層は貫通しないよう設計します。このように設計の手法はまちまちですので、可能な限り専門的に検討されると良いと思います。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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2022年 4月13日
準防火地域でも2階建ての専用住宅であれば、準耐火建築物にしなければならないわけではありません。
無論、階数、面積、特建などの要件により必要にはなります。
基本、準耐火で木造の場合はメンブレン工法となりますので、コンセントボックスなど、専用の耐火(準耐火用)コンセントボックスが必要となります。貫通部分も耐火パテで埋めその時点でおのずと高気密になります。
ハウスメーカーの場合は、認定を取っている仕様もあると思いますが耐火用のパテやテープで何とかなるような気がします。
矢印
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