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断熱仕様グレードアップの優先順位について

こんにちは。断熱について、質問させて下さい。

現在、契約をした工務店と打ち合わせを進めています。
工務店の標準仕様から、予算の許す範囲で断熱仕様をグレードアップしたいと考えています。

現在の仕様は、下記となっていますが、窓や壁、床の断熱のバランスが問題が無いか、断熱仕様をグレードアップする場合、どのような優先順位でした方がコストパフォーマンスやバランスが良いかご教示下さい。

<現在の仕様>
・窓   :サーモスⅡH Low-E複層ガラス
・屋根断熱:フォームライトSL100 200mm
・壁断熱 :フォームライトSL100 75mm
・床断熱 :カネライトフォーム スーパーE-Ⅲ 65mm
・玄関ドア:LIXIL製 K2仕様
・外皮熱貫流率:約0.57
・6地域
・10m高度地区
・防火指定なし
・在来木造住宅
・延床約30坪
・2階リビング

<見積もりをいただいた変更案(価格は税込)>
①窓:LIXIL TWとEWに変更【トリプルガラス アルゴンガス】 (約70万)
   →意匠性の観点から目につく箇所はTW、寝室等の場所はEWとしています。
②屋根断熱、壁断熱:フォームライトSL50aに変更 厚みは据置(約145万)
③壁断熱:フォームライトSL100 90mmに変更(約30万)

工務店にきちんと確認したわけではないですが、10m高度地区ということもあり、屋根断熱の厚みを増やすのは難しいかもしれません。

また、窓をTWとEWの複層ガラスに変更した場合、屋根断熱のみをフォームライトSL50aに変更した場合の見積もりを現在とっていただいている状況です。

よろしくお願いします。

専門家の回答

6件

2022年 6月14日
こういうのは、気になるのでしたら、しっかり計算をしてもらってください。
建物形や方位など、いろんな変数を考慮して判断された方が良いと思います。
矢印
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2022年 6月14日
IGArchitects一級建築士事務所様が言うようにしっかり状況を考慮して計算して検討すべきだと思います。最低でも、外皮計算をして、建物の断熱性能を理解した上で行うべきだと思います。また、屋根断熱の場合、断熱材上部で真冬に計算上結露が発生する可能性が高いです。結露した湿気を放出する方法も検討する必要があるかと思われます。
矢印
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2022年 6月14日
最近、こういう質問が多いですねぇ。
家の断熱を断熱材の仕様だけで云々するケースが増えているように思います。

断熱材以外に、外壁の下地と仕上、内部の下地と仕上も当然影響しますし、空気層があるかどうかでも違ってきます。断熱材の数字ばかり気にすると、それほどの地域でもないのに、オーバースペックになりがちです。またオーバースペックになっているのに、意外な落とし穴に気が付かないことも多いと思います。

要するに、この種の質問で納得するのではなく、総合的に判断できる人に相談するしかないのではと思います。
矢印
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矢印
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2022年 6月14日
断熱に関してはなかなかわかりませんよね。
元の仕様だと、6地域でギリギリHEAT20のG1に届かないという仕様ですが、断熱仕様は色々難しいところです。
個人的には、Ua値0.57では少し物足りないと思いますが、体感は個人差もあり一概に言えません。

どちらかというと、「夏の日射遮蔽が出来るか」「冬の日射取得が出来るか」「気密性能はどのくらいか」の方が重要だと思います。

昔ながらの日本家屋の外廊下なんかは深い庇があって、だいたい夏の日射遮蔽と冬の日射取得ができてます。(とはいえ、リビングが奥まっていたり、床の断熱が無かったりとかで不快なのですが。)冬の縁側がポカポカみたいなイメージですね。

例えば、某○条工務店さんなんかはさらに高性能なUa値ですが、日射遮蔽や日射遮蔽の計画はピンキリです。
断熱性能がよかろうと、夏に日射遮蔽できていないとジワジワ室内は暖まり続けます。

まずはそっちを確認した方がいいかと思います。

長文すみません。
快適なオウチができますよう祈っております。
矢印
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2022年 6月15日
窓の断熱でしょうか、大事にされた方が良いと思います
矢印
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矢印
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