底版上に鋼管杭を載せる地盤改良について、私は不安がいっぱいなのですがご意見をお聞かせいただければと思います。
地盤調査結果が社外秘となっており、具体的な数値をほぼ除いています。ご了承ください。
■質問事項
(1) 下記条件であれば、あるいは他にどのような条件を満たせば鋼管杭を擁壁底版に乗せることは問題がないと言えるでしょうか。
(2) 擁壁が横滑りすると擁壁上の鋼管杭が持っていかれるのですが、何か対策はあるでしょうか
(3) 鋼管杭を増やすなどして集中荷重をやわらげるのは意味がありますでしょうか
(4) 他に懸念材料や打開策はございますでしょうか(擁壁や計画に関してこの情報を調べるべき、など)
■土地建物概要
現状
・関東ローム層上にあるほぼ粘土質の長方形の土地(同様の土地が横並びに4区画)
・昨年造成された高さ3 mのL型RC擁壁の上にある土地(切り土→擁壁設置→3 m埋め土)
・擁壁に関して建築確認、検査済証等は取得済み
・擁壁は土地の北側にあり、底版は3 m程度存在
・擁壁造成前の平板載荷試験では長期許容応力度が擁壁の必要地耐力+28 kN/m^2を記録
・SWS試験の結果、擁壁底版上は自沈もあり支持層になりえない
・同様に擁壁のない部分は深ければ支持層(10N~)に到達
・不同沈下に関して地盤保証付き(天災等が原因の場合は免責)
現在の計画
・擁壁から約80 cmの地点から建蔽率60%を満たす木造2階建て(ほぼ正方形)が建つ
・建物の1/3程度が底版の上に位置する
・上記SWS試験の結果を受け、基礎に沿ってほぼ等間隔の鋼管杭30本により地盤改良
・底版がある箇所は底版まで、ない箇所は支持層まで鋼管杭を打つ
・杭1本あたりの負担荷重は長期許容鉛直支持力の約98%(建物荷重を20 kN/m^2として)
・建物の現在の位置だと庭は前面道路までは4-6 mで、樹脂製雨水桝がその間に存在
・雨水枡は基礎から安息角上ぎりぎりの位置にある
把握している説明
・擁壁底版上の鋼管杭は検査済みの擁壁であればよく行う(HM)
・底版上に20 kN/m^2以上の余裕があるので底版に杭を当てることは問題ない(HM、擁壁造成会社)
・表面改良は深さ的に不適合(HM)
・家の位置を擁壁から離しすべて支持層に鋼管杭を打つ場合、安息角の関係で雨水桝側の基礎を深くするなどの追加工事・費用等が必要(HM)
・地盤保証を付けるだけの試算をしているので問題ないと思われる(設計士)
・底版の上に鋼管杭はレア(鋼管杭の某協会との通話)
・地盤調査の結果で基礎補強が必要となる場合、計画建物は擁壁のフーチングに載らないようにすることが大切である(住宅保証機構)
・鉄筋コンクリート構造において集中荷重は絶対にやってはいけない事(某サイト)
地盤調査結果が社外秘となっており、具体的な数値をほぼ除いています。ご了承ください。
■質問事項
(1) 下記条件であれば、あるいは他にどのような条件を満たせば鋼管杭を擁壁底版に乗せることは問題がないと言えるでしょうか。
(2) 擁壁が横滑りすると擁壁上の鋼管杭が持っていかれるのですが、何か対策はあるでしょうか
(3) 鋼管杭を増やすなどして集中荷重をやわらげるのは意味がありますでしょうか
(4) 他に懸念材料や打開策はございますでしょうか(擁壁や計画に関してこの情報を調べるべき、など)
■土地建物概要
現状
・関東ローム層上にあるほぼ粘土質の長方形の土地(同様の土地が横並びに4区画)
・昨年造成された高さ3 mのL型RC擁壁の上にある土地(切り土→擁壁設置→3 m埋め土)
・擁壁に関して建築確認、検査済証等は取得済み
・擁壁は土地の北側にあり、底版は3 m程度存在
・擁壁造成前の平板載荷試験では長期許容応力度が擁壁の必要地耐力+28 kN/m^2を記録
・SWS試験の結果、擁壁底版上は自沈もあり支持層になりえない
・同様に擁壁のない部分は深ければ支持層(10N~)に到達
・不同沈下に関して地盤保証付き(天災等が原因の場合は免責)
現在の計画
・擁壁から約80 cmの地点から建蔽率60%を満たす木造2階建て(ほぼ正方形)が建つ
・建物の1/3程度が底版の上に位置する
・上記SWS試験の結果を受け、基礎に沿ってほぼ等間隔の鋼管杭30本により地盤改良
・底版がある箇所は底版まで、ない箇所は支持層まで鋼管杭を打つ
・杭1本あたりの負担荷重は長期許容鉛直支持力の約98%(建物荷重を20 kN/m^2として)
・建物の現在の位置だと庭は前面道路までは4-6 mで、樹脂製雨水桝がその間に存在
・雨水枡は基礎から安息角上ぎりぎりの位置にある
把握している説明
・擁壁底版上の鋼管杭は検査済みの擁壁であればよく行う(HM)
・底版上に20 kN/m^2以上の余裕があるので底版に杭を当てることは問題ない(HM、擁壁造成会社)
・表面改良は深さ的に不適合(HM)
・家の位置を擁壁から離しすべて支持層に鋼管杭を打つ場合、安息角の関係で雨水桝側の基礎を深くするなどの追加工事・費用等が必要(HM)
・地盤保証を付けるだけの試算をしているので問題ないと思われる(設計士)
・底版の上に鋼管杭はレア(鋼管杭の某協会との通話)
・地盤調査の結果で基礎補強が必要となる場合、計画建物は擁壁のフーチングに載らないようにすることが大切である(住宅保証機構)
・鉄筋コンクリート構造において集中荷重は絶対にやってはいけない事(某サイト)