結論から言えば規定などありませんし、坪単価という表現はレトリックの塊で、ほぼほぼ「あてにならない」キャッチコピーだと思っておいた方が良いです。
基準が無いです。
AとBを比べるときに大きさだけで比べるなら判断も容易ですが、使っている材料や設備、工事の手間の掛け方で建築工事の価格は全く変わります。さらに会社の利益率で請負金額が決まるのです。
法律では工事の金額の算出方法を定めていますが、お金に色は付いていません。
何をどう振り分けて見積もりを作り、いくら儲けようが請負者の勝手です。
延べ面積は容積率の算定の場合と、建築基準法上の床面積とあります。しかし実際の住宅には基準法上「床面積」に算入されない部分が多くあります。例えば完全なベランダやポーチなど、いくら広くても床面積には算入されません。しかし実際に工事をすれば相当な費用が掛かります。請負が「どれだけ」そういった部分の大きさを想定しているかなどは坪単価では推し量ることが出来ません。標準仕様などを見れば理解できるでしょう。つまり各々の請負先で違いが有るという事です。しかしながら繰り返しますが、チラシに載っている坪単価は「釣り」目的だということを忘れないでください。私なら「目安」にすらしません。建築費は気になる所ではありますが、まずは「中身」です。
展示場に行って、カタログを貰うときに、この仕様なら坪単価は概ねいくらくらいを考えて置けばよいか営業に聞くようにしましょう。
URBAN GEAR 本多