日本建築家協会 優秀建築選 広島県の中山間地域に建つ公営住宅です。 敷地形状に沿って住戸を雁行させながら配置することによって、全ての住戸からこの地域の美しい田園風景を眺めることができ、川や山からの涼風を受け止めることができます。 …
敷地は尾道市の南向きに位置した高台にあり、少人数に対応したグループホームである。ロケーションをいかし、すべての部屋から街並みが臨めるプランとしている。外観はグレーを基調としたシンプルなデザインに重厚さを加え、周辺環境に馴染ませている。 内…
広島県熊野町における、地域防災センターの提案。 防災センターが普段から慣れ親しんでいる場所でもあることで、スムーズな災害対応、避難が可能であり、また様々な人が気軽に訪れ交流が育まれることが防災力向上につながると考え、3つの方針で計画した。…
郊外に建つ介護老人保健施設の改修プロジェクトです。 既存施設は、介護施設という性質上入居者が自由に外部に出ることは少なく、また足元の不安や車椅子利用者も多いことから視線はどうしても下に集まり、閉鎖的な空間となってしまっていました。 そこ…
陶芸家が施主となり、木造在来+CBの新築を計画。 農地となる敷地の一区画(500㎡)を施主家族と共に推し進め宅地に転用、「昔からそこにあるかのような住宅」をコンセプトに、経年変化を新築時から楽しめるデザインとした。 プランは風通しや家族…
「Legame」はイタリア語で「絆・つながり・結びつき」という意味がある。 建主は老夫婦で、長年住み続けた自宅を建て替えたいとの依頼があった。建主からの要望は、足腰に負担がかかる階段は極力避けたいこと、庇を設けること、そしてLDKと隣…
40年程前に大手ハウスメーカーで新築された二世帯住宅の、部分リノベーションです。 世代が変わり、暮らし方が変わっていく中で、これからのセカンドライフが充実できるよう、LDK・寝室をリノベーションする計画です。 構造体や外壁は極力その…
・川面を眺めながら穏やかに暮らす家として、光が入り、風が通る、南北に視線が抜ける、明るく開放的で、眺望が優れているリビングとダイニングキッチンを提案しました。2階ダイニングキッチンから、南西はバルコニー越しに植栽が見え、東北は川面を眺めるこ…
住宅密集地の中にある角地の建て替え計画である。 住宅が密集しており、駅までの通勤通学道路に面している為に人通りが多いが、プライバシーを確保しつつ、明るい住宅になる様に小さな庭を囲んだこの字型の計画とした。 将来的な介護も念頭に置き、玄関…
京町家のリノベーションの事例です。 築100年程の京町家を耐震性能・断熱性能を向上させ、昔の雰囲気を残しつつ、現代の暮らし方に合わせて住みやすくリノベーションを行う計画をしました。
ご老人がカフェ的空間に集い開放感のある空間の中で健康を取り戻すことや維持していただくことを考えて設計しました。 デッキスペースや高天井空間を造り、自然光に包まれながら過ごす快適な時間をこの施設で少しでも過ごしていただくことを願った。
ご老人が健康な日常生活を送れるよう建築空間がどのような形でサポートできるかを考えた。 都心に近い場所にありながら出来るだけ風景を切り取れるように考慮し、普段では得ることの出来 ない開放感が身体によい影響を及ぼすことを願った。
コンパクトな総二階建ての家型の建物と、木張りのスクエアな建物を組み合わせてできた住まい。二階建ての建物は大きな吹抜をもった、明るく開放的な家族が集まるスペースで、一方スクエアの建物は、水回りや居室等をまとめたプライベートスペースとなっていま…
身体的に若干の不具合をお持ちであったり、家事と仕事のどちらにも精力的な、ご家族たち、さらに今後の高齢化する中での生活の仕方などを鑑みてのかなり大規模な住宅改修である。 キッチン廻りから家事作業全般の動線見直しと浴室・洗面・トイレ廻り及び玄…
世田谷区三軒茶屋の住宅地に建つ戸建住宅。計画地は西側の道路に面する間口が5m位しかないのに対して、東西方向の奥行は14m位ある細長い狭小の敷地であった。 建物の限られた間口幅の中で長手方向の視線・奥行き感を意識しながら、間口幅の調整や各部…
1階にご両親の経営する理容店を配した住宅です。お父様のご要望で3階の自宅部分には露天風呂が有り充実した都会ライフを満喫中です。屋上には庭園も有り仕事場と趣味を凝縮したような住空間になっています。画像にはありませんが、インテリアは古材を取り入…
省エネ等級4、バリアフリー住宅のこちらの家は 玄関までスロープで入り段差を解消した。 まtLDKと水廻り、廊下、寝室を繋げることで何かあった時でも直ぐに気づくことができ、 家族とのコミュニケーションが図りやすい動線計画をしています。…
木質系で内装をまとめたクリニックになります。高齢者等にも分かりやすいサイン計画、そしてバリアフリーにも重点をおいて考えました。外部からの採光を確保して窓の配置を決めてみました。
1歳児から6歳児までの障がい児を発達支援する施設です。内装の壁は当初クロスでしたが、現場の途中に色々相談させて頂き、檜合板としました。現在ではとても好評で、なかなか入れない施設になっているようです。おそらく今後はもう少し大きな空間が必要にな…
湿気の多い軟弱地盤に囲まれる敷地で採光と通風が十分に得られる暖かな家と、お母さまが生活しやすい高齢者対応の家をめざしました。 そこで1階を開口部が大きくとれるRC壁式ラーメン構造、2階の木造部分は等間隔に柱を配したシンプルな構造にし、中庭…
一つの玄関から世帯ごとに入り口が変わります。1階には高齢になった親世代、2階には息子世代、どちらもLDKを設けそれぞれの暮らしは独立しながら、それぞれの存在を感じることのできる”ちょうどいい距離”を実現しました。
キッチンカウンター下や居室にアクセントとしてタイルを用いて、アクセントクロスにはない確かな存在感を醸し出します。