木造の介護施設を設計させて頂きました。 個室部分の広さ及び、コミュニティスペースを十分に確保し、ゆとりのある空間を大切にして、明るく使い勝手の良いデザインに致しました。
1階床はすべて肌触りの心地良いタイル張で仕上げ、土間のような空間としてテラスと一体的に利用できる開放的な空間です。夏はどこに居ても冷たくひんやり気持ち良く、冬は床下の土壌に埋め込んだ熱線シートによる土壌蓄熱暖房システムにより家中ポカポカで快…
山口市内に建てたケアハウス、グループホーム、デイサービスステーションの複合建築物です。私自身の以降の高齢者施設設計の原点となるアイデアが詰まっています。9名がそれぞれの個室を持ち、リビング・キッチン・浴室を共用する形式をケアユニットと言いま…
フロイデ彦島はグループホーム(18室2ユニット)とケア付き老人ホーム(個室48室6ユニット、内2室が夫婦対応)の居住施設に、地域施設(デイサービスセンター、地域交流スペース)を複合させた施設です。 私たちの工夫はこの種の施設に必要な「見る…
「ハートホーム宮野」はサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、ショートステイの機能を持つ高齢者住宅の複合建築です。ここでは木造軸組耐火構造によって国内最大の規模で実現しました。これは、お施主様の強い希望で、通常はRC造でつる規模の施設を…
松山市の歯医者さまのリノベーションです。 築38年の住居兼クリニックのクリニック部分の改修です。 RCの建物であるため、既存躯体への改修は最小限とし、構造に負荷がかからないよう平面計画を行いました。 長く地域で愛されるクリニッ…
築40年の公団住宅に住む夫婦のための部分リノベーション。 子どもたちが巣立って、物置となっていた北側の和洋2室と玄関を一旦スケルトン状態にしたうえで1室を寝室、玄関も改修し、狭く薄暗かった部屋を大きく解放して床暖房・壁面の断熱を施し、ゆっ…
敷地は愛知県岡崎市細川町。 承久の乱の後、足利義季が上三河国額田郡細川荘へ移住し、名を細川義李と改め、細川家の始祖となった。 子孫には細川護煕元首相がいる。 地名の通り敷地南側には細い川が流れ、土手には桜が立ち並ぶ。 川と宅地の間の道…
おばあちゃんと住む二世帯住宅です。 おばあちゃんは、毎日カートを押して買い物に出かけます。 なので、おばあちゃんの部屋から直接出かけられるように家の中にスロープを用意しました。 スロープの横にはおばあちゃんがご近所さんと井戸端…
敷地は、街道沿いの橋の袂。道幅が狭い割に車の交通量が比較的多いところです。 古くからその土地で受け継がれてきた住宅を、二世帯住宅に立て替えることになりました。 生活時間帯が違うため玄関は2つ、洗面・浴室も2つ、リビングとダイニング、…
ご夫婦がリタイア後の生活のため、三重県・湯の山に終の住処を建てることになりました。 もともと敷地の候補は二ヶ所あり、一つは山を背景に田園風景が南側前面に広がる平坦な土地でした。 選んだ敷地は、竹林が広がる湯の山の丘陵地で、南北の…
子供が巣立ち、夫婦二人のための新しい住宅としてリノベーションすることになりました。 これまで1階と2階を繋ぐのが階段だけだったので、南の庭側に吹き抜け空間を増築して、分断されていた1階のリビング・ダイニング・キッチンと2階の個室を声を…
車いすの生活を余儀なくされた家族の住宅です。 健常者と同じ生活をストレスや肉体的な負担なくできるように、3階建ての住宅の1階部分を段差がなく室内の全ての場所に自由に行けるように計画しました。 車椅子からも家の中全体が見渡せるよう…
沖縄新看護研修センターのプロポーザル案です。 要求された全ての機能(諸室)をバリアフリーでフラットなワンフロアにまとめ、建物全体を持ち上げました。建物の下に生まれた大きなピロティを駐車スペースとしています。沖縄は車社会なので、広い駐車…
閑静な住宅地に建つ歯科医院の横に新築された「はなれ」のような住宅です。 この地に長くお住いクライアントは、庭木のケヤキを残したいと望まれました。この住宅では、残されたケヤキについて①植栽としての観賞面と、②西日や近隣の視線を遮るスクリー…
両親の住宅の設計をしました。 実家のある能代は秋田県の北西部、日本海から吹く風は強いところです。 夏は心地よい風が吹き、冬は雪こそ少ないのですが、鉛色の雲に覆われ体感気温の低い日々が続きます。 そのため能代では、開口部が小さく壁の断熱…
陶芸家が施主となり、木造在来+CBの新築を計画。 農地となる敷地の一区画(500㎡)を施主家族と共に推し進め宅地に転用、「昔からそこにあるかのような住宅」をコンセプトに、経年変化を新築時から楽しめるデザインとした。 プランは風通しや家族…
「Legame」はイタリア語で「絆・つながり・結びつき」という意味がある。 建主は老夫婦で、長年住み続けた自宅を建て替えたいとの依頼があった。建主からの要望は、足腰に負担がかかる階段は極力避けたいこと、庇を設けること、そしてLDKと隣…
40年程前に大手ハウスメーカーで新築された二世帯住宅の、部分リノベーションです。 世代が変わり、暮らし方が変わっていく中で、これからのセカンドライフが充実できるよう、LDK・寝室をリノベーションする計画です。 構造体や外壁は極力その…
・川面を眺めながら穏やかに暮らす家として、光が入り、風が通る、南北に視線が抜ける、明るく開放的で、眺望が優れているリビングとダイニングキッチンを提案しました。2階ダイニングキッチンから、南西はバルコニー越しに植栽が見え、東北は川面を眺めるこ…
住宅密集地の中にある角地の建て替え計画である。 住宅が密集しており、駅までの通勤通学道路に面している為に人通りが多いが、プライバシーを確保しつつ、明るい住宅になる様に小さな庭を囲んだこの字型の計画とした。 将来的な介護も念頭に置き、玄関…
京町家のリノベーションの事例です。 築100年程の京町家を耐震性能・断熱性能を向上させ、昔の雰囲気を残しつつ、現代の暮らし方に合わせて住みやすくリノベーションを行う計画をしました。
ご老人がカフェ的空間に集い開放感のある空間の中で健康を取り戻すことや維持していただくことを考えて設計しました。 デッキスペースや高天井空間を造り、自然光に包まれながら過ごす快適な時間をこの施設で少しでも過ごしていただくことを願った。
ご老人が健康な日常生活を送れるよう建築空間がどのような形でサポートできるかを考えた。 都心に近い場所にありながら出来るだけ風景を切り取れるように考慮し、普段では得ることの出来 ない開放感が身体によい影響を及ぼすことを願った。
コンパクトな総二階建ての家型の建物と、木張りのスクエアな建物を組み合わせてできた住まい。二階建ての建物は大きな吹抜をもった、明るく開放的な家族が集まるスペースで、一方スクエアの建物は、水回りや居室等をまとめたプライベートスペースとなっていま…