木造の介護施設を設計させて頂きました。 個室部分の広さ及び、コミュニティスペースを十分に確保し、ゆとりのある空間を大切にして、明るく使い勝手の良いデザインに致しました。
1階床はすべて肌触りの心地良いタイル張で仕上げ、土間のような空間としてテラスと一体的に利用できる開放的な空間です。夏はどこに居ても冷たくひんやり気持ち良く、冬は床下の土壌に埋め込んだ熱線シートによる土壌蓄熱暖房システムにより家中ポカポカで快…
山口市内に建てたケアハウス、グループホーム、デイサービスステーションの複合建築物です。私自身の以降の高齢者施設設計の原点となるアイデアが詰まっています。9名がそれぞれの個室を持ち、リビング・キッチン・浴室を共用する形式をケアユニットと言いま…
フロイデ彦島はグループホーム(18室2ユニット)とケア付き老人ホーム(個室48室6ユニット、内2室が夫婦対応)の居住施設に、地域施設(デイサービスセンター、地域交流スペース)を複合させた施設です。 私たちの工夫はこの種の施設に必要な「見る…
「ハートホーム宮野」はサービス付き高齢者住宅、特別養護老人ホーム、ショートステイの機能を持つ高齢者住宅の複合建築です。ここでは木造軸組耐火構造によって国内最大の規模で実現しました。これは、お施主様の強い希望で、通常はRC造でつる規模の施設を…
両親の住宅の設計をしました。 実家のある能代は秋田県の北西部、日本海から吹く風は強いところです。 夏は心地よい風が吹き、冬は雪こそ少ないのですが、鉛色の雲に覆われ体感気温の低い日々が続きます。 そのため能代では、開口部が小さく壁の断熱…
陶芸家が施主となり、木造在来+CBの新築を計画。 農地となる敷地の一区画(500㎡)を施主家族と共に推し進め宅地に転用、「昔からそこにあるかのような住宅」をコンセプトに、経年変化を新築時から楽しめるデザインとした。 プランは風通しや家族…
「Legame」はイタリア語で「絆・つながり・結びつき」という意味がある。 建主は老夫婦で、長年住み続けた自宅を建て替えたいとの依頼があった。建主からの要望は、足腰に負担がかかる階段は極力避けたいこと、庇を設けること、そしてLDKと隣…
40年程前に大手ハウスメーカーで新築された二世帯住宅の、部分リノベーションです。 世代が変わり、暮らし方が変わっていく中で、これからのセカンドライフが充実できるよう、LDK・寝室をリノベーションする計画です。 構造体や外壁は極力その…
・川面を眺めながら穏やかに暮らす家として、光が入り、風が通る、南北に視線が抜ける、明るく開放的で、眺望が優れているリビングとダイニングキッチンを提案しました。2階ダイニングキッチンから、南西はバルコニー越しに植栽が見え、東北は川面を眺めるこ…
住宅密集地の中にある角地の建て替え計画である。 住宅が密集しており、駅までの通勤通学道路に面している為に人通りが多いが、プライバシーを確保しつつ、明るい住宅になる様に小さな庭を囲んだこの字型の計画とした。 将来的な介護も念頭に置き、玄関…
京町家のリノベーションの事例です。 築100年程の京町家を耐震性能・断熱性能を向上させ、昔の雰囲気を残しつつ、現代の暮らし方に合わせて住みやすくリノベーションを行う計画をしました。
ご老人がカフェ的空間に集い開放感のある空間の中で健康を取り戻すことや維持していただくことを考えて設計しました。 デッキスペースや高天井空間を造り、自然光に包まれながら過ごす快適な時間をこの施設で少しでも過ごしていただくことを願った。
ご老人が健康な日常生活を送れるよう建築空間がどのような形でサポートできるかを考えた。 都心に近い場所にありながら出来るだけ風景を切り取れるように考慮し、普段では得ることの出来 ない開放感が身体によい影響を及ぼすことを願った。
コンパクトな総二階建ての家型の建物と、木張りのスクエアな建物を組み合わせてできた住まい。二階建ての建物は大きな吹抜をもった、明るく開放的な家族が集まるスペースで、一方スクエアの建物は、水回りや居室等をまとめたプライベートスペースとなっていま…
身体的に若干の不具合をお持ちであったり、家事と仕事のどちらにも精力的な、ご家族たち、さらに今後の高齢化する中での生活の仕方などを鑑みてのかなり大規模な住宅改修である。 キッチン廻りから家事作業全般の動線見直しと浴室・洗面・トイレ廻り及び玄…
世田谷区三軒茶屋の住宅地に建つ戸建住宅。計画地は西側の道路に面する間口が5m位しかないのに対して、東西方向の奥行は14m位ある細長い狭小の敷地であった。 建物の限られた間口幅の中で長手方向の視線・奥行き感を意識しながら、間口幅の調整や各部…
1階にご両親の経営する理容店を配した住宅です。お父様のご要望で3階の自宅部分には露天風呂が有り充実した都会ライフを満喫中です。屋上には庭園も有り仕事場と趣味を凝縮したような住空間になっています。画像にはありませんが、インテリアは古材を取り入…
省エネ等級4、バリアフリー住宅のこちらの家は 玄関までスロープで入り段差を解消した。 まtLDKと水廻り、廊下、寝室を繋げることで何かあった時でも直ぐに気づくことができ、 家族とのコミュニケーションが図りやすい動線計画をしています。…
木質系で内装をまとめたクリニックになります。高齢者等にも分かりやすいサイン計画、そしてバリアフリーにも重点をおいて考えました。外部からの採光を確保して窓の配置を決めてみました。
1歳児から6歳児までの障がい児を発達支援する施設です。内装の壁は当初クロスでしたが、現場の途中に色々相談させて頂き、檜合板としました。現在ではとても好評で、なかなか入れない施設になっているようです。おそらく今後はもう少し大きな空間が必要にな…
湿気の多い軟弱地盤に囲まれる敷地で採光と通風が十分に得られる暖かな家と、お母さまが生活しやすい高齢者対応の家をめざしました。 そこで1階を開口部が大きくとれるRC壁式ラーメン構造、2階の木造部分は等間隔に柱を配したシンプルな構造にし、中庭…
一つの玄関から世帯ごとに入り口が変わります。1階には高齢になった親世代、2階には息子世代、どちらもLDKを設けそれぞれの暮らしは独立しながら、それぞれの存在を感じることのできる”ちょうどいい距離”を実現しました。
キッチンカウンター下や居室にアクセントとしてタイルを用いて、アクセントクロスにはない確かな存在感を醸し出します。