建築家と家づくり 好きに暮らそう SuMiKa
家づくり相談

その他

回答 

13件

断熱について

住宅の断熱性能というのはどれくらい必要なのでしょうか。私は、高気密高断熱にして、外部の空気を取り入れたい時には窓を開け放てばいいと思っています(南雄三著「断熱・気密のすべて」からの受け売り)が、費用もかかります。そんなに断熱性能を上げなくても、蓄熱暖房器具や床暖房などの性能の良い暖房器具を使えば、それなりに快適なのか、よくわかりません。また、これらの問題は換気システムとも密接に関わっているようで、例えば第3種換気システムを組んだ場合、やはり住宅内の温度差の少ない高気密高断熱でないと意味がないような気がしますし、各部屋を抜けて行くような換気計画になるわけですから、それこそダクト型のシステムじゃないと意味がないような気もします。どなたかご教授ください。

専門家の回答

13件

2014年 3月28日
住宅の断熱性能は体感的に快適に暮らすためと、省エネに暮らす目的があります。
最近はほとんどの住宅がが最高等級の断熱等級4で建てられています。断熱性能を上げることは必然的に高気密の住宅に施工されます。
2020年からは4等級が最低限の義務化されますので、これから住宅を建てる方は当然、最高等級で建てるべきです。
プラス、通風を考慮し窓の配置で外部の空気を取り入れられるようにしたらいかがですか?

高性能な熱源機も重要な点になりますね。高断熱住宅プラス高性能熱源機で省エネ生活がおくれます。

換気システムは省エネから考えれば第三種をお勧めします。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 3日
初めまして。TOSAKAの冨永と申します。
住宅の省エネ性能を考えるとき、機械設備に頼りすぎたシステムに疑問を抱くようになりました。
建築家として、建築本体の省エネ性能(開口部窓の取り方などによるダイレクトゲイン、蓄熱、断熱など)向上の工夫で、家造りを考えていきたいと考えています。

例えば、住宅内を一つの空間と考えた場合、上部に暖かい空気が滞留します。夏場は、上部の窓などから排熱し、床下の冷えた空気を室内に導きます。冬場は、ダクトなどで下の方に暖気を送り、温まった空気が外部へ逃げないように、全熱交換器(湿度も調整)で必要な外気を室内に取り入れます。

エネルギー負荷のかかる暖房、冷房は、ほどほどでも、快適に生活できる家の実現が目指すべき所だと私も思います。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 7日
断熱性能は室内と屋外の熱の移動を抑えて、室内での温度などのコントロールするための
エネルギーの消費に関係します。特に、冬期や夏期は窓を閉めて暖房したり冷房する空調に
掛るエネルギーの低減には断熱性能の向上が必要です。

一方、室内の空気は適切な換気が無いと健康上の問題が発生します。その為に住宅の居室では一時間に半分程度空気が入れ替えるようにしないさいと建築基準法では示されています。
換気が適切に行われるには第3種換気システムの場合は給気口や各部屋ごと空気の移動が出来るように建具の下がある程度隙間を開けるようにします。しかし、それだけでは不十分です。建物全体が気密性能が不十分だと適切な換気ができません。換気扇の性能は気密性能によって担保されるのです。また、気密性能が悪いと壁体内に湿気が廻り内部結露の原因にもなります。

第3種換気システムは簡易的なのでコスト的に有利です。ダクト式というのが第1種換気システムとしたら多くの場合は全館空調システムになり暖房や冷房も出来る高価なシステムになるでしょう。




矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 7日
Yukihalさまへ
住宅の断熱性能の必要性について

ヒートロスの少ない住宅を考えることは、地球環境、エネルギー問題や日常のランニングコスト(維持費)の軽減という点で大切です。自分が目の前の自然環境とどう折り合うか、自然の関係をどう見るかで自ずと求める答えは変わってきます。参考:改正省エネ法の基準。

建物の熱負荷を考える際、つい機械設備器具の方式や性能に目がいきがちですが、一番大切なことは、欲しい熱は入れて逃がさず、不要な熱は入れず、逃がしてやることが肝要で、熱損失の元を断つことなのです。
これが、隙間を無くし断熱性能を高める高気密高断熱の本来の目的と意味です。
(ザルで水を掬うことを想像して下さい。)

次に、高気密高断熱の大敵となる大きな隙間、つまり換気(給気・排気)のことですが、空気って以外に重くて、大量に早く遠くに動かすのはとっても大変なんです。
ダクト方式は、送風機や空気の通り道(ダクト)などに費用が掛かります。
壁付換気扇だと、コストは安くなりますが意匠上どう納めるかがポイントになります。
当方からのアドバイスとして、災害など非常時でも使える仕組みも忘れずに!

くろふね建築研究所 杉原 生広
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 8日
yukihal 様

bw-architects(ビーダブリュアーキテクツ)の岩成と申します。

一概にどれくらい断熱性能が必要とは言えません。
住まわれる方によって温湿度の感覚(感じ方)は違いますし
どれくらいの頻度で冷暖房を使用されるかといったこと
建設地域等で異なります。
それらの条件に合わせて最適な解を導き出すのが設計という
作業になります。
まずは、現在お住まいの状況(断熱性能や冷暖房、換気設備)を把握して
それに対して生活している上で良い点、悪い点を設計者と整理すれば
おのずと必要な断熱性能を導きだすことができるかと思います。




以上、宜しくお願い致します。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
2014年 4月 8日
yukihalさん

新宿で、高気密、高断熱の家づくりをしている、マックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

高気密、高断熱の換気システムには、必ず、ロスナイ(全熱交換器)が必要です。
内部の熱を逃がさないで、換気するシステムです。
壁掛け式の簡単なものもありますので、セントラルにしなくても大丈夫ですよ。

仰る通り、窓を開けてしまうと、室内の暖かい又は冷たい空気が逃げてしまいます。
これでは、高気密、高断熱にはなりませんね。
如何に逃げないようにするか、入らないようにするかが問題ですので、その点、色々
検討してみてください。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 8日
南先生の改造した家は換気がどうなってたか記憶がありません。
ですが、推薦されるのはダクトによる換気と思います。

断熱気密の考え窓を開け閉めする考えはおっしゃるとおりです。
四季、夜と昼の使い分けですね。

また、植栽等 風、日射を意識した計画も効果的です。

換気扇は、壊れます。メンテナンスも考えダクト無しの第一種をお勧めします。
平成27年4月から義務化されますので新築住宅はすべて高断熱・高気密になるはずです。
蓄熱については任意ですが、効果は期待できますので、内装に気遣い家づくりされると良いですね。

換気扇もそうですが、機械物にはあまり頼りたくないですね。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 8日
 庄司と申します。特別に高気密高断熱に詳しい訳ではありません。
 高気密高断熱と言葉が一人歩きしているように正直思っていますが、概ねyukihalさんのお考え通りだと思います。
 ただ単純な話、高価な暖房機器を揃えるなら出来るだけ高気密高断熱にする方が、ランニングコストが下がります。例えば、家全体を温めようとする蓄熱暖房はそうしておかないと、高いイニシャルで導入した割にメリットを感じ無くなるかもしれません。
 また、ワンルームのようなどこまでも繋がる住まいなのか、部屋数が多く区切った間取りの住まいなのか。家人が必ずいるのか、共働きで日中は誰もいないのか、どんな生活スタイルを思い浮かべているのかでも、選択は変わってくると思います。
 特別な条件が無ければ、コストに見合うトータルバランスの中で一般的に地域等で規定されるどの断熱・気密性能レベルを確保するかという選択になるのだとに思います。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 9日
yukihalさん、はじめまして。

ヨコイツトム建築設計事務所の横井と申します。


断熱について、いろいろと著書がでておりますね。
高気密高断熱にすることで、エアコンの負荷を小さくすることができますのでランニングコストの面で大きいですが、イニシャルコストをそこまでかけられるかということになります。

おっしゃられるようにダクト型のもので、部屋の空気を吸い窓際でダクトから吹くというのがよいかと思います。
ただ家電ですので故障した時には、かなりの金額がかかりますのでご注意ください。


この分野で長けている方から既にご意見が出ているかと思いますので、その他の暖房機器について記載させていただきます。

床暖房は、今まで補助暖房でエアコンと併用を推奨されておりました。
ただ最近お話いただきました床暖房は、主暖房として利用可能だというものでした。
建物の断熱性能についても高気密高断熱までしなくても十分だということです。
敷き詰める面積におきましても従来のものですと、70~80%必要なところが50%とのことです。

まだ使用できておりませんが、今後床暖房をご希望される方にお勧めしたいなと考えております。
どの商品にもメリットがあり、デメリットもあると思います。デメリットについては、ガスの床暖房と比べてランニングコストが高くなるのかどうかでしょうか。


個人的には、高気密高断熱にしてしまうというよりは、自然とうまく向き合うように設計していき、極端に寒い暑いという時には文明の利器を使用するという方法がよいのではないかなと思っております。
山田 浩幸 著  「エアコンのいらない家」 という本が面白く読めるかと思います。

少しでもyukihalさんの参考になれば幸いです。


ヨコイツトム建築設計事務所  横井 努
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 9日
現在、日本の断熱性能は先進国の中でも最低の状態と言っても過言ではありません。まだまだエコ設備やソーラー設備の類という聞こえの良いものに頼ることを良しとしている設計者も多く、まだまだ売り手市場な気がします。理想の極論ではありますが、目標とする住宅の純粋な価値とは、たとえすべてのインフラ、エネルギーの供給がストップしても住める環境であるかではないでしょうか。すでに環境推進国のドイツは、中古物件にこの性能評価がされていないものは市場に出回りません。EU加盟国は断熱性能や屋根形状による日光の取り入れ方も算定しながら、住宅の物理的性能を評価しています。エネルギーは日本円に換算してリッター1000円時代を念頭に、省エネ性能を厳格に評価する時代となってます。こうした性能を全うするのは現場で働く人々の賃金を上げることに繋がる景気対策となる筈でした。近年京都議定書による目標値を達成する為にも期待されたことでしたが、やはり企業の製品に頼ること、過剰な電力依存に我々は誘導されているように思います。話しが大きくなりましたが、住まい手にとってぎりぎりの予算の中で建てた住宅の維持は負担です。今後光熱費は高騰はしても下がることは見込まれません。下がるなら尚よし、建て主さんは住み始めてからほぼ光熱費が掛からないことを、機械にたよらず自然に達成することを旨として戴きたいと私達は考えています。近年、長野県はこうした基準の省エネ住宅の性能評価を計算することを義務づけるよう条例を作りました。基礎も当然含めた高気密高断熱にまず予算配分を傾け、性能が上がりながらイニシャルコストが下がる設備機器の器具代、断熱性能を上げる工事と比べれば比較的安い設備工事費は優先順位を下げて計画をされるべきです。一般の方の情報収集ではどうしてもコマーシャルの力に惑わされてしまい勝ちです。建築の知恵、歴史から何が基本的な建築の性能として受け継がれてきたのかも含めた知識をもっている設計者、建築家に依頼することをお勧めします。
とりいそぎ、まとまらない回答をいたしましたが、ご容赦ください。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 9日
yukihal様。
はじめまして。
祥設計室@ささかと申します。
新木造住宅技術研究協議会にも参加しており、昔から高断熱・高気密住宅を創っております。
その立場から申しますと、断熱の性能は高いほどよいです。Q値は小さく。気密性能C値もきちんと測定して1以下にするべきだと思います。
次世代省エネクラスの建物ですと、全館暖房が可能となりますが、光熱費は間欠暖房の建物のおよそ倍かかります。
Q1住宅となりますと、その1/4で全館暖房が可能になります。
ここを目指すには、第1種換気で熱交換が必須となります。
当事務所ではマーベックス換気システムを採用することが多いです。
蓄熱暖房は熱効率1ですから、電気代はすごいですよ。
そのイニシャルコストとランニングを考えると、建物の断熱気密性能アップにかける方が得策と判断しています。

次世代の半分の光熱費の場合は、
サッシ・玄関ドアに若干費用がかかりますが、他はそれほどでもありません。
屋根断熱は高性能グラスウール240ミリ・壁はセルロースファイバー吹込120ミリ。
熱交換システムをいれて、アルミ樹脂ガス入りペアガラスのサッシでQ値は1.8くらいいきますから関西エリアでは充分です。
お答えになりましたでしょうか?
よろしくおねがいします。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月 9日
はじめまして.

大阪で設計活動をしております,水谷です.
どんなことでも,お気軽にご相談して下さい.

経験豊富で,数多くの住まいを手がけております.
大改造!! 劇的ビフォーアフターに「匠」としても,出演(2009年)いたしました.

ご計画地が兵庫県とお近くでしたので,アドバイスさせて頂きます.

断熱に関していえば,断熱ではなく,遮熱材をお勧めいたします.
主な,特徴は以下です.

・断熱材との違い.
従来の断熱材は熱を90%吸収し,吸収した熱を90%室内に放射してしまいます.
反対に遮熱材は熱を99%反射し,さらに吸収した残りの1%は断熱が熱の伝導を阻止します.

・冬の寒さ対策
輻射熱吸収率の低い遮熱材は、室外の冷気に対しても同等の効果を発揮します.
室内の暖気も逃がさないので,暖かい快適な環境を保ちます.

・結露カビについて
遮熱材は湿度・蒸気の貫通を防ぐため,結露が発生しません.

・省エネ・CO2削減
「夏は涼しく」「冬は暖かい」空間を常に保てれば,部屋のエアコンの稼働率も下がります.また遮熱材は、コストだけでなく,省エネ・節電・CO2削減にも効果があります.

・騒音・電磁波について
夏には熱線(電磁波)起因の輻射熱移動を遮り,室内から発生する冷エネルギーを外部に逃さず室内に戻してくれます.
また防音効果では,遮熱材反射された反射音と,後から来る音と衝突する事でエネルギーを減退させます.


何か分からない事がありましたら,お気軽にご連絡して下さい.
ご連絡お待ちしております.


では,よろしくお願いします.


水谷嘉信

水谷嘉信建築設計事務所

〒532-0011
大阪市淀川区西中島1-9-16、ストロングビル801
TEL:06-6308-0524 
FAX:06-6308-0625
mizutani@archm.com
http://www3.ocn.ne.jp/~archm/
http://www.archm.com
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
2014年 4月10日
 これから計画される住宅であれば、断熱性能は、温熱環境4等級の最高等級をクリアできる住宅にするべきです。
 断熱仕様による4等級の取得はコストもかかり不経済です。キチンと各家ごとにQ値計算を行ない4等級が取得できることを確認しましょう。
 高性能住宅の基本は、エアコンや暖房器具も大切ですが、それぞれ立地条件の違う住宅に合った日射のコントロールや通風計画とともに、自然と共生できることがより望ましいです。
矢印
この専門家のプロフィールを見る
矢印
この専門家に資料をリクエスト
この家づくり相談「断熱について」をfacebookでシェアする

悩みや疑問を専門家に聞きたい方はこちら

作りたいものが決まっている方はこちら

同じカテゴリーの他の相談