Jackieさん
先に筧さんがご回答しているとおり、グラスウールはいい建材です。
10数年前まで不具合が生じる事例がいろいろ報告されていましたが、
現在では施工を丁寧に行えば、標準的な施工技量でも高断熱化が可能
です。
コスト的に合わないからと言った消去法的な考え方でなく、もっと前向きに使用目的を考えても良いと思います。
断熱材を考えるとき、まずどのレベルのの断熱、気密性能にするか確認して、その上で建築の構造、工法、コスト、換気方法、設備機器、室内環境
などを考慮の上で比較検討すべきです。
よく、HMやビルダーがこの断熱材がその会社のお勧めで標準仕様だというようなことを言いますが、よくよくトータル的に理解、判断してください。
なお、現在の住宅の現場ではマット状に整形されたものを使い、室内側に
は気密シートを貼るので、住人が皮膚に刺さり痒みが発祥すると言うこと
はほとんど無いはずです。
工事中部分的にマットをカットすることが場合があるので、職人は多少痒
みを嫌がることがありますが、だからといって他の断熱材に代えた方が良
いとは言わないと思います。
また、ガラス繊維が引き起こす健康問題に関しても、危険度は毎日飲む
コーヒー一杯分程度と言われ、EC欧州の危険物諮問委員会は市販のグ
ラスウールを発ガン性物質から除外しています。
最後に余談かもしれませんが、このグラスウールの充填工法による高断
熱高気密仕様の住宅が普通に施工できる工務店が選択の目安にもなる
と思います。
アトリエ24 飯沼
http://www.atelier24.jp/