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新築戸建て断熱・気密オール電化

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吹き付け断熱後の電気配線やり直し

現在新築を建築中で、電気配線後に吹き付け断熱材の施工が完了している状態です。
断熱材は、フォームライトsl100を使用しています。
電気ケーブルが断熱材に覆われていることによるケーブル自体の熱放出の低下(絶縁抵抗の低下)が不安になり、施工後に施工方法を確認したところ、『吹き付け内の電線の処理は全てCD菅などを用いた処理はしていませんが、万が一、電線が熱を持った場合でも、熱が逃げるように必ず木部やシート面などへ留めつけて施工している。こちらは断熱施工時にメーカーから指導があるためそのように施工しています。』との回答がありました。
ケーブルの一部を、木部やシート面に留めるだけで、絶縁抵抗の低下を防止できますでしょうか?
壁内や天井内での火災リスクが不安です。
素人なりに調べて、ケーブルの絶縁抵抗の低下を防止するためには予防保全として下記の3つの対策方法があると考えています。
ケーブルを断熱材で覆う場合、
①許容電力が60%に収まるようケーブルの選定すること
②エコケーブルの使用(推奨)
③PF管で保護すること

②と③を併用すると費用がかさむため、③のPF管で保護する方法で検討しています。PF管で保護する場合でも、ケーブルの許容電力を60%に抑えるようケーブル選定する必要がありますでしょうか?
既に吹き付け完了している断熱材をバラし、断熱材に埋まっている裸のケーブルを掘り起こしてもらい、電気配線と断熱材のやり直しをしてもらう予定です。
追加費用は掛かりますが、容易に取り替え出来ないケーブルの絶縁抵抗の低下を防ぐことは予防保全として大切なことだと考えました。

専門家の回答

3件

2024年11月25日
はじめまして

許容温度が発熱するまでに何度になるのか?という事があると思います
実験しなければなりませんが、200度、300度という温度になると絶縁体である
ビニールが解けることでビニールが燃える可能性があることや、ショートする
可能性があるということが原因で発火するという事だと思いますが
その場合、使うモノがどのくらいの電流を使うのかということになります
一般的にはコンセントになっているので100V程度になり、電流も大きなものは
流れません

また、大きな電流が常時流れるという事も考えにくいです
さらに、その場合、分電盤でブレーカーが落ちることになります

発火する要因が不明であってもエマージェンシーとしてどうしても対応したい場合は
ケーブルサイズを大きめにすることや配管を鉄管などにして発火しても外部に伝達を
塞ぐか、PF管などでケーブルサイズより大きくして、ケーブルと管の間に空気を流通
させるようにして、端部は空気が入るようにするようにするという事だと思います

発火した時にどうするかではなく、発火しない使い方をすることや
ケーブルの耐用年数などもあるので、取り換えしやすいようにすることや
配線方法、分岐やコンセントの数、分電盤の容量、使用電力のブレーカー容量など
使う機器の電流容量などによって発火させないようにするということになると
思います

一般的な使用で発火することは少ないと思いますが、参考になれば幸いです


詳しくはメールにてお問合せ下さい
flat-design-house.studio.site
Fdh.Inc
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相談者が役に立った
2024年11月25日
東京で設計施工をしております、有限会社建栄の竹内と申します。
弊社は標準断熱材としてフォームライトSLを採用しておりますが、
外壁面にスイッチ・コンセントや照明器具がある場合は、先にCD管を埋設して吹付します。
あらかじめ断熱材が入らないところで電気配線が可能なように設計をしておくと良いのです。
今回、「メーカーから指導があるため云々」とありますが、ハウスメーカーの住宅ですか?それとも地域の工務店ですか?いずれにしても現場監督に話をして「このような理由でCD管を入れずに直配線して吹き付けました」と納得のできる回答がない限りやり直しをしてもらってよろしいかと思います。

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2024年11月27日
正しい判断出来ていると思いますですが、やりなおしするより。収納等でEPSを造りあらたな配線工事のが安いと思います1
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