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鉄骨造スケルトンからの天井の処理

セルフリノベをする上での質問です。

築40年の重量鉄骨造の建物の1階部分をリノベして、ガレージにしようと思っています。

まずは天井と壁を作りたいのですが、そのうち天井について質問です。

現状では、2階の床と、鉄骨が剥き出しで見えている状態です。あと、1階の天井を吊り下げる用?の金具があります。

ここに、ある程度の断熱と、防音のために、天井を貼りたいと思っています。1階はガレージとして使うので、あくまで「ある程度の」断熱と防音で構いません。

もっとも簡単なやり方にしたいのですが、どの様にすれば良いか、アイデアを頂ければ幸いです。

単に白ペンキで塗り潰す、というプランも考えたのですが、やや断熱と防音に不安があるため、天井を貼らないといけないかも、と思い始めています。

助言を頂けたら幸いです!
よろしくお願いいたします。
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専門家の回答

3件

2018年 5月13日
はじめましてアース・アーキテクツの鷲巣(ワシズ)といいます。

1階に関しては、駐車場にするのでしたら仕上げはいらないのではないで
しょか。
1階は天井を張ったところで防音の役には立ちませんよ。
防音をするのだったら、遮音マットなどを入れないと効果はありません。

断熱に関しては、1階の床は駐車場ですから土間コンクリートの上に断熱と
いうのは、使用用途上芳しくありません。
天井と壁に関してはウレタン吹付がお薦めです。
見た目を気にしなければ、そのまま表しで出来ますよ。(落ちる心配が
ありません)
白の塗装をしたいのでしたら、ウレタン吹付の上から塗装も出来ます。

参考にして下さい。
アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣

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[退会した専門家]
2018年 5月18日
はじめまして。

セルフリノベとは素晴らしいですね
天井を写真で見る限り、インサート的な金具が出てきますね
溶接ができれば、その金具を使う可能性があります
また、梁がありますので、鉄ビスやアンカーなどを使って下地を組みます
下地は仕上げを何にするかによって違います0
その仕上げのボードによって寸法が違います
その仕上げ材の寸法によって下地材を配置します
此処までのことが理解できないとご自身で行うには勉強が必要だと思います

防音や断熱も「ある程度」は非常に難しい判断になるので勉強が必要ですね
一般の方であればペンキで済ますということであれば簡単ではありますが
塗装も様々な種類があるので、知識が必要です

最後に天井が綺麗になれば壁も綺麗にしたくなりますよ

ローコストを応援する
tekine.com
2018年 5月22日

セルフビルドですか。頑張って下さいね。
一般的に貴方が働いて稼いだお金でプロを頼み造った方が、貴方がセルフビルドで造るより経済的には安く、ちゃんとした物になります。
でも、世の中金だけが優先するわけではございません。素人っぽい仕上がりで思ったよりも高く掛かった工事も苦労の分だけ愛着がわくかもしれません。

応援いたします。

ただ、セルフリノベをなさるのだったら、敢えて他の方と違う視点でアドバイスさせて頂きますが、ここで、素人が想定される質問をなさるだけの軽い気持ちは戒めて、
少なくともガレージのセルフビルドに関する本を身銭を切って買って勉強なさって工事することをお薦め致します。ガレージだと防火の観点から不燃仕様の内装としなくては
なりません。法律の遵守がどうと言うことでなくても、不燃断熱材でないもので施工して車の排気で引火して火事で家族を失ったなんて、取り返しがつかないですよね。
換気は?、一酸化中毒のことは考えてます。。。

質疑の内容ではガレージの使い方が想定できません。ただ、駐車場が屋内になっている意味でのガレージでしょうか?それとも、車弄りまで行なうガレージでしょうか?

ガレージの防音で、ある程度の防音だったら鷲巣さんが仰られている通り、あまり役にたたないでしょうが、キチントした仕様で行えば防音も吸音も可能になる方法はございます。特に2階の部屋にとっては防音上1階に天井をつくる事は直接振動音を衰減させる為には必須です。
また、ある程度の防音だったら何もしなくてもいいかもしれません。
一般的に、防音は重量と密接な関係がございますので、中途半端な対応では効果を得られません。(加えて、個人の感覚の問題ですのでレコード針がすれる音でも煩いと感じる方がよくいます。)

断熱、遮熱についても同様でガレージ環境か上部の部屋の環境かにより対応が異なりますし、ガレージ用途によっても工事内容は変わります。
私は、特に2階の部屋にとっての断熱はある程度ではなくシッカリした断熱を施すべきだと思います。
冷房に頼らない為には自然通風を利用したダブルルーフという方法が有効ですが、
1階吹き放し空間や非居室空間はその仕組みと同様で冬には直張りの土間以上に底冷えを発生させます。また、ガレージ床は確かに断熱をし辛い部位ではございますが、日射が当たる外壁よりも輻射熱による底冷えがありますので、ガレージでの長時間作業をなさるのなら、(コストが掛けれるなら)、1階土間コンを剥がしてでも断熱をなさる方がいいと思います。

設計はオルタナティブの連続で、決定者のプライオリティによって選択が変わります。
セルフビルドでどうするべきかは最終的にはご自分で勉強して決定するしかないのです。

Archi-Lab.CAN 建築加塩設計株式会社 加塩博之 拝
=豊かな空間創造、幸福な時間=



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