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家づくり相談

隣地下を通っている上水道管について

お世話になります。
質問させてください。

購入を検討している中古戸建てがあります。
ただその物件の上水道管が隣地下を通ってるようです。
売買にあたり不動産業者さんがしらべたところ、発覚したようで、それを隣地の方に伝えると「撤去してほしい」という要望があったようです。

確かに隣地の方からするとうちの物件に続く配管から水漏れのリスクもあるでしょうし、建て替えの際にややこしいと思われるのでできれば分けてほしいという気持ちはわかります。

ただ、埋設されている配管を掘り起こして別の場所から上水を引き込むのはお金もかかると思います。
そこで、
・この要請を拒否してもいいのか通るものなのか?通る場合は法律や判例があるのか?
(隣地と高低差などはなく、袋小路でもないため、費用を度外視すれば配管の迂回は可能と思われる)

・現実的な落とし所はあるのか
例えば将来、建て直しのときにやります、とか、利用料を支払う、など。利用料の場合は相場はどれくらいか?

・仮に配管をやり直す場合は1メートルあたり1.5万〜2万というネット情報を見たがざっくり費用感はあっているか?

ご教授ください。よろしくお願いします。

専門家の回答

6件

2021年 3月19日
給水管が隣地を通っている事について、以前は隣地も含んだ大きな敷地だったのかもしれません。相続等で敷地が細分化されて給水管が隣地に入ったままになっている状態かもしれません。
ご質問にある、このままの状態で済ませられるか?ですが、
回答としては、今回の土地の売買時期に処理をされる事が一番良い事と思います。

慶さんが土地購入されてどの様な建物を建てるか、それとも中古住宅をリニューアルして住まれるのかわかりませんが、建物の規模内容によっては給水管のサイズを大きくする必要がかるかと思います。昔からの給水管だと今の一般的なサイズより細い可能性が高いと思われ、これから住まれる建物の事を考えると入れ替えた方が良いかと思われます。
費用の事を心配されてますが、もし建設費もしくはリニューアル費用をローンを組まれるのでしたらその費用も含めた建設費としてローンで借りる事が可能と思います。

ご期待の回答では無くて申し訳ありません。
矢印
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矢印
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2021年 3月20日
撤去できるならされたほうが良いですが、
しないといけない、ということはないと思います。ご購入の際に隣地の方と建て替えの際に是正する覚書を交わすのが、よくあるケースかと。
配管をやり直す場合は、配管の上に建物などがなければ、掘削と撤去、新しい水道管の引き込みが必要ですね。引き込みは全面道路の状況にもよりますが、30-50万くらいかかります。
参考にされてください。
矢印
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2021年 3月20日
大阪市の設計事務所です。
ご質問内容を確認しました。

・この要請を拒否してもいいのか通るものなのか?通る場合は法律や判例があるのか?
→既存の配管ですので、もし土地を購入して所有者となった場合は隣家の方とお話あいになります。ただ、すでに隣家側に埋設配管があることがわかってしまった以上、対応しないと隣家側との関係は悪いままになろうかと思われます。また、今後問題が起こり、配管のメンテ用に隣家地盤を解体する場合、それの支払いは必要になりますので、それはリスクとして残ります。
法律にはないはずですが、判例は弁護士さんに確認される方が確実です。

・現実的な落とし所はあるのか
→これも近隣の方との話合いで決まることですし、相場も特にありません。確かに利用料をお支払いするということで落とし所となる可能性は高いですね。

・仮に配管をやり直す場合は1メートルあたり1.5万〜2万というネット情報を見たがざっくり費用感はあっているか?
→ざっくりの費用感ですと合っています。

総合的に考えて、購入前に現所有者と隣家側と話をつけて、迂回を前向きに考える方がクリアです。それを理由に土地代を下げてもらうなど交渉の材料にはなるかと思いますし、現在のままで残すことにメリットよりデメリットの方があるように考えられます。

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※ 「地方への移住をデザインする」 をテーマに、自然環境の中で理想の暮らしをお持ちの方々を対象として、移住先の土地探し、住まいの設計、既存住宅の調査、暮らしの相談を通じて「あなたの現在地から移り住む」ことをトータルにサポートするサービス・『イジョーハウス』を提供しています。
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MERAKITECTURE ARCHITECTS STUDIO
メラーキテクチャ アーキテクツ 建築研究所
http://www.merakitecture.jp
矢印
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2021年 3月20日
別の視点から
給水管の耐用年数は50年前後(管種や利用状況・周囲環境によります)。通常は一世代以上は持つので遣り替えるイメージはありませんが、中古物件の場合、築年数にもよりますが耐用年数を迎える可能性は十分にあります。
後回しにすることは可能だとは思いますが、上手く売買の条件に絡めながら初期段階で解決をしておくことをおすすめします。
矢印
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矢印
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2021年 3月20日
昔の多棟現場の建売りでは、よくある事です。この場合、上下水管引き込みの見積もりを取り、その費用を売買代金から引いてもらう事が一番良いと思います。
矢印
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矢印
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2021年 3月21日
不動産物件を購入されるときは、現時点で成立していないインフラなどを引き継いで購入されるのは避けたほうがよろしいかと思います。必ず、購入する前に売り主側で敷地のインフラが成立する様にするべきです。安易にそのまま購入するのは、問題を購入するようなものです。

中古物件を購入されて、リフォームされる以外は、建物も売り主側で解体撤去してもらってから購入されたほうが無難です。購入してから、新しい所有者が解体しようとすると、近隣から様々な問題が噴出することが多いです。特に京都市内はそういうことが多いのです。
矢印
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矢印
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