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地盤調査について

地盤のゆれやすさマップを参考に、千葉県北西部で土地を探しています。
地盤調査について、ある地盤調査会社のWebサイトでこのように紹介されていました。
「表面波探査法であればSS式試験よりも地盤改良費のコストが大幅にカットできる」

当方としては、東日本大震災の被災経験からなるべく揺れの少ない安全な家に長く住みたいと思っています。表面波探査法で地盤改良費をコストダウンしてもよいものなのでしょうか。専門家の皆様のご意見をお聞かせください。

また、質問が二つになってしまい申し訳ないのですが、以下の件につきましてもアドバイスいただけますと助かります。
100坪以上の土地に平屋を建てる予定でしたが、通勤にあまりにも不便な地域であったため、計画を見直すことになりました。
1区画50坪強の建築条件なしの分譲地をいくつか候補にしていますが、2階建てで揺れの少ない家、延床45坪強、メンテナンスコストもできるだけ抑えた家を2000万円で建てることは可能でしょうか。
建ぺい率は何れの土地も50~60%、総床100%です。
優先としては地震に強いということと、将来のメンテナンスコストが安いということです。可能であればマッハシステムを導入したいです。
無理という場合は、どの程度の予算追加でできるかも教えていただけると助かります。土地と地盤改良費以外の大まかなトータル額が知りたいです。
よろしくお願いいたします。

専門家の回答

4件

2019年 9月27日
初めまして。 菅家建築計画工房の菅家と申します。

 ご質問の、表面派探査法は、スゥェーデン式より、地盤調査が甘く出るという話を聞いたことがあります。地盤調査が甘く出る分、地盤改良しなくても良いと判断できるから、地盤改良費がなくなる。と言う話だと思います。
 設計者の考え方次第ですが、自分は地盤はやり直しがきかない以上、安全側に見たいと思います。地盤改良は、地盤にもよりますが、柱状改良で普通は50万から100万程。それを削るよりも他を削った方が安心は買えます。

 予算の件ですが、ご希望の条件だと、ざっと3,500万以上と見受けられます。下手すると4,000万超えますね。メンテナンスコストを下げるというのは、良い材料を使うと言うことですし、余裕を持った設計をする(設備を交換しやすい等)なので、それくらいはかかってしまうでしょう。
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ユーザーの返答

2019年09月27日

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ありがとうございます。地盤改良調査の会社の説明によると調査には表面派探査法の方が費用がかかるが地盤調査の結果が細かくわかるので改良費は必要な工事のみに抑えられるということでした。
甘めにでるということではないという説明だったのですが、実際地盤改良費を削減するのは怖いと感じました。

コストの件も回答いただきありがとうございます。

星マーク
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2019年 9月27日
耐大災害特殊設計しています。地盤はくわしいです.表面波探査法はやめた方が良いです。物理的に抵抗値計ったものにはかないません。30坪規模が予算内で可能と思ってください。予算内で造れるもの考えた方が現実的です。
矢印
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ユーザーの返答

2019年09月27日

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ありがとうございます。表面波探査法は、物理的に抵抗値測ったものにかなわないという明快な回答をありがとうございます。すっきりしました。
また予算についてもありがとうございます。30坪規模にするか、土地を探しなおし、もう少し土地の費用を抑えるかで考えようと思います。

星マーク
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2019年 9月27日
Subさん

表面探査法もSS式試験も地盤調査としては簡易的なもので
本来は制度の高い地盤調査を一カ所行い
その補助として表面探査法やSS式試験を数カ所行います。

しかし、住宅の建築程度では簡易的な地盤調査さえ無駄と思う
建て主も多く建築確認も地盤保険も簡易的な地盤調査結果で
地盤改良の必要性を判断し必要な地盤改良を行うことで良しとしています。

調査方法の違いは適した地盤の違いがあります。
調査方法を採用するときはまず国土地理院の地図などより
地盤の基礎調査を行いその結果から適切な地盤調査を行います。

本来は地盤の種類の違いで調査方法を変えるのに
地盤改良費の違いで調査方法を変えるような
調査会社は信用しないほうが良いです。

表面探査法もSS式試験も簡易的な地盤調査なので
その調査結果からの地盤補強でも欠陥事故は相応にあります。

できれば標準貫入試験を行い制度の高い地盤調査を行って
その結果から地盤改良の検討をしてほしいです。

ざっと簡単に書きましたが参考になれば幸いです。

それと、2階建てで揺れの少ない家ですが
2000万円の予算だと30坪程度でしょうか
要望を細かく伺ってないのでざっくりとした概算ですが。

45坪だと3000万円ぐらいですね。

土地探しからお手伝いしていますので
もし興味があればメッセージでご相談ください。
連携しているFPもいますので融資から相談のっています。

■安らぎ豊かな和のデザイン■
■地震に強い安心の耐震設計■
■冬暖かく、夏涼しい高断熱■

一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB:https://www.syotaku.jp/
矢印
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ユーザーの返答

2019年09月28日

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大変詳しく教えていただいてありがとうございます。
土地探しからお手伝いただけるのは、とても頼もしいです。
ありがとうございます。

2019年 9月28日
はじめまして。
千葉県北西部を拠点に営業しておりますヒラヤマホームと申します。

先にいくつか回答されていますが、地盤改良費が安くすむという選択は行わないほうが良いと思います。
しっかりと地盤調査を行って必要な対策を行う、そのために予算はしっかり確保しておく。という考え方でマイホームをお考えになった方が良いかと思います。

地盤調査の手法は、様々にありますがスウェーデン式(5点)と近隣調査データなどから地耐力を検討致します。

弊社では耐震等級3を標準にしており、さらに制振ダンパーも標準となっております。

もし宜しければ検討されている候補地へのプラン入れなど可能ですので、ご興味ありましたら弊社ホームページもご覧になって頂けますと幸いです。
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ユーザーの返答

2019年09月28日

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ありがとうございます。
候補の分譲地の中には建売で建物付きの区画もあり、その建物が二階建て、35坪程度、耐震等級3、省エネ等級4で、建物部分の価格が1800万程度、土地との合計総額が3200万程度となっていました。
耐震等級3でも、地盤が心配だったためできれば地盤調査の方法選定からこだわりたく、質問させていただきました。
アドバイスいただきありがとうございます。

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