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中古戸建てリノベーション

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中古戸建ての外壁リノベーションについて

質問に目を通していただきありがとうございます。

この度、築20年前後の中古戸建てを購入し
外壁も含めてリノベーション予定です。
外壁は過去に一度塗装リフォーム済ですが10年経過しており劣化が目立つ状態です。

塗装やサイディングへの張り替えも考えたのですが、今考えている工務店はそとん壁を標準仕様とされており、そとん壁を採用予定だったのですが、限りある予算の中で、外壁に充てる費用がかさんでしまい、内装の一部を諦めるか、外壁を諦めるかの選択を迫られている状態です。

そこで今回質問させていただきたいのですが、

①サイディングやガルバリウムへの張り替え
 とそとん壁塗装では大きな価格の違いに
 はなりませんか?
②ガルバリウム、そとん壁とサイディング
 耐震性能はどれが一番良いのでしょうか?
③ そもそも既に築年数がたった家を今後
 長期間住み続けるのは現実的ではないと
 思うので、高価なそとん壁を使用して
 メンテナンスコストを抑えるべきなの
 でしょうか?

お忙しい中恐縮ですがよろしくお願いします。

専門家の回答

6件

星マーク
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2023年10月 3日
大阪市の設計事務所です。
①サイディングやガルバリウムへの張り替えとそとん壁塗装では費用は全然違います。既存外壁にもよりますが、下地構成のことを考えてもサイディングやガルバリウムの方がやりやすいように思います。

②耐震性能は外壁材で担保するものではありませんので、関係ありません。

③これは住まわれる方の価値観によるかと思います。そとん壁は高価がゆえの理由があります。費用だけで比較されるものではありません。お金を出す以上は各仕上げのメリット・デメリットを業者に確認される方が宜しいように思います。




矢印
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星マーク
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2023年10月 4日
EPS外断熱工法で断熱工事と外壁工事をイッパツ工事でかねることです!
矢印
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矢印
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星マーク
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2023年10月 4日
阪神淡路の地震後の2000年に耐震基準が大きく変わりましたので、その前か後かで判断は揺れます。
築20年前後とはビミョーですね。
その点をまず確認しましょう。
耐震だけにこだわるのであれば、建物が軽い方がいいのでガルバリウム鋼板ということになるのでしょうが、そこはデザインや好み、耐用年数、工事費などなど、総合的に判断することでしょうね。
既存壁が何かという事も、大事な要素ですよ。
矢印
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星マーク
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2023年10月 4日
初めまして。クサノユカリ建築設計室と申します。
京都で活動している設計事務所です。

外壁について、そとん壁はかなり高級な部類に入るので、
サイディングに変更されると大幅にコストダウンするかと思います。

後、外装材によって耐震性能は変わりません。
強いて言えば、石やタイル貼りは地震時に崩落する恐れがある程度です。
耐震性能を上げたい場合は耐震補強工事行う必要があります。
耐震補強工事を行うかどうかは、建築士による耐震診断を実施されればはっきりしますので、工務店へ相談されてはいかがでしょうか。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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星マーク
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2023年10月 5日
マツコ様
初めまして、神戸で活動しております(株)宮木博和建築設計事務所 宮木と申します。
①そとん壁が一番高価になります。 そとん壁のメリット・デメリットがあると思います。最初のアプローチ(気にいった工務店)は自然素材を重視した建物にしたいと思われたのではないでしょうか? 他の外壁材もメリット・デメリットがありますので、しっかりと提案いただいて、許せる範囲であればサイディング・鋼板もありかと思います。 一番コストを下げていかれるのであればサイディングかと思います。
②建物の耐震性で考えると軽い素材が有利に働くので鋼板です。しかし建物は軽くしすぎても問題があります。耐風の事も考えなくてはいけませんね。外壁素材の耐震性=揺れた時の追従性と考えるとサイディング・ガルバ>そとん壁となります。そとん壁は自然素材なのでひび割れが出やすいかもしれません。デメリットもしっかりと受け入れて考えてないといけません。
③そとん壁が気にいっているのであればすべきかと思います。でなければそとん壁標準仕様の工務店を変えれるのであれば違う考え方もできるのではないでしょうか。恐らく標準がそとん壁であれば、他素材は標準外となり思ったより金額が下がらないケースもあります。
築20年との事ですが、建物の状態はいかがでしょうか? 建物はHMで建てられたのか建売住宅なのか工務店(建設会社)が建てたのか色々なケースがあります。しっかりと考えられた建物であればまだまだもつ年数でもあると思います。恐らく新耐震基準の建物かと思われますが、新耐震基準が出来た当初はチェック体制も整ってないのでフルリノベーションされるのであればこの機にしっかりと見分けれる方に確認してもらう事をお勧めします。 長々となりましたが、マツコ様の思い描く建物に変身する事を願ってます。

https://m-aa.co.jp
矢印
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矢印
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2023年10月 6日
大阪の設計事務所です。
質問拝見しました。どこにコストをかけるか、難しい選択でお悩みかと思います。

一つの案としては、外壁にかけるコストを最小限にし、内装にコストを当てる方針があるかと思います。

外壁は、劣化が目立つ部分の補修程度とし、(漏水が起きない範囲に留める)極力コストを抑えることで、内部にお金を掛けることができます。

性能面は妥協せず、補修をする必要がありますが、デザイン的にはあえて手を加えないことで、外部と内部のギャップをつくり、家に入ることでしっかりと改修された空間を演出することもできます。
弊社の事例にある戸建リノベでは、同様の方針とし、内部にコストをかけるようにしました。

詳細なお話をお伺いできれば、さらなるコメントも可能ですので、お気軽のご相談ください!
矢印
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