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家づくり相談

築44年の家について

はじめまして。20代の者です。
祖父の方から築44年で10年間生活していない(週1で窓を開けたり床拭きはしていた)一戸建ての家を譲り受ける事になりました。
雨漏りもしていて80坪程の家です。

正直、築44年なので地震についても心配で譲り受けてもどうすればいいのか悩んでいます。
折角譲り受けるので使いたい気持ちはとてもあります。

そこで質問です。
⑴800万円の貯金があります。800万円という金額でリフォームをしこれから先の何十年の生活をする事は可能ですか?(最大でも1000万円までしか出せません)
⑵⑴が無理なら譲り受けた家はどうすればいいと思いますか?

乱文ではございますが、何卒よろしくお願い致します。

専門家の回答

5件

2017年 4月14日
耐震診断をし、結果を見て、その後、判断されると良いです。
不明の点はk-tsur*****.comまで
鶴崎より
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2017年 4月14日
Yuuta 様
単純に80坪の大きな屋敷を800万円で耐震補強を含めた全面リフォームというのは絶対に無理です。
金額的にはキッチン・浴室・トイレ・洗面の設備入れ替えプラスα程度かと思います。
また、建物の内容(耐震性能等)が判りませんので、メールで直接ご連絡頂いた方が詳細なアドバイスができます。(滋賀なら現地確認も可能です。)
Yuuta様の今後のライフスタイルで、選択肢も大きく変わると思いますが、大きく3つの選択肢になるかと思います。
① 売却
シンプルに生活されるお考えなら、大きな屋敷は維持費が掛かるので困難かと思います。古民家的な価値があれば建物への評価も多少ありますし、立地等によっては田舎暮らし思考の買い手がある場合もあるでしょう。
不動産屋に相談することになります。
② 解体新築
いずれ住宅を取得する必要がお有りであれば、長期的にはこの方がコストが掛らないでしょう。(建物のグレードにもよりますが)
40坪程度で2500〜3000万円
土地は取得不要なので普通より有利ですね。
③ リフォーム
80坪の規模のまま全面フルリフォームなら、内容によりますが2000万円〜4000万円程度でしょうか。
不必要な部分は解体減築するというのも、維持コストを抑えるには現実的ですね。
残したいお気持ちもあるでしょうが、規模に比例して維持費は高くなります。
また、最低限の補修(雨漏り・蟻害・腐朽取替・設備更新)なら1000万円で可能かもしれませんが、どこまで手を入れるかで大きく変わりますので、あとは総合的に資金計画から御判断していただくしかないと思います。
SSD建築士事務所株式会社 瀬古 智史
*****
Mail: ssd_woo*****e.jp
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2017年 4月14日
Yuutaさま

木造住宅は傷んだところを補修し続ければ100年でも住むことはできます。ただしその都度補修しますのでランニングコストは掛かります。これは新築の住宅でも同様です。

老朽化や耐震性能などは実際に調査してみないとわかりません。調査せずにはプロはアドバイスも見通しも立たないです。まずは市区町村の耐震診断を受けましょう。築44年ということは新耐震施行以前ですから耐震補強工事の補助金対象です。

耐震診断を優先させたほうがよい理由は、近く予想される大地震に対して命が最優先事項であるだけでなく、命が守られたとしても、倒壊寸前で赤紙が貼られ、帰る家が無くなると応急仮設住宅に住むことになります。これが精神的にも人生設計においても、最も大きな負担を強いられることになります。

800万が多いか少ないか?これは既存家屋の劣化診断や耐震診断の判定結果や、リフォームの改修内容によります。ひとつひとつを丁寧に積み重ねて、総合的に判断しましょう。
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2017年 4月14日
初めまして。
大阪市で設計事務所を開いております、堀内総合計画の堀内敏彦と申します。

質問(1)1000万円までのリフォームでこの先何十年かの生活ができるか?
改修内容を耐震改修、及び雨漏りや腐朽に対する住宅の本来機能回復用改修のみに限定すれば予算内での工事は可能と思います。雨漏りや腐朽がひどい場合は、一部解体撤去して残りの部分を改修(減築改修)すればよいでしょう。ただし、何十年も住み続けるには、その先10年毎くらいのメンテナンスが必須です。

質問(2)(1)が無理なら家はどうしたらよいか?
減築改修でも費用がオーバーするようであれば、残念ながら解体するしかないでしょう。傷んだ空き家は周辺環境の悪化をもたらすことになりかねませんので、放置しておくわけにはいきません。税制のこともからんで難しいところではありますが。

いずれにしましても、現状を専門家に見てもらい、どのような方策が考えられるか提案してもらうことが一番です。費用は相談すればよいでしょう。歴史的、文化的に価値のある建物かも知れませんし、たとえそうでなくとも本人が愛着あるものであれば何とか残して使っていくというのが良いと思います。現地が滋賀県のどのあたりかわかりませんが、ご連絡いただければ相談にのることは可能ですのでご検討ください。

当事務所の連絡先は以下のとおりです。
E-mail t.horiuch*****.com
TEL *****
FAX *****
URL http://www.horiuchi-aa.com

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2017年 4月17日
はじめまして。
大阪で設計事務所をしております若林秀典建築設計事務所の若林と申します。
私の出身が滋賀県ということもあり、気にかかりメッセージ差し上げました。

他の方も回答されていますが、譲り受けられた家の状態にもよるかと思います。
築年数も考えると耐震性能においても十分調査が必要になるかと思います。
その上でご予算の中でどこまでの改修を望んでおられ、またどこまでできるかを検討していかなければならないでしょう。
最初は必要最低限の改修とし、今後はメンテナンスも含め段階的に少しづつ手を加えながら暮らしていくことになるのではないでしょうか。

当事務所にご興味をお持ち頂けるようであればお気軽にご連絡頂ければ幸いです
よろしくお願い申し上げます

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若林秀典建築設計事務所  
542-0081
大阪市中央区南船場1-3-27 IFP南船場ビル3F
Tel : ***** Fax : *****
Mail : o*****ayashi-aa.com
HP : www.wakabayashi-aa.com
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