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家づくり相談

(密閉空気層)壁厚より薄い断熱材を使用することについて

先日、壁厚と断熱材の兼ね合いについて質問させていただいたものです。
たくさんのご回答を頂き大変ありがとうございました。

この件について再度質問させてください。

柱は120mmになります。
断熱仕様については外張EPS50mm+高性能グラスウール16k充填となります。
グラスウールを105mmか120mmにするかで工務店と協議しています。
壁体詳細については添付画像をご確認ください。

先日の回答を基に「高性能グラスウール120mm&気密シート」で施工をできるよう協議しました。
以下、工務店から説明を受けた内容です。

これまでの施工手順ではうまく段取ができないこと、計算上はUA値が同じになること、施工費が7万円程材料代が減らせてお得になるとのこと。
工務店が計算したUAを見ると、どちらの施工でも0.32という数値で変わりはなかったです。
UA値が変わらない理由としては、105mmにすることで発生する15mmの隙間は密閉空気層という扱いになり、断熱材として計算できるとの説明を受けました。
気密測定結果は平均0.3以下とのこと。   

工務店側の提案は正しいのでしょうか?
  • (密閉空気層)壁厚より薄い断熱材を使用することについて

専門家の回答

2件

2021年11月17日
アーキネットデザインLLCの市川です。15mmの隙間は密閉しませんので対流が起こり性能は大きく落ちてしまいます。壁の厚さの断熱材を充填しましょう。コストの問題であれば外張りをやめて、内断熱の性能を上げることも検討すると良いでしょう。
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