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平屋で少ないエアコンでの空気循環について

現在工務店さんと間取りの打ち合わせをしており、延べ床35坪の平屋で、エアコンをリビングと寝室に2台設置する予定です。子供部屋(大きな部屋一つで今後分割するかもしれない)と書斎が寝室に隣接してあり、そこにはエアコンは設置しない予定でそこにも空調を効かせるため、書斎と子供部屋と寝室のドアの上を貫通させて、寝室のエアコンを効かせようという提案を受けました。バースを見せてもらった感じ、ドアの上の貫通は高さ10ー15センチほどのように見えました。
各部屋にエアコンを置くと費用もかさむため、良いかなと思いましたが、書斎でリモートワークをする際に音が他の部屋に漏れたり入ったりする不安や、将来子供が思春期になった時音が漏れる部屋だと嫌がるかななどと色々考えてしまいます。また、仕事上妻が昼間寝室で寝てその隣の書斎でリモートワークすることもたまに出てきそうなのですが、光や音が漏れそうで不安です。

そこでお聞きしたいのが、平屋で少ないエアコン数の場合、ドアの上に隙間を作って空気を循環させることはよくある手法なのでしょうか?またその場合、音漏れや子供のプライバシーなどはどうなるのでしょうか?

ちなみに全館空調にすればドアの隙間なくせるとは考えたのですが、設置費用とランニングコストが高くなりそうなので今のところ考えてません。

専門家の回答

6件

2023年 5月 2日
冷たい空気は下に下がっていきますが、暖かい空気は上に上がってきます。
ドアの上に隙間をつくると、冬はよさそうですが、夏は思いのほか、エアコンのない方の部屋は暑くなるかもしれません。

プライバシー等を心配されるのでしたら、隙間をあけるのはお勧めしません。

ただ、お子さんが住まわれるのはお子さんが家を出るまでの短い期間です。
お子さんが出られた後も家での生活は長く続きます。その先のことも考えて計画・検討されることをお勧めします。
矢印
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2023年 5月 3日
 先に回答された専門家が書かれたとおり、ドア上開口だと寝室をかなり冷やさないと子供部屋や書斎への冷房時の効果は期待できないと思われます。また群馬県からのご質問となると夏の酷暑が気掛かりで、加えて隣室間の音や光がかなり気にされるようでしたらなおのこと、ドア上開口はお薦めできません。
 ただ、子供部屋のあり方は将来改めて考える、寝室と書斎の関係は住みながら考えていくとすれば、新築時は、子供室と書斎のエアコン設置場所を想定しておいてそのそばへのコンセント設置までに留める、という選択肢はありそうです。
 工務店さんはもしかしたら、子供部屋と書斎にエアコンは設けないというほりにし様の前提を重く受け止め次善の策を頑張って考えて下さっているのかもしれません。もしそのような工務店さんなら、将来対応を考えたいとなれば、エアコン設置場所の想定やコンセント設置について積極的に相談に乗ってくれるのではと思われます。

 
矢印
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矢印
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2023年 5月 3日
そんなことよりエアコン電源冷媒菅の穴だけ着けてあとは引戸にしとけば良いんです。後でつけられれば後悔無しです!
矢印
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矢印
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2023年 5月 3日
子供部屋はれっきとした居室ですよね。恐らく寝室より人の滞在時間は長いでしょう。冬の寒い時、最近の夏の酷暑の時、子供さんにそこで勉強しなさい!というのはかわいそうですよね。全館空調する必要はありませんが、子供部屋にもう一台、エアコンは必要だと思います。今すぐに付けないのであれば、将来用の電源とスリーブを付ける必要があります。書斎と寝室は引戸で仕切れば良いと思います。
矢印
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矢印
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2023年 5月 3日
初めまして。クサノユカリ建築設計室と申します。
京都で活動している設計事務所です。

ドアの上に隙間を作る場合、冷たい空気は下に溜まるので、夏場は効果が薄れそうです。
又、寝室・書斎・子供部屋で生活時間にばらつきがありそうですし、
ご心配されている音について将来悩みの種になるのではないかと思います。

後々、エアコンを増設してドアの隙間を埋める工事を行うことは、
それなりに費用が掛かりますので、最低でもエアコンを設置できるように、
天井近くにコンセントを設置されることをおすすめします。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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矢印
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2023年 5月 4日
ほりにしさま

エアコンの台数を増やすと電力会社との契約アンペア数が増えますので基本料金も増えます。

平屋の場合は基本的に空調の設計は、二階建てなどに比べると上下の温度移動が少なくなりますから割とし易くなると思われますが
エアコンの台数を増やすよりも、外部の空気と内部の空気をどのようにして循環させるのかに空調計画の成功も掛かってきます。

エアコンの機器もそうですが、どんなに性能の良い機種を使っても工務店さんの工事、つまり設備屋さんが基本の穴あけ部分の断熱の後始末をきちっと出来ないと冷気や熱気が駄々洩れになります。

断熱材をいくら高性能のものを入れて設計しても、穴の部分のほんの僅かな断熱材の足りない部分があったり、空気が漏れてしまうような部分があるとそこが結露したり熱の損失が想像以上に大きいことになります。

例えると、穴の開いて沈みそうなボートの水を肝心の穴を塞がずに、バケツで掻いて捨て続けるようなものです。

エアコンの効率もあったものではなりません。

それだけこの穴の細かな施工は大切です。

ですのでエアコンを将来的にも取り付けたい場合にはアース付きのコンセントの設置はもちろんのこと、予めこの穴の開口部分の断熱をきちんと入れてあげることが必須です。

残念ながらエアコン業者はほとんどの場合、この断熱の処理が殆どまともにできません。

それは自分の仕事とは思っていないから。

ですので工務店の現場担当者がしっかりと設備会社に指示をして、本当にきちんと出来ているかどうかを必ず目視で自分で確認しなくてはなりません。

石膏ボードで塞いでしまって壁紙を張ってしまったら確認のしようもなく、後で取り付けるにも結構大ごとになります。

その工務店さんが断熱の細かな方法やどこまで分かっているのか定かではありませんが、工務店さんが技術的に本当に分かっているかどうかの目安にもなりますので必ず聞いてみてください。

画像を見ないとなかなか分からない事ですので、具体的にもっと理解したい場合は写真と共にご説明します。

このような空調に関する悩みは最近とても多いのですが、私が設計施工した43坪の平屋は外気温33℃の時にエアコンなしで室内が25℃に収まりましたので、ご興味がありましたらその方法をお伝えします。

エアコンを寝室と子供部屋と居間に3台付けましたが、上記の条件でエアコンの稼働は無しでした。

特別にすごい高性能の断熱をしたわけではありません。

断熱の細かな欠損が出ないようにしつこく塞いでリーズナブルな24時間換気システムを採用しただけでした。

矢印
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矢印
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