3マス?1マスが910㎜ってことですか?多分そうなんでしょうが、
こういったことを質問するときには図面の全体を出した方が良いですね。
建築士ってのは見た目じゃなくて「寸法」で判断しますので。
一応2730㎜だって前提で行くと1寸勾配が1:1という意味で考えますと、
軒桁から273㎜、つまり27㎝程度しか上がっていないことになります。
この勾配が実施できるのは「立平葺き」という工法しかないです。
1/100対応で登場しましたが、雨漏り事故ばかり起きたので「最低高さ」を
18㎝にしろだとか1/50に公表値を変更したメーカーも有ります。
僕も1/100で痛い目に遭いましたので今は1/50で設計し、最低でも20㎝の
高低差が出来るように設計しています。
南側が3640㎜ですから364×2=728 72㎝上がっているという事ですね。
北側の壁の高さは72-27=45 です。
北側の屋根と壁の取り合いの防水立ち上がりを25㎝は取りたいので
45-25=20 20㎝の出来上がりのサッシであれば取り付け可能です。
しかし軒天との取り合い部分の納まり、室内天井の納まり等のこともありますから、
十分に検討をしなければならないです。
どうしても高窓を付けたいのならば、僕ならば北側の軒を下げます。
しかし平面図と立面図の整合性が取れていないように思えてならないので、
回答が役に立たないかもしれません。悪しからず。
URBAN GEAR 本多