梁を見せることは可能です。
ただ、天井を貼るかどうか、また天井高をどれくらいにするかは、建物全体のイメージおよびその部屋をどういった空間にしたいかで決まってくると思うので、一概にこれがいいとお答えするのは難しいです。
和の住宅で、梁を見せるというと「町家建築」(奈良の奈良町や京都の祇園が有名です。)を思い浮かべますが、「数奇屋建築」でもよく用いられる手法です。(添付写真は桂離宮「月波楼」です。)
方形の屋根、梁現しで有名なのは京都高台寺の「傘亭」です。
ここから発想を得た住宅に「から傘の家」(篠原一男)があります。
ユーザー10231さんのご希望の「木造平屋で総和室、方形の屋根に梁現し、水周り、縁等は下屋で」ということなら、数奇屋建築に近くなるのかなと思いますが・・・
HPに町家建築、数奇屋建築ともに掲載しております。
お時間があります時にでもご覧いただければ幸いです。
TAS高橋洋臣e久美1級建築士事務所
高橋久美
http://www.tas.e-arc.jp