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家づくり相談

木造平屋建ての和室について

大阪府在住のものです。

現在家を新築する予定で、木造平屋だての総和室で考えています。

中心に18帖ほどの和室をもってくることになっているのですが、このように広い和室空間において、梁をみせるような建築は可能なのでしょうか?それとも、普通に天井を設置したほうがよいのでしょうか?その場合、天井高はいかほどにすると落ち着ける空間になるのでしょう。

屋根には主として方形の屋根をのせ、水周り、縁等は下屋でカバーする形になると思います。

どうかご意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

6件

2011年 6月19日
適値コム(テキネコム)より

梁を魅せることは可能と考えます。

天井のどのように魅せるか。これは趣味趣向ですから、なんともいえませんが、純和風であれば、梁は余り魅せません。

天井高がどの程度であれば落ち着くか。
これも趣味趣向があるので、難しいですが、茶を点てるなどの
その部屋に対する扱い方によって決まると思います。

但し、大きな18帖なる和室であれば、特に大空間であっても
良いと思いますよ。

屋根についての表現はいま一つ理解できませんでしたが、基本なるimageの建築があれば、そのimage写真などを設計者に魅せて説明していくと非常に理解しやすいと思います。

参考になればよいですが。


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矢印
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2011年 6月20日
平屋はいいですね。
梁を出すのはいいと思います。全然、可能だと思います。
ただ、その場合はどう出すか計算して構造体の美しさから考えた方がよりよい空間になりますね。梁の樹種や塗装をするかどうかによっても変わります。
2.6~2.7mほどの高さで天井を貼ると広く感じて、綺麗にできますが、小屋裏に湿気も溜まりますので、梁を出して天井を高くとる方がコスト的にも良いと思います。
ただ、その場合、しっかり外断熱にする方が良いのと
天井が高いと暖かい空気が上にたまるため、冬場の暖房に工夫が必要です。
サーキュレーターや床暖房、床置型のエアコンなどいろいろ方法はあります。
もし、よろしければ具体的にご相談ください。
矢印
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2011年 6月20日
ユーザー10231さん
和室で梁を見せること可能です。古い日本家屋でも梁を見せる事例は沢山あります。18畳の広さですと天井は2.7m程度が目安です。お寺の本堂だともっと高い天井もありますが。住宅は2.7m程度がほどよいと思います。水回り、縁側を下屋は良いですね。落ち着いた佇まいになります。

平屋の総和室良い日本家屋になりそうですね。楽しみです。
一級建築士事務所 匠拓 寺澤秀忠 http://www.syotaku.jp/
矢印
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2011年 6月21日
梁を見せることは可能です。

ただ、天井を貼るかどうか、また天井高をどれくらいにするかは、建物全体のイメージおよびその部屋をどういった空間にしたいかで決まってくると思うので、一概にこれがいいとお答えするのは難しいです。

和の住宅で、梁を見せるというと「町家建築」(奈良の奈良町や京都の祇園が有名です。)を思い浮かべますが、「数奇屋建築」でもよく用いられる手法です。(添付写真は桂離宮「月波楼」です。)

方形の屋根、梁現しで有名なのは京都高台寺の「傘亭」です。
ここから発想を得た住宅に「から傘の家」(篠原一男)があります。

ユーザー10231さんのご希望の「木造平屋で総和室、方形の屋根に梁現し、水周り、縁等は下屋で」ということなら、数奇屋建築に近くなるのかなと思いますが・・・

HPに町家建築、数奇屋建築ともに掲載しております。
お時間があります時にでもご覧いただければ幸いです。

TAS高橋洋臣e久美1級建築士事務所
高橋久美
http://www.tas.e-arc.jp
矢印
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2011年 6月24日
和室を畳敷きの部屋という意味でしょうか。それとも茶室のように和のしつらいと立ち振る舞いが一つの空間ムードを醸し出すのをお望みならば、梁を一部現し、一部天井を張るのがよいでしょう。17畳程度の空間であれば、梁を大きくしたり、組み方を工夫すればできます。ただ、その空間での生活の仕方によって、又ライフステージ(高齢期に入る事も考慮が必要です)により、それがベストかよくお考えください。
数奇屋建築で良いと言われる材は高価であり、その材を扱う大工も腕のある大工を見つけなくてはなりません。どの程度の和室をお望みかで、大きく異なってきます。お寺の講堂のような大きな空間もできます。最近は大断面の木造集製材で大空間もできます。梁現しの格天井もダイナミックで面白いです。
どのような和風空間を造るかで天井高は、変わってきます。
取り留めのないアドバイスですが、意匠の型だけにとらわれずに空間の使い方も考慮しないと、後で、後悔することになります。
矢印
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2011年 6月26日
こんにちは。

はじめまして、Atelier SETTENの進藤と申します。
以前私が設計させて頂いた物件で少し?似た部分があると思い回答させて頂きます。(私のページの作品「伯方島の家」でも見れます)

この案件もおおらかに切り妻の屋根をかけて、水廻りを下屋で解決しています。部屋の全てが畳では無いですが、考え方の置き換えは可能ではないかと思います。天井高はそこでどんな行為が行われるか、どういった部屋なのかによって高低を決めればいいのではないでしょうか。セオリーとしては大きな部屋に低い天井高は圧迫感があると言われますが、住宅の場合個人の「気持ちよさ」に委ねてもいいのではないでしょうか。公共の施設の中で18帖程度の部屋をイメージしてシミュレーション(妄想?)されてみるのもいいかもしれませんね(笑

この伯方島の家では約4種類の天井高をつかっています。

矢印
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