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耐震等級について

家づくりを考えておりますが、素人です。

個人的に勉強したつもりで、耐震等級3は最低限必要だと考えております。

工務店で相談したところ、30坪平屋(一部二階)で税抜き2500万円を提示されましたが、耐震等級は2でした。

うちは気密断熱に自信があるから、安くは無い。耐震等級は2だが、制振ダンパーを付ければ大丈夫。むしろ、耐震等級は3もいらない。と言われました。

・耐震等級2+制振ダンパーの是非
・価格はこんなものなのか

お詳しい方、アドバイス宜しくお願い致します。

専門家の回答

9件

星マーク
相談者が役に立った
2022年 7月 3日
平屋をご希望でしたら、普通に設計しても耐震的には大丈夫だと思います。施工金額については、複数の施工会社に合い見積もりを取ることをお勧めします。そのためには、設計の専門家に依頼することをお勧めします。
矢印
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ユーザーの返答

2022年07月03日

こびのプロフィール写真

ありがとうございます。複数の見積もりを取りたいのですが、見積もりには10万円必要というところが多く、なかなかどうしたものかと悩んでおります。

星マーク
相談者が役に立った
2022年 7月 3日
品確法による耐震等級はもちろん耐震性の基準ではありますが、倒壊されない事を担保するものではありません。地震などの自然災害は時に人類の予想をはるかに上回るものですし、実際に等級2や3の家でも倒壊しております。私も専門家ですからもちろん否定はしませんが、可能性や確率の話です。当然工事に割り増し費用もかかりますし、納得されるスペックであれば費用も出せるところだと思いますが…
30坪平屋で2500万円(税抜)、昨今高騰している建築費の相場からみても安いと思います。
矢印
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ユーザーの返答

2022年07月08日

こびのプロフィール写真

アドバイスありがとうございます。

2022年 7月 3日
初めまして。クサノユカリ建築設計室と申します。
京都で活動している設計事務所です。

耐震等級が高ければ地震に耐えられる。だけではありません。
建物の立地条件・地盤状況等、総合的に考える必要があります。
傾斜地・擁壁地・崖の裏等、耐震等級が3でも危険を含んでいます。

一点、平屋は構造的に2階建てより強く作ることができますのでメリットがあります。
等級にこだわるのではなく、建物の建て方・壁の位置など、総合的に相談できる会社へ依頼されることをおすすめします。

最後になりましたが、工務店の金額は、今の情勢・コストを考えると、決して高い金額ではなく、むしろリーズナブルな方だと思います。

ご参考になれば幸いです。

クサノユカリ建築設計室
https://www.kusanoyukari.com/
矢印
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矢印
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2022年 7月 3日
今晩は
耐震等級は3が最大だったと思います。

 品確法からくる、「性能表示」はその項目によって等級の数も異なりますが、
少し乱暴な言い方ですと、1が建築基準法と同等と考えて良いかと。

 耐震等級3ですと、計算上はかなり構造的に丈夫(確か、等級1の1.5倍程度)ですが、大きな開口部等が設置することが困難で、個人的には興味がありません。
 計算上であって、耐震等級3でもバランスが悪い等で壊れることはあると思います。
 構造計算の前に仮定をする段階で、計算に見込む耐力壁とそうでない壁を分ける等、実際は耐力壁以外も力を負担するとバランスが悪くなるのでは?と疑問に思うところは多々あります。

耐震等級3 に拘る理由が分かりませんが、構造的にバランスが良い方が大事かと。
ちなみに制震ダンパーは、揺れることによってエネルギーを吸収する仕組みですので、耐震等級3には向かないかもしれません。(一概には言えませんが)
矢印
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矢印
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2022年 7月 3日
耐震等級は全く価値がありません。皆さまは価値を知らずに等級が上のものが優れると勘違いしています。耐震等級はガチ揺れで家が壊れないだけで怪我人だらけになるだけで危険な家となります。壊れないより怪我人を出さない揺れない家が遥かに上位です。揺れない家のが破損しません。勘違いの原因は無知と同じに至ります。
矢印
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矢印
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2022年 7月 4日
大阪の設計事務所です。
耐震2+ダンパーでも効果はありますが、認定はございません。
耐震3は基準法レベルの1.5倍の耐震強度を計算上持ったものと認定を受けるものであり、倒れないことを保証するものではありません。
平家の場合は地震時の揺れの影響が多層階ある建物より小さいため、コスパとしては悪いと考えます。
何も保証してくれないことが大きいと思います。
矢印
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2022年 7月 4日
はじめまして。質問を拝見致しました。
私的嗜好など抜きに客観的にご回答させていただきます。

先ずは、耐震等級とダンパーの関係です。
眼に見えるダンパーなどを付けると効きそうなので、大丈夫という方がいらっしゃいますが、それは間違いです。先ずは耐震設計をなされて初めてダンパーなどが効いてきます。耐震等級3を目指して、初めてダンパーなどを補助的に使うと宜しいでしょう。
あと、気密断熱と耐震の話しを混同されていますが、気密断熱をしっかりする、という事は耐震性をあげて、ボードなどの継手が壊れないようにしてあげる必要があるという事にも直結致します。要は両方が大切なのです。
設計者がきちんと初期段階より検討すれば耐震等級3は難しくありません。
大きな開口部が出来ない、や自由設計になれないというのは設計者の怠慢です。そんなに高い費用をかけなくても等級3は取れます。素人とおっしゃっていますが、素人なりにプロに耐震等級3でお願いします。という権利はあるはずです。意見を聞いてくれ、きちんと説明の出来る設計者を選ばれてはいかがでしょうか?
補足ですが、等級2は悪いわけではありません。基準法の1.25倍の強さを持ちえます。しかし、おひとりの先生が書かれていたように、構造の事を考えていなくても、計算上だけで等級が取れる場合があります。その辺はきちんとした設計を考えられる方に依頼された方が宜しいでしょう。等級2又は3でも崩壊した家がある、というのはそういう意味かと思います。(1階の大きな無柱空間の上に2階の部屋がたくさん並んでいるなど)
最近は材料費や断熱性能も上がってきています。総じて金額はそのくらいはかかるかと思われます。
参考になれば幸いです。
矢印
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矢印
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2022年 7月 4日
耐震等級3で許容応力度計算で構造計算されていることが最低条件と思います。
ダンパ-はそれ自体オプションと考えればいいかと思います。
例えば車で言えば安全アシストシステムのような存在です。
最低限の安全性は耐震等級3で科学的の構造計算をすることをお勧めします。
熊本地震で震度7に2回耐えたのは耐震等級3で構造計算された建物だけです。
耐震等級3はいらないという工務店はやめた方がいいです。
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2022年 7月 4日
初めまして、アーキネットデザインLLC代表の市川均と申します。なるべく簡単にでも正しく木造軸組を解説します。木造軸組工法は、柱と梁の軸組(木組みとも言います)と耐震構面(垂直壁面と水平床面)と接合部の3要素で出来ています。その3要素は全て大切ですが、中でも一番大切なのは軸組なのですが、耐震等級は耐震構面のそれも垂直壁面でしか評価しませんので注意してください。また、平家の場合はなおのこと、軸組と接合部が大切です。また、耐久性も大切です。それらをきちんと設計し工事できなければ、丈夫で長持ちの家は出来ません。軸組(木組み)と接合部(仕口や継手など)を少し勉強してみてください。
アーキネットデザイン合同会社代表
早稲田大学建築学科非常勤講師 市川均
矢印
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