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新築戸建て小屋・離れ土地

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別荘地の取得について

現在都心で会社員として働いていますが、同時に登山ガイドとヨガインストラクターとしても仕事をしています。

自然の近くで暮らすライフスタイルを実現したく、長野に土地探しをはじめました。低予算で考えているため、借地権の別荘地(土地は村が所有しており30年更新で60年目に入っている別荘地、管理費年間約50000円)で土地を取得し、自宅兼ヨガスタジオを建てたいと考えています。

土地についてご質問なのですが、所有権と借地権のメリットデメリットがあればお教えいただけますでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。

このアドバイスは、旧HOUSECOの家づくり相談のアーカイブを移行したものであり、現行SuMiKaが提供する機能と齟齬がある場合があります。

専門家の回答

3件

星マーク
相談者が役に立った
2013年 3月15日
masamiさん

高田馬場で土地探しからの高品質でローコスト注文住宅
を設計しているマックスネット・コンサルタントの片瀬と申します。

弊社は、設計事務所と不動産コンサルをしており、設計した殆どの物件が
土地探しから行ったものです。

借地権の場合、定期借地、普通借地に大きく分かれます。
所有権と借地権との大きな違いは、土地に関する住宅ローンが組めるか
組めないかの違いがあります。
借地権の場合、殆どの金融機関では、住宅ローン等、組むことが出来ま
せんので、注意してください。

しかし、今回の場合、管理費用を取っている分譲地ですので、提携の
金融機関があると思いますので、販売会社に確認してください。

また、最近の動向では、別荘地は、値下がり傾向になります。
所有権であっても、かなり安く購入できると思いますが・・・
しかし、場所によっては、全て借地分譲のエリアもありますので、
その場合は、仕方ないですね。

解らないことがあれば、下記まで直接メールして頂ければ、回答致します
ので、ご検討、宜しくお願いいたします。
k*****t-g.co.jp

土地探しからの家づくり:http://www.maxnet-g.co.jp/
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ユーザーの返答

2013年03月15日

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片瀬さま

早速のご回答をありがとうございます。
大きな差はローンが組めるか組めないかということですね。

参考になりました。
ありがとうございます。

星マーク
相談者が役に立った
2013年 3月16日
借地法には新と旧借地法があります。旧借地法とは住み手に有利と言われます。
存続期間の違い

借地権の存続期間は、新法では建物の種別に関係なく、一律に30年となります。当事者間でこれより長い期間を定めることは自由です。

一方、旧法の場合は少し複雑で、建物の種類により異なっています。堅固な建物とそうでない建物(非堅固建物:木造など)に分かれますが、堅固な建物の種類としては、石造・レンガ造・土造・コンクリート造・ブロック造などが規定されています(時代を感じますね)。鉄筋コンクリート造はもちろん堅固建物に該当します。

そして、旧法による最低存続期間は堅固建物で30年、非堅固建物で20年となり、これより短い期間を定めた場合には “期間の定めがないもの” とみなされます。

旧法による借地権で「期間の定めがない」ときには法定期間が適用され、堅固建物は60年、非堅固建物は30年となります。期間の定めがなければ無期限というわけではありません。

更新後の存続期間

新法による契約の更新では、1回目が20年、2回目以降が10年となります。いずれの場合も、当事者間でこれより長い期間を定めることは自由です。

これが旧法の場合には、堅固建物が30年、非堅固建物が20年となっています。

この借地借家法が施行された1992年(平成4年)8月1日以前から存続する借地権には、廃止された旧「借地法」が、引き続き適用されることになっています。実際に現在の中古市場で流通している借地権物件も、その多くが旧法適用のものでしょう。

たぶん村がやっている30年更新から行くと旧法と思います。新借地法の場合は適期借地権=期限切れとともに現状復帰をして更地でかえさねばなりません。

メリット=初期投資がかからない。
デメリット=普通対応している銀行はすくない。土地担保が取れないため、融資を受けられにくい。

しかし、サラリーマンの方は労金、そしてフラット35を使うと借地権対応可能です。借り入れが5000万以下であれば通りやすい。また、他に車のローンとか隠して申請すると却下される可能性が残ります。お勤めされている会社の信用度およびご夫妻の年収により審査がおこなわれます。

もし、ヨガ事業開始にともない建設コストをおさえ始める事が懸命ですね。そうであればコンテナハウスを採用してみませんか。基礎の上にコンテナを2っか3っコの字に並べて囲まれた空間を教室として活用するために屋根をわたし、かつコンテナ壁を木壁で覆おう。全くコンテナハウスに見えない工法です。基礎工事にコンテナをのせて、あとは屋根工事でほとんど終わるシンプル工事で事業負担を減らし軌道にのせる手法などいかがですか。増設等も簡易にできます。
興味があればご連絡くださいませ。
写真は地熱利用の設備配管を自作しているところです。
http://www.houseco.jp/work/detail/7603/107603
コンパクトかつオリジナル性が高い自立を目指す装置的建築は自然界の中でヨーギのライフスタイルにもヘルシーかつシンプルライフでフィットしそうですね。人間社会の家より自然界の家の方が楽しそうです。

〒150-0011東京都渋谷区東4-4-6 THE SCAPE R
APEC Architect 佐山慎英 + FUTURE STUDIO (特殊設計部門)
(佐山慎英:さやま のりひで:同じ読みで本名は佐山憲秀)
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MAP http://www.houseco.jp/profile/architect/3377/blog/entry/22124
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ユーザーの返答

2013年03月19日

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佐山さま

貴重なアドバイスをありがとうございます。
ご提案いただいたコンテナハウスにも興味を持ちました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2013年 3月19日
適値コムよりお知らせ致します。

住宅のコストと品質を研究しています。
借地権と所有権の違いは一般的に返すと言う行為があるのが
借地権です。所有権は取得するので、返済を完済すれば自分の
土地となります。

借地権の場合、さまざまなトラブルがあり、条件が特記に付属している
ことが多いです。
よって、ご自身のライフスタイルの変化がないのか。家族構成が変わらないか、などの要因によっても検討するべきかもしれません。

メールによる相談を受け付けております。
*****e.com

適値事業部
コンシェルジュ担当:
矢印
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ユーザーの返答

2013年03月19日

HOUSECO登録のユーザーのプロフィール写真

ありがとうございます。

借地権については、トラブルの原因となることを考えておく必要があるということですね。
気をつけたいと思います。

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