ぴかりん様
茨城県で設計をしております海老原と申します。
ガムテープ、、うーん、、確かにちょっと、ですね。
せめて窓廻りは窓と同色のシール材(コーキング)であれば目立たないと思いますが。。
外壁と軒天材の取り合いも、外壁を軒天より上に貼り伸ばして、軒天部分(水平)にシーリング(コーキング)をすれば、壁面にシール材が出てこないので全然ましだとは思います。(離れて見ればシーリング材は見えない)
ただ止水性と施工性を優先するとこのような納まりになりますね。
(※壁面にシーリング、が一般的な施工方法だと思います。)
今から伝えてそのハウスメーカーさんがどの程度対応するかはわかりかねますが、図面上、窓廻りと外壁の取り合いや軒天と外壁の取り合い部分の見切りについて何も明示がなく、見積もりの内訳にも何も明示がないのなら、「こうなるとは思っていなかった。直して欲しい。」と言って強く要求すること自体は可能だとは思います。
その際に、直してくれるのなら、どのような仕上がりになるかの確認を事前に資料で見せてもらうか、現場で確認した上で施工してもらうべきです。
また、その前にぴかりん様が感じる「きれい」というのもどんな状態なのかを伝えないといけません。
(写真で伝えるのが一番です)
実際、建築主様によって、きれい・汚い・雑の感覚はだいぶ違います。
(図面にも内訳にも明示されていればちょっと難しいかもしれません。シーリング材の色変更くらいは対応してくれるかもですが)
ただ、本当は事前に(施工前に)「きれい」に納めて欲しい旨を伝えておくべきです。
建築に明るい方でないとなかなかに難しいことなのですが。。
ハウスメーカーさんだと、設計施工一括なので、このような細かい箇所は後々のメンテや施工性を重視した納まりで施工するのが一般的と思います。
会社によって仕上がりは全然違いますし、細かく施主に確認をする会社もあります。
が、いろいろ確認を要求されるのもなかなか時間的にも知識的にもつらいものがあるのが実際のところです。
ちなみに、シーリング納め(コーキング)から別の納め方(別途見切り材を入れる等)に変えるとなると、現状の外壁や軒天材を壊す必要も出てくると思いますので注意が必要です。
直すことで雨漏りのリスクが増える可能性もありますので、そのあたりはハウスメーカーさんが責任を持って対応してくれることを確認した方がいいと思います。
なかなか良い回答でなくてすみませんが、ご参考になれば幸いです。
納得いく住まいができることをお祈りしております。
長々と申し訳ありません。
◆海老原建築一級建築士事務所
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