Hirokazuさま
はじめましてアトリエシーユー一級建築士事務所の竹石と申します。
大田区の設計事務所です。
当方は事業用の物件を中心に設計活動しております。
今回ご計画のような賃貸併用の場合は、住宅設計の流れとは違いますので、弊社の進め方をお示しさせていただきます。
1 ヒヤリング
ご自宅部分の計画に必要な情報。資金計画。
2 銀行へ相談
ヒヤリングを元に銀行に融資相談(当初は弊社からのご紹介銀行が多いです)場合によってはこの段階で計画の見直しなどをご提示することもあります。
3 プレゼン
計画案のプレゼンをいたします。その際に資金計画書(キャッシュフロー)を提出します。建物の構造や賃貸部分の計画は、キャッシュフローから割り出した計画になります。家賃は当方と取引のある管理会社から得た査定をもとに計画します。
4 設計契約
プランやデザイン、資金計画などご納得いただいたところで設計契約となります。
5 請負計画
当初の資金計画書を元に設計を進めまして、3社程度工事会社に見積依頼をし、一番良いと判断した会社と請負契約をしていただきます。
6 竣工引渡し
当方設計監理のもと、無事建物完成し引渡しです。
7 内覧会
賃貸部分の内覧会を行い、賃借人を募集します。場合によっては当方で簡単な部屋の飾り付けを行なっています。
8 運営
自宅併用の賃貸は大家さんと一緒の建物に住むということになりますので、全く干渉したくないというオーナー様もいれば、積極的に運営にまで参加されるオーナー様もいますので、それはお考え次第ということになります。
賃貸物件のコンセプトによって管理会社は選ばないといけません。例えば極端にデザイン性の高い物件を一般的な物件を扱う業者さんには売れません。売り(コンセプト)のわかる管理会社を選ばないといつまでたっても埋まらないのです。
私たちはオーナー様は勿論のこと、管理会社とも長いおつきあいをしておりますので、運用上の問題点などもフィードバックいただき設計やコンセプトに反映しております。
今回のようにご自宅と賃貸を併用するというのは、よくある計画のようですが、両方の用途に長けた設計事務所に依頼されることをお勧めいたします。
注文住宅、賃貸住宅は同じ住宅でありながら、全く違うノウハウが必要なのです。
株式会社アトリエシーユー一級建築士事務所
竹石明弘
http://ateliercu.jp