擁壁補修の必要性+水抜き穴の数

１、建築の計画にもよりますが、修復せずとも建築自体は可能です。

２、図面がありませんと高さや範囲がわかりませんのでお答えできません。

３、不要です。（というか後から足すというのができません。）

高さや長さ等規模がわからないので何とも言えませんが、既成品のブロック積み擁壁のようですね。コーナーの部分は劣化ではなく積む際に角度に合わせて欠いて、そこに詰め物をしたものがとれたようです。裏込めのゴロ石も見えている感じですか？高さが2ｍ以下のものであれば、問題ないと思いますが、それ以上高い場合は検討が必要です。水抜き穴は今からでは足すのは難しいと思います。

高さ低いからやり直されてみてはいかがでしょうか？

1.建築確認申請時には、「敷地の安全性」を要求されることになります。
　擁壁に、大きな構造クラックがあり破断していたり、倒れや滑りなどが見られた場合は「安全」とは言えませんので、そのようなものがなければ不要かと思われます。
　ただ擁壁の安全性を証明できない場合は、擁壁が崩れた場合にも建物が安全なように建物配置を考えることになるかと思います。
2.やる場合は、補修というよりは、撤去・新設になるかと思います。
3.水抜きパイプを後から設けてもあまり意味がないと思います。
　かなり年数が経過している場合、恐らく擁壁の裏にある「裏込め石」が目詰まりしている可能性が高いかと。
　今の水抜き穴は、水が出ている形跡がありますか？
　どうしても設置したい場合は、一度掘り返して裏込め石部分に不織布を設置する等して、水抜き穴を設置しないとあまり効果がないかと。

溝様

はじめまして。スタジオグレイの冨谷と申します。
擁壁が有る土地を購入される場合は、必ず専門家にご相談して購入されるのが良いと思います。擁壁の設置義務が有る地域は、大きくの3つの地域で必要です。
①崖条例の指定地域。
②宅地造成工事規制区域。
③造成宅地防災区域などです。
不動産に確認してください。
これらに該当する場合は、既存擁壁が基準に適合しているか調査する必要が有ります。
調査方法は色々ありますが、国土交通省が公開している以下の資料で確認してはどうでしょうか。
①宅地擁壁老朽化判定マニュアル（案）
②我が家の擁壁チェックシート（案）

あと、擁壁の高さが２ｍ以下でも安息角の確認が必要になります。
不要の場合も有りますが。
安息角についてはネットで出ていますのでご確認ください。
高価のお買い物になります。
十分注意してご判断ください。
ご参考まで。

擁壁は非常に難しいので、専門家に相談なさった方がが良いと思います。
もっと全体の写真がほしいですね。
http://www.youheki.com

間知ブロックによる擁壁ですね。
水抜きは2〜3㎡に1ヶ所が基準です。
しかも、低いところに付けないと、水抜きの効果が薄れます。
チャンとした施工とは言えませんね。
ところで、擁壁は土圧で膨らんでいませんか。
心配ですね。