崖地にある中古戸建てを購入しました。
契約前から家屋裏にある物置き(北部側)の扉が開かなく、物置きが崖下に向かって少し傾いていて、気になり不動産屋さんに傾いている指摘をしましたが「傾いていない」「土間を削れば問題ない」と回答でその時から不安がありました。
契約後、土地周りの擁壁を確認したところ擁壁の角が大きく割れており、以前に修復したような箇所が4箇所ほどありました。(その箇所は歩いて回れる為、簡単に確認出来ました。)
その時、物置き側擁壁が沈下してる状況が確認出来、その事を不動産屋さんに連絡したところ「擁壁工事は高いのでうちでやらない方がいいですよ」「補修工事するのであれば見積ります」との回答でした。
また、草木が生い茂ったところを草刈りし、更に確認を進めたところ、擁壁の繋ぎ目から木が生えている状態でした。
崖下近辺には3軒住宅があり、その沈下が見られる北部側には2mほど先に二階建ての建物があります。
もし、土砂崩れや擁壁が倒れる様な事があれば大惨事になりかねなく、心配しております。
契約前から立て直しをする際は、同様の建築が出来ない説明、役所の建築指導からは是正の指示はなく、直すか直さないかの判断は委ねるという回答の話はありましたが、擁壁に関する説明は契約後現在まで無いです。
その事を踏まえて、不動産屋さんに連絡したところ「土地、建物、それに付帯する建築物は現場引き渡し、買主で対処して欲しい」との回答でした。
契約書、重要事項説明書の特記等にも擁壁に関する記載はなく、特許には「屋根、軸組、床、基礎等の躯体、基本的構造部分、水道管、下水道、ガス管については買主承認のもと売主に費用負担を求めないとする」としか記載がなく、
また「令和3年2月13日及び令和4年3月16日の地震による土地、建物の損傷は承知の上売主に請求しないものとする」と記載がありますが、補修跡から見てもかなり前から擁壁に損傷があったと思われ、物置き横に設置してある電柱?(ケーブルを中継する為に建てられたポール]は垂直に立っており、沈下後に建てられた物と推測出来ます。
長くなってしまいましたが、この事から不動産屋さんに契約不適合責任による擁壁の補償を請求したいと思います。
不動産屋さんが契約不適合責任に該当するか否かをアドバイスいただきたいと思っております。
よろしくお願い致します。