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中古戸建てのフルリノベーションで耐震補強はどこまで可能ですか?

現在、中古戸建てを購入しフルリノベーションをして住むことを検討しています。
1981年、2000年などに耐震基準が見直されていますが、例えば築50年の旧耐震の物件を耐震等級3レベルまで引き上げることはできるのでしょうか?
その場合費用はかなりかかりますか?(住宅の状態にもよるとは思うのですが、、)

専門家の回答

3件

2019年 5月17日
耐震3レベルは価値がありません。ただ硬いだけで建物は残りますが、人は怪我をしたり家具の下敷きになります。技術的にはできます。かなりお金はかかります。震度7を震度5にし基礎は亀裂を起こさない耐大災害の特殊設計していますが、多分改修工事日で新築できます。明治時代のお屋敷ならお金をかけて良いかなとは思います。多分に新しい技術の家にはお金をかけても至りません。
矢印
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ユーザーの返答

2019年05月17日

mikomamaのプロフィール写真

回答ありがとうございます。
やはりお金をかけても難しいのですね。
予算の関係で希望の土地での新築は難しく、リノベーションを検討していましたが、耐震性能に不安があり悩んでいました。
子どもが一人で家にいることもあるのでハードの性能はしっかりとしたものにしたいと思っていたのですが、、
色々と相談しながら検討してみます。
ありがとうございます。

2019年 5月17日
mikomamaさん

築50年の中古戸建を耐震等級3にするばあい
建物を支える基礎は作り直しになるでしょうね。

1階は耐力壁が相当足りないので仕切り壁が増えるでしょうし。
2階耐力壁も間仕切りについかしてそれを支える梁補強もあるでしょう。

中古の耐震補強は耐震等級1にするのでも相応の工事で費用掛かりますが。

基礎もやり直す必要がある耐震等級3だと建て替えと変わらないか
場合によっては工事の手間がかかる分だけ高くなるかもしれませんね。

簡単ですが参考になれば幸いです。

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一級建築士事務所 匠拓:寺澤 秀忠
WEB:https://www.syotaku.jp/
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2019年 5月17日
耐震等級3をめざすのであれば建替えの方がコストを抑えられる場合もあります。
既存の住宅が広すぎる場合などは特にです。
地震時にぺちゃんこにならないよう1.0をめざして補強してはいかがでしょうか。
地域によっては補助金もでますし、愛知県(当事務所所在地)では「低コスト耐震補強の手引き」も発行しています。
置き家具などの転倒防止や扉のロック等も同様大切です。
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